▍辻󠄀美保子 個展
 - Spring of My Imagination - 

2024年4月16日(火)〜21日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は15:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では4月16日(火)より辻美保子 個展 - Spring of My Imagination -を開催いたします。
灯りの灯った家や百葉箱などの風景を繊細なタッチで描く辻󠄀の作品は、多くの人の心に切ないほどの懐かしさ思い起こさせます。
美の舎では2回目の個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

中にあるものが何なのか知っているけれど実際に見た事はない、あるいは、その実態や内情を知らずに通り過ぎている。
身の回りにはそういうものがあり、それらと同じ空間の中で生活している。
「百葉箱」を描き始めて10年目の節目に、イメージの源泉を見つめ直し、イメージが変遷していく様子を新しい芽が出る春になぞらえて展示のタイトルを付けた。

「窓辺」 2024年 キャンバス・油絵具 SM 23x16cm
 
「百葉箱」 2024年 キャンバス・油絵具 S3号 27x27cm

▍プロフィール

2015年 武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科 油絵専攻 卒業
2017年 武蔵野美術大学大学院 造形研究科 美術専攻 油絵コース 修了
   
2017年 個展 「箱のなかみ」GALLERY b. TOKYO(東京)
2019年 個展 「すこし扉をひらく時」TK GALLERY(東京)
2020年 個展 「口は扉」Gallery TK2(東京)
2021年 個展 「窓の中」Gallery TK2(東京)
2022年 個展 「家のかげ」Gallery 美の舎(東京都・根津)
  個展 「待ち合わせ」とりときハウス(東京)
2023年 個展 「ささいな事々」Art shop & Gallery mar (東京都・国立)
  グループ展 「港 ヨコハマ 夏の市」 FEI ART MUSEUM YOKOHAMA (神奈川)
2024年 グループ展 「anywhere but here VI」 フリュウ・ギャラリー(東京)
   他、多数
   
2022年 グループ展 「港 ヨコハマ 夏の市」 FEI ART MUSEUM YOKOHAMA (神奈川)
  第40回上野の森美術館大賞展 入選
  第19回アートギャラリーホーム展 入選

▍西村藍 個展  - minor roles -

2024年4月9日(火)〜14日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は15:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では49()より西村藍 個展  -minor roles- を開催いたします。
美の舎では初めての個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

情報が飽和している時代を生きている私達は、自分を見失い、ありのままの自分を生きているつもりでいるけれど、実際は理想の自分や求められる自分を無意識に演じているだけなのではないか。
それをシェイクスピアの「人生は演劇である」という言葉に擬え、演劇の一幕のような作品を制作している。
今回の展示では脇役•端役にスポットを当て、彼らにも間違いなく存在するストーリーを描いた。
 

▍プロフィール

第28期 公益財団法人佐藤国際文化育英財団奨学生
 
2017 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業
2019 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了
 
[主な個展]
2023

「西村藍 展-Revolving Stage-」 ギャルリー東京ユマニテbis(東京)
2022

「新世代への視点2022 西村藍展「silent drama]」 ギャルリー東京ユマニテ(東京)
2021

「西村藍 個展-私を許さない光-」ギャルリー東京ユマニテbis(東京)
[主なグループ展] 
2023 「第41回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館(東京)
2022 「第40回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館(東京)

「残像」2024年、F8号 高知麻紙、岩絵具、銀箔
 
「共感」2024年、F0号 高知麻紙、岩絵具

三上泉 個展 Accep/ssion

2024年3月19日(火)〜24日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は15:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月19日(火)より三上 泉 個展 Accepssion を開催いたします。
美の舎では3回目の個展となります。表情豊かなガラス造形作品を是非、ご覧ください。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

accept」とは受け入れるという意味があります。美の舎での第一回目個展タイトルは「翔葉の拍」、葉と共に飛翔していくイメージで構成しました。第二回「小さな幻視」では見えない未知の世界をガラスの空間に浮かびあがらせたいと思いました。今回はもう少し人間界寄りに、カトリックの十字架の道行について考え、「受け入れる」がテーマの一つです。個展の最終日324日はちょうど受難の主日にあたります。「passion」とは熱情であり、キリストの受難をも意味しています。二つを勝手にくっつけたのが「accepssion」です。でも、これではスペル間違いなので、間にスラッシュをいれてみました。ガラスとは不思議な物質です・・私はきっといつもガラスに受け入れてもらっているのかもしれません。
 

▍プロフィール

1963年 新潟県生まれ
1995年 大磯にstudio JAME開設。
  ガラスを使って(パート・ド・ヴェール技法)平面の作品を中心に制作。
1996年~2002年 10×10×10展(100人、10センチ立方体、10年)参加。マイカル本牧、渋谷、銀座、青山、横須賀、等で展開。
1997年~2002年 古代技の継承者達展(由水直樹プロデュース)…ギャラリー游(両国)
1999年~2019年 studio JAME&企画展―Glass in Summer他…横浜(元町)、茅ヶ崎、等で展開。
  絵画展とcollaboration(藤沢、横浜、銀座)…創造の丘展2015、O展、燦展、等。
2006年 個展「Turn Over」byキテーネ(辻堂)
2013年 二人展(&イデオ・クリストフォロ・ヤコボ遺作展by鎌倉)
2020年 鵠沼海岸にstudio JAME移設。
  個展「翔葉の拍」by Gallery 美の舎
2022年 個展「小さな幻視」by Gallery 美の舎

神野歌音 個展 「11:59PM」

2024年3月12日(火)〜17日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は15:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月12日より神野歌音 個展 「11:59PM」を開催いたします。
神野は東京造形大在学中。モノトーンで描かれる少年は永遠の世界を生きているようです。
美の舎では初めての個展になります。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

ビロードの闇にナイフが残像を残す。
その躍動を説明するように冷静に筆を動かす。
中庸で未分類な少年期の姿をとった願いを作品にする。
終わりのない世界のために。
諸行無常を赦してしまえるなら、この道は選ばなかっただろう。
あらゆる成長は同時に老化でもあり、宇宙のすべてが緩やかな死に抗えないでいる。
白いシーツをかぶって月光に照らされてみでもすれば、その法則は破れるだろうか。
美しいものを最も美しい状態で保存することは、宇宙の外側に抜け出すのと同じことだ。
クォーツに入り込んだ水に、クロノスタシスの無限の延長の可能性を感じた。
それに倣った三思の断片である作品をここに飾り、終わらない今の証明としよう。

 
 

▍プロフィール

神野歌音  Canon Jinno   東京造形大学在学中
 

[受賞歴]  
2020.10 東京展推薦賞2020 受賞
2021.5 IAG AWARDS 2021  オーディエンス賞 受賞、協同組合美術商交友会賞 受賞
2021.10 東京展推薦賞2021 受賞
 
[紙面掲載]
2023.6.29刊行 『ExtrART file.37』(アトリエサード)  初個展「月光」の全作品を掲載。
2021.10.8刊行 『美術屋・百兵衛 59号』(麗人社)  美男子画特集に作品画像とインタビューを掲載。
2023.6.23刊行 『月刊アートコレクターズ 7月号』(生活の友社)  コレクション拝見のコーナーに作品が掲載。
 
[展示歴]
2024 神野歌音 個展 in SENDAI-Kaffee、東京
2023 神野歌音 個展「月光」SUNABAギャラリー、大阪
  「アートまみれ vol.2」Artgloriex、東京
  「AYAKASHI 妖精vs妖怪」松坂屋上野店、東京
  「Ballet meets Art vol.2」@KATSUYA SUSUKI GALLERY、東京
  「ART STUDENTS STARS vol.2」@+ART GALLERY、東京
2022 「真夏の死Ⅵ 夏の光と少年たち」SUNABAギャラリー、大阪
  「リビエラアートフェア2022」 リビエラ東京、東京
  「Ballet meets Art」 KATSUYA SUSUKI GALLERY、東京
2021 「札幌MOGA」 GALLERY ESSE、北海道
  「KOWAII展」 新井画廊、東京
  五美術大学交流展「小作品展2021」 ギャラリーCORSO、東京
  「たんざく展」 伊勢丹新宿、東京
  「アートアートアート」 松坂屋名古屋店、愛知
  「Mural展」 デザインフェスタギャラリー原宿、東京
  「シタマチ!アートパレード!」 松坂屋上野店、東京
  「美術の祭典 東京展」東京都美術館、東京
  「CS祭(東京造形大学 文化祭)」東京造形大学、東京
  「メランコリアI 晩秋の少年」SUNABAギャラリー、大阪
  こぼりりな&神野歌音二人展「NEVERLAND」原宿デザインフェスタギャラリー、東京
2020 「美しい男展V」 ギャルリーラー、東京
  五美術大学交流展「BUSTERS!!!」 3331Arts Chiyoda、東京
  学生公募展「WORKS!」 Gallery美の舎、東京
  ほか

▍丸山 咲 個展 - 名前を脱ぐ -

2024年3月5日(火)〜10日(日)
11:00~18:00 初日は13:00より。最終日は15:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月5日より丸山 咲 個展「名前を脱ぐ」を開催いたします。
丸山は武蔵野美術大学 視覚デザイン学科3年在籍。
キャンバスにアクリルや油絵の具で描かれる少女はその印象的な風景と相まって、人の気持ちに強く作用する力を持っています。
既に多くの方面から注目を集める期待の若手作家の一人です。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

例えば映画を見ている時、私は少しの間私であることを忘れている。
誰でもない透明な身体で画面の中を彷徨って、登場人物の目にも、水面にも私は映らない。エンドロールが流れ始めて、また自分の名前を思い出す。
自分のいない世界を漂うのは、心地良い。
 
そう思った時、私が絵のなかで人物の顔を誰でもないように単純化するのも、私のいない世界に自分を代入するためだったのかもしれないと気がついた。
誰かになりたいわけではないけれど、たまには名前を脱いで歩きたい。
 

▍プロフィール

丸山 咲   Saki Maruyama

2002  東京生まれ
2021 武蔵野美術大学造形学部日本画学科入学
2024現在 同学視覚デザイン学科3年次在籍中
 
[Exhibitions]
2023.2 山田太朗・丸山咲二人展『モラトリアムジャーニー』
2023.6

THE blank GALLERY主催グループ展『Group Exhibition EPIC PAINTERS vol.13』
2023.10

THE blank GALLERY主催グループ展『VIEWS and FACES Vol.3 -風景と人物-』
2023.11 武蔵野美術大学芸術祭内個展『ひとりごとでは気づけない』
2024.2

+ART GALLERY主催グループ展『ART Students STARS vol.3』

「まばたきの前」2023年 キャンバスに油絵具 273×220mm
 
「一昨日は雨」2024年 キャンバスにアクリル、油絵具 333×242mm

▍無重力の天秤

2024年2月10日(土)〜25日(日)    2月15日(木)・22日(木)休み
11:00~18:00

 

▍参加作家 大塚 諒平、江藤 佑一、前田 春日美

▍キュレーション 大塚 諒平  協力 株式会社ストラタシス・ジャパン
 

※通常と営業時間、休廊日が異なりますのでご注意ください。
※きらめき彫刻祭のフリーパスチケット(1500円)が必要となります。
https://www.kirameki-art-festival.com/

 

▍Statement

10月現在、展覧会の情報を出さなければならない。しかし困った。まだ、展覧会の内容を一緒に展示してもらう作家たちと話せていない。どんな展覧会になるのか、まだわからない。これが正直なところである。じゃあなんでこのお二人に声をかけたのか。それは言える。そこには態度があった。作品を見たときに感じる態度があった。制作のなかには選択がある。一つ一つの選択には作家がいる。このお二人の作品を見ると、「ああ、ここなんだな」と思わせてくれるような、無数の選択の果てを感じさせてくれる。あっちでもこっちでもなくここだと。そしてそれは完結しないということも。展示される作品には、そういった作家の態度がかたちとして表れてくるはずだ。それを私は見たいと思った。どんな展覧会になるか、まだわからない。けど、そんな展覧会になる予感がしている。楽しみだ。

大塚 諒平

江藤 佑一 ETO Yuichi
近年の作品では「マエガリ」、「ファジィ時間」など時間やプロセス同士の接近とその隙間について制作している。「ファジィ時間」ライブ配信(https://yuichieto.com/space.html2022)、「ARTS CHALLENGE 2022」愛知芸術文化センター (愛知、2022)、「前借りアセンブリ」 Art Center Ongoing(東京、2020)、「リフレクション:恣意的な目」Oped Space Tokyo(東京、2020)、「こねられない粘土のマインド」上野の森美術館ギャラリー(東京、2019)、「群馬青年ビエンナーレ 2019 」群馬県立近代美術館(群馬、2019
Webサイト:https://yuichieto.com/
画像:江藤佑一、衛星のダイアリー (2023.07.2808.06)2023
 
大塚 諒平 OTSUKA Ryohei
身体の経験に興味がある。最近のテーマは「現実はどこにあるの?」。「あそこと私との間にある距離、あれと私との間にある大気、あなたと私との間にある雰囲気」Token Art Center(東京、2023)「Riverside pocket2」荒川土手(東京、2023)「あなたが見つけた星座をぼくにおしえて」ART DRUG CENTER(宮城、2022)「Ghostliness2Studio Ghost(東京、2022) 「Riverside pocket Arakawa gardener2」荒川土手(東京、2021
Webサイト: https://www.ryoheiotsuka.com/
画像:大塚 諒平、顔、2021
 
前田 春日美 MAEDA Kasumi
からだの物質性や不満を起点とし、それらを確かめる振る舞いを記録したビデオワークを主に制作している。「AGAIN-ST ルーツ/ツール 彫刻の虚材と教材」武蔵野美術大学美術館・図書館(東京2022)前田春日美+豊島彩花「やわらかい杖を置く平たい目で登る」OPEN SITE 7|公募プログラム【パフォーマンス部門】トーキョーアーツアンドスペース本郷スペースC 3F(東京、2022)菊谷達史・前田春日美2人展「影をしたためる notes of shadowsbiscuit gallery(東京、2022
Webサイト:https://www.kasumimaeda.com/
画像:前田春日美、The way to move a hill2022、写真:竹久直樹

ギャラリー美の舎 公募展「猫と鳥たち」

2024年1月16日(火)〜28日(日)  ※22日(月)・※23日(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

 

▍ご挨拶 

2024年 最初の展示は公募展「猫と鳥たち」でにぎやかにスタートします。
たくさんの皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍参加作家

青木真奈美 顔湛 いしだゆうこ 伊藤倫香 内田真理 及川美沙 王甜甜  大竹口瞳 大仁融 御守未來 小林大悟 佐藤あかね 佐野碧華 Cimi Cat Painter 須澤芽生 曽根美咲 土田安珠 角田典子 戸阿紀  中村吉郎 根岸慧理子 肉球書庫 原一菜 原望 藤本桃子 符琳 宝珠光寿 本間洋 maki  迷送香 望月咲貴 最寄り 音雪とおる 鍋島あやこ 他

▍菊池玲生 個展
 - multiple/repetition -

2023年12月12日(火)〜17日(日)
12:00~18:00 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では1212日(火)より菊池玲生 個展 - multiple/repetition - を開催いたします。
菊池は2014年東京藝大日本画専攻入学。2023年同大学大学院美術研究科後期博士課程修了。博士号取得。
日本画の枠を超え、注目される作家です。今回は平面作品とともに、映像を用いたインスタレーションを展示いたします。
皆様のご来廊をお待ちしています。

copy and paste273×220(mm) acrylic on canvas 2023
(左右同サイズ、同タイトル)

▍作家より

作者は絵画の形式や様式、その鑑賞の様態と向き合い、制作しています。展示タイトルである「マルチプル」「レペテーション」は、普段の作品に加え、さらに展示空間で複数回の絵画を反復する意図でつけられました。
今回の展示では、「copy and paste」シリーズを複数制作し、反転した同じ図像を持つものが向かい合わせになるように配置します。改変されない引用という「透明『そうな』イメージ」に、編集の痕跡が可視化されるとともに、鑑賞者自身が(絵画に正対する限り)=反転装置として立つことになります。鑑賞者自身をメディアに変換することで絵画の見方が一様ではないことを示す試みです。
また、作品に意図的にピントをずらした映像を投影することで(作品No,7)、完全な状態を同時に鑑賞することができません。この作品を鑑賞するためには映像を遮らなければならず、遮った時、鑑賞者の背中に焦点の合うライブカメラ映像が投影されています。
私たちは常になにかを見ていますが、実際は何も見ていなかったりします。虚構/非虚構、フェイクニュース、顕示的な消費のような大袈裟で身近なもの、果ては歩行者用の信号の赤青で上はどちらかのような簡単で思い出すことが容易ではないことまで多岐に渡ります。
この展示が、「見る」ことの様態に少しでも影響を与えられれば幸いです。
 

▍プロフィール

[略歴]  
2014 東京芸術大学絵画科日本画専攻入学
2023 東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了、博士号取得
現在、東京芸術大学教育研究助手
 
[個展]
2023 個展(特集)/福岡/福岡三越
2022 日本画のシミュレーション/東京/Art space羅針盤
 
[主なグループ展]
2023 日本画第一研究室発表展/東京/東京芸大陳列館(18年、以降毎年)
  GINZA COLLECTOR’S CLUB/東京/銀座蔦屋書店
2022 MITHUKOSHI Art week/東京/日本橋三越
  Geisai#21/東京/東京ビッグサイト
  他多数
 
[主な受賞歴 他]
2018 三菱商事アートゲート・プログラム年間奨学生
2019 守谷育英奨学金授与
2020 修了制作東京芸術大学買上、平山郁夫奨学金授与
 
[所蔵]
東京芸術大学大学美術館

▍福徳寿男 小作品展

2023年12月5日(火)〜10日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では12月5日(火)より福徳寿男小作品展を開催いたします。
福徳は河や橋の見える風景などを油絵で描きます。長い画業の中、今回は久しぶりの個展です。
皆様のご来廊をお待ちしています。

言問橋 油彩
 
朝潮運河 」油彩

▍加川日向子 個展
 - Daphne / Seedless grape -

2023年11月28日(火)〜12月3日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では1128日(火)より加川日向子 個展 - Daphne / Seedless grape - を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より  個展によせて

「ダフネー」と「種無しぶどう」という2つのテーマについて
オウィディウスの『変身物語』では、クピドの矢を受けたアポロンの熱烈な好意から逃げ疲れたダフネーが、父神に頼んで月桂樹の樹へと変身します。クリスティーヌ・ド・ピザンが描いたとされる写本装飾において、頭部だけ樹となった姿でアポロンの目の前を横切るダフネーは、まるで理性や意思表示の権利を剥奪され、肉体という女性性のみを残された屈辱的な姿のようにも見える一方、悠々と歩く様子は誇りと強い意志を感じさせ、厳しい差別の中をサバイブしようとする人々をエンパワメントする存在として捉えることもできます。
「種無しぶどう」は人間によって種ができないよう品種改良されたぶどうです。生殖機能を奪われたぶどうは、ただ人間が食べるためだけに存在しています。子どもを作ることをしない/できない人間を種無しぶどうのようなものとして考えるとき、彼らは何によって生殖機能を失ったのか、また種無しぶどうとして生きることは(社会、国家において)罪なのか、そのように生きるのは何のためなのか、といったさまざまな疑問が浮かびます。
ダフネーや種無しぶどうに喩えられる人々・物事を描くことは、私にとって世界について考えるのと同じことなのです。

「2 人のダフネー」 2023 年 紙にリトグラフ  21x16cm

 

「静かな森」 2022 年 キャンバスに油彩  120x170cm

▍プロフィール

1997 東京都生まれ
2016-2020 東京藝術大学 美術学部 芸術学科美学専攻
2020-2022 同大学院 美術研究科 版画第2研究室
2022-2023 東京藝術大学 版画第2研究室 教育研究助手
 
[展示歴]
2018 ビーナスを綴じる(アートコンプレックスセンター/東京)
2021 絵画の筑波賞2021 東京藝術大学推薦出品(西武池袋本店/東京 ほか)
  その場合、わたしは何をする?〜版画のひきだし〜(藝大アートプラザ/東京)
2022 修了制作展「BLUE AND GREEN」(東京藝術大学/東京)
  横浜シティポップ(そごう横浜店美術画廊/神奈川)
  初個展「Watermelon」(GALLERY b. TOKYO/東京)
  うとうとうとと(月光荘/東京)
  シブヤスタイルvol.16(西武渋谷店美術画廊/東京)
  NEWS展(東京藝術大学/東京)
2023 かいじゅうの目(須賀川市民交流センターtette/福島)
  ハチ公プロジェクト(西武渋谷店美術画廊/東京)
  シブヤスタイルvol.17(西武渋谷店美術画廊/東京)

▍Gallery美の舎 企画グループ展 - STORYTELLERS -

2023年11月21日(火)〜26日(日)   
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

 

▍開催に寄せて

ギャラリー美の舎では1121()より、物語りをテーマとした企画グループ展 -STORYTELLERS - を開催いたします。
7人の語り部のモノガタリをお楽しみください。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍参加作家  

小田川史弥・菊池明璃・須藤緋奈子・真鍋由伽子・Mimori・和田咲良・和田紗代子

▍プロフィール

【小田川史弥】
2020  東京藝術大学 大学院日本画専攻 修了
[個展]
2019 小田川史弥個展(Gallery美の舎)
2021  小田川史弥個展 (数寄和/東京)
2022「丁寧に夜をならべて」(MAKII MASARU FAIN ART/東京)
2023「手ではかる距離」(子の星/東京)
[受賞歴]
2018  「東京藝術大学卒業制作展」サロン・ド・プランタン賞 台東区長賞
      「美の舎学生選抜展」 優秀賞
 
私の絵はどこか不安を孕んだ日常を描いています。
日常の私的な出来事や印象をきっかけに手に届く範囲の人や風景をモチーフにする私にとって知らず知らずに変わっていく日々はとても不思議で不安を感じる事があります。
忘れていた夢や思い出のような私の作品に、鑑賞者は気付かぬ内に忘れていた出来事を立ち止まり近付いたり離れたりしながら思い出します。そうやって私は知り合った人の知らない思い出を描いてるのです。
instagram https://instagram.com/fumiya.odagawa
上作品:「夕暮れ」 530×333mm  岩絵具 アクリル絵の具 綿布


【菊池明璃】
武蔵野美術大学通信教育課程 油絵学科日本画コース 4年生
[展示歴]
202110月 日本画五人展 隔たりとともに Gallary33
202211月 日本画有志六人 紅のかんばせ 美の舎
20233月 暁斎塾 暁斎だいすき展 コムナーレ
 
私は普段お化けの絵を描いているのですが、その姿形よりも、彼らの背景に揺蕩う物語を描こうと努めています。
今回はより直接的に、有名な物語の一場面を連れてきました。お楽しみいただけますと幸いです。
[X] @kinbo0312   
[Instagram] ak_wagashi
上作品:「あわたぬきがっせん」 2021年 雲肌麻紙、岩絵具、水干絵具、胡粉  25.7cm×36.4cm(B4サイズ)


【真鍋由伽子】 
1994 東京生まれ
2018 東京藝術大学美術学部 日本画専攻 卒業
2022 東京藝術大学美術学部 油画専攻版画第一研究室 修了
[個展]
2018 「たたずむあの人」新宿伊勢丹本店、東京
2021 「映画」美の舎、東京
         「寒い国の話」ギャラリーシュタイネ、長野
2022 「Draw to see」八犬堂ギャラリー、東京
         「火山で踊る夢」数寄和、東京
         「YUKAKO MANABE SOLO SHOW」ラフォーレ原宿、東京
         「夢々」ギャラリーシュタイネ、長野             
[グループ展]
2015 「ジ・アートフェア:プリュスウルトラ」スライラルガーデン、東京
2016 「ART FAIR ASIA」ホテルオークラ福岡、福岡
2017 「次世代の主役たち」丸善丸の内本店、東京
2018 「ART FAIR TOKYO」東京国際フォーラム、東京
         「ART EXPO MALAYSIA」 MATRADE、マレーシア
2019 「Power of the Arts」伊勢丹新宿本店、東京
         「ERASMUS+ wystawa studentów semestru zimowego」ヴロツワフ大学、ポーランド
2020 「OME WORLD:TOGETHER AT HOME」ヴロツワフ大学、ポーランド
2022 「積水ハウスミーツアーティスト」SUMUFUMUテラス南青山、東京
上作品:「包む手」 リトグラフに岩絵具 210×297mm


【Mimori 】 
[プロフィール]
佐賀県出身
筑波大学芸術学群洋画コース 卒業
現在 会社員として働きながら制作を続ける
2017年 個展 --
2020年 個展
2023年 個展 -あの日々を越えて-
 
私は記録をするのが好きな人間です。記録への衝動とは「忘れたくない」という強い気持ちの表れだと思います。
そのようなことから、作品を通して「記録」しているのだと思います。
[Instagram] https://www.instagram.com/mimorning_art
上作品:《彼女は何処から来て何処へ行ったのだろう2023年 キャンバスにアクリル絵具,ペン SM(22.7×15.8cm)


【須藤緋奈子】
女子美術大学 大学院 美術研究科美術専攻 博士前期課程 日本画 1年 在学中
2022 JOSHIBISION2021-アタシの明日-
    女子美術大学(大学院、大学、短期大学部)学生選抜作品展
2023 令和4年度卒業制作賞 優秀作品賞 受賞
2023 グループ展「Aoiro-女子美術大学大学院日本画1年生6人展-
 
私は人の仕草や癖に興味があり、そういった小さなところから感じる物語を大切に制作しております。
お越しいただいた皆様に楽しんでいただけたら幸いです。
[Instagram] @nakoko27
上作品:「ぼんやり」 2023年 雲肌麻紙/岩絵具/刺繍糸、F3号 


【和田咲良】
1999  神奈川生まれ
2019  東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域入学
2023  同大学在籍
[受賞歴]
2020  「Gallery美の舎学生選抜展2020」奨励賞
2021  「美術新人賞デビュー2021」グランプリ
2023  「FACE2023」 入選
[個展]
2020  「I love you switch box あけ/たて、神奈川
2021  「犬はレゲエでチルする(らしい)」 Gallery美の舎、東京
2022  「リバティに接近する」泰明画廊、東京
[グループ展]
2020  「Gallery美の舎学生選抜展2020」 Gallery美の舎、東京
2021  「美術新人賞デビュー2021入選展」泰明画廊、東京
2022  「宇宙的袜子」元映画館、東京
[Instagram]  __w.w.saku9
[Twitter]       @saku_saku_wada9
上作品:「水面を揺らす」2023  布に油絵具 45×45


【和田紗代子】
女子美術大学大学院 美術研究科美術専攻博士前期課程日本画1
[略歴]
2021 グループ展「Symphony Blue」展 弘重ギャラリー
2023 第 43 期国際瀧冨士美術賞 優秀賞
2023 グループ展「夢のその次」展 ギャラリーフィルモ
2023 グループ展「きみのはなし」GALLERY IRO
2023 卒業制作 女子美術大学美術館賞
2023 グループ展「ギャラリーフィルモ展」ギャラリーフィルモ
2023 神奈川県美術展 入選
2023 グループ展「Aoiro展」銀座中央ギャラリー
 
意外なモチーフ同士が組み合わさったとき、物語が生まれます。何故出会ったのか。未来、それらはどこへゆくのか。そんな想像の面白さを表現したいと思い、制作しています。
その物語を語ってくれるのは誰でしょうか?
[Instagram] @what_do1125
上作品:「音楽家」 2023年 岩絵具、木 68×45mm

▍清水竜也 個展 〜心の書〜

2023年11月14日(火)〜19日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では1114日(火)より清水竜也 個展 〜心の書〜 を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より  個展によせて

 
小さい頃、習字塾の先生に褒められた一言がうれしくて、、、そのまま今に至ってしまったような気がします。
筆・墨、書で表現すること。
20代の頃、映像の世界に憧れ漠然と演出家になる夢を見た時期もありました。不器用な性格の私は挫折し、一絵描きになることが命題となりました。
社会人となり、一時は書道から離れていたものの、勤め先の社長の奥様から「あなたは字が上手だから…」と紹介していただいた書道教室(堀野書道学校〜随意科)にて週末のみ通い、2年程在籍卒業。
会社員をしながら週末だけの趣味に興じていましたが、ある日、ある人物からのサジェスチョンにより大きな変化がありました。
どうしたら「本当の心」を表現できるのか? どうしたら「たましいのこもった」作品を創ることができるのか?…
人生で起こるあらゆる出来事、感じたこと、思いや願いを、命を、表現したいと思っております。
それには「主善為師(しゅぜんをしとなす)」
私の周りにいる全ての人々が自身の師であると。
以後、独学で創作表現をしております。
一番心がけていることは、たましいのこもった字が書けるように。
ご来場いただいた皆様の、少しでも癒し、安らぎ、心に触れることができたなら幸いでございます。
一つ一つの線に願いを込めて。

令和 5年吉日
創作書道家 清水竜也

 

▍プロフィール

1968年 千葉県出身(現在は練馬区在住)
 
[受賞歴抜粋]
平成12年8月 第5回埼玉県書道芸術展、産経新聞社賞受賞
平成14年7月 第7回埼玉県書道芸術展、審査員特別賞受賞
平成15年1月 埼玉書道芸術連盟より委員及び審査委員を委託される
平成15年7月 第20回産経国際書展、入選
平成15年11月 墨アートロマン協会展覧会、アイデア賞受賞
 
[個展多数]
令和5年6月 長野県軽井沢信濃追分、旅館「油や」内
  「ルーサイトギャラリー」にて個展開催
  (※毎年6月初旬開催予定)

叶 come true(半紙サイズ)

 

星 (半紙サイズ)

須澤芽生 個展「Circle of seasons」

2023年10月31日(火)〜11月12日(日)
※11月6日(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では10月31日(火)より、須澤芽生 個展  − Circle of seasons −を開催いたします。
須澤は2022年 東京藝大大学院保存修復(日本画) 博士後期課程を修了。美の舎では初めての個展になります。
絹本に描かれた自然の風景、色鮮やかな鳥たち、美しい人物画を是非ご覧ください。
 

▍作家より  個展によせて

 昔は人々の身近に生き物や自然があり、その様子を見つめ、四季の移ろいと人間社会が同じ早さで進んできたように思います。
 いつの間にか物も人も情報も、目まぐるしく移り変わるようになってゆき、自然の進みと人の歩幅が揃わなくなってきたように感じます。しかし、そうした現代においてもふと足を止めてみると、自然はそこに存在し、ゆっくりと、しかし刻々と時が流れていることに気づきます。
 そうした自然の尊さ、自然が持つ時間の流れを心に留めるような気持ちで、四季折々の草花と鳥たちを描きました。ふと立ち止まって外を観察すると、実は都会でも様々な鳥が木の実を食べにやってきたり、街路樹の木々が移り変わってゆく様子を観察することができます。この展覧会を通し、今一度身近にある自然を愛でていただけたら幸いです。
 

▍プロフィール

2017   沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画専攻(日本画コース)卒業
2019   東京藝術大学大学院文化財保存学専攻保存修復研究領域
       (日本画)修士課程修了
2022   同大学大学院博士後期課程修了
 
沖縄県芸で日本画を、東京藝大では古典絵画の修復保存について学びました。博士研究では円山応挙が描いた《牡丹孔雀図》の制作技法研究を行い、現在も保存修復分野の周知活動、円山派の技法研究を継続して行っています。元々鳥が好きで、自分の作品では鳥をモチーフにすることが多いです。研究を通して学んだ古典技法を、少しずつアレンジしながら作品に取り入れています。

「巡る季節」 2023、絹に岩絵具、 F6(31.8cm×41.0cm) 
 
「琉球花鳥(メジロ×ヒスイカズラ)」 2023 、絹に岩絵具、 F4(33.3cm×24.2cm)

[出品・受賞歴] 
2017 「第27回沖縄県立芸術大学卒業・修了作品展」(沖縄県立博物館美術館/沖縄県)
    沖縄県立博物館美術館館長賞、沖縄県立芸術大学買い取り
2019 「東京藝術大学卒業・修了作品展」(東京藝術大学陳列館/東京都)平山郁夫奨学金賞
  「第28回 奨学生美術展」(佐藤美術館/東京都)
2020 「有芽の会」(西武池袋本店/東京都)(同2021年、2022、2023年)
    個展「ここから見える景色」(フリュウ・ギャラリー/東京都)
2021 「博士審査展」(東京藝術大学大学美術館地下2階/東京都) 静岡銀行賞
2022   須澤芽生・小林実沙紀2人展「連星と記憶の音」(ギャラリー子の星/東京)
    個展「光の彩」(銀座中央ギャラリー/東京都)
2023   個展「Reflection」(豊田画廊/愛知県)
 
(2014年より 他グループ展多数)

▍岡田しほ 個展
『home -みんな、やがて還る‐』

2023年10月24日(火)〜29日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では1024日(火)より岡田しほ 個展 『home -みんな、やがて還る』を開催いたします。
昨年に続き2回目の美の舎での個展となります。皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より  個展によせて

私たちは、流れるように生きながら、還るところを探している。
でも、この世界に在るものは不確かで、拠り所だと思ったものも簡単に、泡沫に転じる。
自分には還るところがないと俯きかけたとき、そこに美しい絵があったらどうだろうか。自分の心を寄せる作品が、その人にとってのhomeになるだろう。私は作品を通して、還るところがない誰かに、寄り添いたいと思う。それが芸術にできることだと信じている。
私たちはみんな流れるように生きながら、やがてひとつのところに還る。
そのときまで、芸術を楽しむように、人生を楽しみたい。

『眩暈』2023 180×180 mm

▍プロフィール

2021年より創作活動を行う。油彩、水彩、オイルパステルを用いて制作。OCHABI artgym受講生。
[展示歴]  
2021.9 個展『夢を抱いて歩けば』@タナカホンヤ(古書店・池之端)
2022.4 個展『Modern Japonisme−アンダンテ編−』@Couzt cafe(カフェギャラリー・谷中)
2022.10 個展『Spark!!』@SPBS本店(書店・渋谷)
2022.11 個展『忘却』@Gallery美の舎(ギャラリー・根津)
2023.3 個展『Timeless』@Gallery子の星(ギャラリー・代官山)
2023.8 Independent Tokyo 2023 出展

京都芸術大学・大学院 美術・工芸領域
  洋画分野有志グループ展
2022 Art Cell Project

2023年10月17日(火)〜22日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
参加作家:佐治洋子 堀豊子 森本嘉奈 山下久幾
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では10月17日(火)より京都芸術大学・大学院 美術・工芸領域 洋画分野有志グループ展 2022 Art Cell Project を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍展示によせて

Art Cell Projectとは、京都芸術大学通信教育部美術科洋画コースと通信制大学院の有志によるグループ展です。
Art Cellとは、まさに芸術細胞です。生体における細胞のように、それぞれが個性的に活動しつつ、お互いに繋がりあって機能する作者集団です。
個々の作家が、Art Cellとして思い思いに制作し、作品をテーマに沿って集合させ、一つの生命体のように展示するというprojectです。
今回のテーマは、「境界線」。
人と人を隔てるもの、物と物を隔てるものが、境界線です。
作画する時に境界線を認識するのか無視するのか、ということだけでも物事には多様性が発生します。
展示作品を通して、あらためて境界線を感じながら鑑賞していただけたらと思います。
 
京都芸術大学・大学院
美術・工芸領域 洋画分野
佐治洋子  堀豊子  森本嘉奈  山下久幾

▍Gallery美の舎 学生選抜展2022 一次審査通過作品展

2023 年10月10 日(火)〜15日(日)  12:00〜18:30
10月15日(日)…12:00〜13:30    ※15日(日)は関係者のみで審査を行うため、一般の方の入場は13:30までとなります。
 

▍ご挨拶 

10月10()よりGallery美の舎 学生選抜展2023 一次審査通過作品展を開催いたします。
美の舎 学生選抜展は学生、又は30才までのプロの作家を目指す方を対象としています。
28名の一次審査通過者は以下の皆様です。
 
楊珺・伊佐優花・根岸慧理子・添田賢刀・陶虹・小椎八重咲和・細井茶生・李燦辰・金井みゆ・米山祐生・山﨑拓巳・八田亜美・佐藤加歩・甘甜・段叡・周清儀・荊希文・田崎蟻・志水緑芽・首藤雪月・山中優太・藤生百音・Kristyna Venturova・岡千尋・龍羽均・大澤志乃・添田萌夏・城田崚吾(順不動)

受賞者には来年、ギャラリーのサポートで個展を開催していただきます。
皆様のご来廊をお待ちしております。

▍Gallery美の舎 企画グループ展 - Nature - 

2023年9月26日(火)〜10月1日(日)   
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

 

▍開催に寄せて

9月26日(火)より美の舎企画グループ展 - Nature - を開催いたします。
日本画、油画、木彫、グラッフィートなど実力ある若手作家9名による自然をテーマとした展示です。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍参加作家  

伊藤茜・伊藤倫香・今津奈鶴子・江越里南・﨑山あいり・鈴木初音・長久保華子・望月咲貴・松宮うらら

伊藤茜
伊藤倫香
今津奈鶴子 
江越里南
﨑山あいり
鈴木初音
長久保華子
松宮うらら
望月咲貴

▍プロフィール

【伊藤 茜】
東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画研究分野修士課程M1在籍
2021  美の舎「涼写し展」グループ展参加
 
風に木の葉がこすれる音や秋の柔らかい陽射しに混じる一筋の涼しさなど、季節ごとの空気が持つ手触りを表現したいと制作しています。
Instagram @cinhnahmonh
 
上作品:「奥山に」 2022年 高知麻紙、岩絵具、泥絵具 直径30cm


【伊藤倫香】
2022  女子美術大学院 博士前期課程 日本画研究領域  修了
現在   女子美術大学日本画助手
[展示歴]
2018  「第4回 石本正 日本画大賞展」 入選
2023  Gallery美の舎 公募展「猫と鳥たち展」 展示
2023  第56回「かわさき市美術展」 入選
 
「自然」と聞いて最初に思い浮かべるのは水のある風景、そして、そこに立ち寄る水鳥の姿です。水面に映し出される水鳥の姿が揺らいで歪む様子は、どこか非日常的な光景のように感じます。
Instagram IDito_3chika
 
上作品:「疑念2023年 岩絵具、土絵具、錫箔、雲肌麻紙 10.2×18cm


【今津奈鶴子】 
武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コース 修了
[略歴]
2009  第18回「奨学生美術展」(佐藤美術館)
2014〜  アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
2018  個展(日本橋三越)
2019〜  個展(東武池袋)
[出版]
福音館書店かがくのとも「こけをみつけたよ」「ほたるのひかりかた」
小学館「図鑑NEO きのこ」巻頭扉絵担当 他
 
苔と自然が作り出す足元の宇宙を描いています。苔の一本一本の重なりを、油絵で一筆一筆重ねることで表現しています。
ミクロな苔がマクロに広がる無限の世界をご高覧いただけましたら幸いです。
Twitter https://twitter.com/imatsuru
Instagram https://instagram.com/imazunatsuko
 
上作品:「こけだまくん」 2022年 直径55mm木球、油絵 


【江越里南】 
東京藝術大学保存修復日本画修士1
 
2021「第54回かわさき市美術展」 入選(神奈川)
2021「第39回上野の森美術館大賞展」 入選(東京)
2021「第56回神奈川県美術展」 入選(神奈川)
2021「第28回飛騨高山臥龍桜日本画大賞展」 入選(岐阜)
2022  第21回「佐藤太清賞公募美術展」 入選(京都 神奈川 東京 名古屋)
2022「第40回上野の森美術館大賞展」 優秀賞(東京)
2022「第24回雪梁舎フィレンツェ賞展」佳作(新潟 東京)
2022 江越里南個展 GALLERY IRO(東京)
 
対象に向き合い、自分が抱いた感情などを他者と比べた時どう違うのか素材や絵の具の層を重ねて描いている。
Instagram http://Instagram.com/egoshi_rina
Twitter http://twitter.com/egoshi0721
 
上作品:「一歩」2023年 日本画 和紙 岩絵具 銀箔p6 (41×27.3)


【﨑山あいり】
東京藝術大学 美術学部絵画科日本画 2018年卒業
東京藝術大学大学院 日本画 2020年修了
 
2018  神奈川県美術展 入選
2019  三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生
2020  桃源郷芸術祭2020(五浦美術館) 入選
2020  三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生オークション (新丸ビル)
2020  日本画5人展-ⅱ-(耀画廊)
2021  日本画2人展(アートスペース羅針盤)
2021  初個展「月の船、銀の庭」(銀座中央ギャラリー)
2022  個展「garden(GalleryTK2) 
2022  日本画6人展「絢の会」(アートスペース羅針盤)
2022  個展「ヨルミチ」(GalleryTK2)
 
過去に見た景色のほとんどは人の記憶の中で風化し、やがて失われ ていきます。 私の作品ではこの風化していく景色がテーマであり、「現在の私 が過去の記憶を辿って描いた景色」もしくは「将来の私が想起す るであろう風景」として描いています。
インスタグラム https://instagram.com/airisakiyama
 
上作品:「Forest/2022/日本画/和紙、岩絵具、銀箔/530×410mm


【鈴木初音】
2023 東京藝術大学大学院美術研究科 美術専攻 油画研究領域 壁画 博士後期課程 在籍
[展示歴]
2020  個展 息をすると見える(ギャラリー美の舎)
2020  東京ミズマチ 壁画制作  (ワイズアウルホステルズRiver tokyo)
2021 「絵画の筑波賞」展2021  (スタジオ'S/つくば市、西武池袋本店)
2022  奨学生美術展 (佐藤美術館/東京)
2022  ao展  (アキバタマビ/東京)
2023  個展  点滅を掬う  (下北沢アーツ/東京)
2023  二人展(Mukeko Gallery/ドイツ)
2023  Positions Berlin(テンペルホーフ空港 格納庫 /ドイツ)
[受賞歴]
2020  藝大アートプラザ大賞 準大賞
2021  絵画の筑波賞 優秀賞
2022  佐藤美術館 買い上げ賞
 
制作の前に訪れた森や川で目にしたものごとが、絵に影響を与えることがよくあります。
草むらや水の中に見つける生きものたちのことがとても好きで、それがある意味制作の原動力になっています。
Instagram :https://www.instagram.com/hatsune_suzuki_works/
アカウント名 (@hatsune_suzuki_works)
 
上作品:「木の下ではなす」2023 H6xW64xD10cm 楢木、菊芋、楮、土、刺繍糸


【長久保華子】
2014  東京藝術大学 美術学部 工芸科 漆芸専攻 卒業
2016  東京藝術大学大学院美術研究科 彫刻専攻 卒業
[主な展示歴]
2023  GEIDAI ART JUNGLE returns-藝大密林化計画 (藝大アートプラザ/ 東京)
2022  達磨と縁起物展 (銀座三越 / 東京)
2022  蚊遣り豚と縁起物展 (阪神梅田本店 / 大阪)
2022  Art Jungle 藝大動物園 (藝大アートプラザ / 東京)
2022  KOGEI Art Fair Kanazawa 2022 (ハイアットセントリック金沢 / 金沢)
2021  Future Artist Tokyo 2021 (東京国際フォーラム / 東京)
2021  Animal Exhibition 2021 (Bunkamura Box Gallery / 東京)
2021  長久保 華子 個展 -a faraway gleam- (Gallery futari / 東京)
2020  ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜 (Ginza SIX Artglorieux / 東京)
 
木を彫り、その上に漆を塗り彩色・加飾を施す表現をしています。
主に鳥や動物などをモチーフに制作し、観る人に寄り添い、心安らぐような作品作りを心掛けています。
https://hanako-nagakubo.com/
 
上作品:「つき・ひ・めぐる」2023 H24×W24×D4.4 (cm)  木彫、彩色、漆塗り ヒノキ、ホオ、漆、顔料、アクリル、岩絵具、金箔、銀箔


【松宮うらら】
2023  多摩美術大学 修士 絵画研究領域 油画 修了
[主な展示歴]
2021 『美術の祭典 東京展』 (東京都美術館/東京)
2021 『3331 ART FAIR (3331 Arts Chiyoda/東京)
2021 『藁工アンパンアートバザール』 (藁工ミュージアム/高知)
2022  グループ展『園』 (プライベイト/東京)
2022  グループ展『未来美展5 冒険 KAGOSHIMA (天文館ニワビル/鹿児島)
2023  個展『GOODAY (Gallery b. Tokyo /東京)
2023 『博学連携企画展』 (歴史に憩う橿原市博物館/奈良)
[受賞歴]
多摩美術大学 卒業制作展 優秀作品 (2021)
三菱商事アート・ゲート・プログラム第46回 入選 (2020)
五美術大学交流展 東京展推薦賞、PICO (2020)
 
山に登ったり海に潜ったり、ふだんは海上で働きつつ自然に触れながら制作をしています。
 
上作品:「2023 ふじさん XI2023 透明水彩、アクリル絵具、水性アルキド樹脂絵具、竹和紙  A4(297mm×210mm)


【望月咲貴】
2021  東北芸術工科大学 日本画領域 修了
2018  第18回 福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選
2019  第69回 埼玉県美術展覧会 入賞(FMNACK5賞)
2020 「少女について」Gallery美の舎
2020 「真夏の美の夢展」~山形で繋がる美~ 東京九段耀画廊
2020 「dadacha」 銀座スルガ台画廊
2021 「羅針盤selection hope2021」 アートスペース羅針盤
2021 「学生選抜展一次審査通過展」Gallery美の舎
2021 「こころのけしき」Gallery美の舎
2022 「2022銀座中央ギャラリーグループ展」銀座中央ギャラリー
2023 「私の好きな生き物展」 東京九段耀画廊
Instagram:@mochi_s000
 
上作品:「水ノ綾」2023 4cm×18cm0号)胡粉、岩絵具、水干絵具、パール粉、銀箔

▍奥川夏妃 個展 - Kaleido -

2023年9月19日(火)〜24日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では919()から 奥川夏妃個展 -Kaleido- を開催いたします。
奥川は現在、愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 日本画領域 2年。2022年美の舎学生選抜展で優秀賞を受賞。今回はギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
透明感のある美しい色彩、特に繊細な光の捉え方は彼女の作品の大きな魅力となっています。皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

展示名である「Kaleido」は、ギリシャ語の”kalos”(=美しい)”eldos”(=形態)を語源とする単語で、万華鏡の様に変幻極まりない、二度と同じ形には出来ないという意味を持ちます。
今の自分にしか描けないものを描きたい、また、常に変化し曖昧であるものの美しさを楽しみ伝えたいという思いで描いています。
 

▍プロフィール

愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 日本画領域2年
[展示・受賞歴] 
2021 再興第106回院展 初⼊選
2022 愛知県立芸術大学美術学部⽇本画専攻卒業 卒業制作桑原賞
  第77回春の院展 初⼊選
  神⼭財団芸術支援プログラム9期生合格
  再興第107回院展 入選
  Gallery美の舎「学生選抜展」 優秀賞
  大幸財団丹羽奨励生合格
2023 第78回春の院展 ⼊選
  愛知県立芸術大学 優秀学生賞
  グループ展 「大岩弓未永・岡村苑子・奥川夏妃 3⼈展」(豊田画廊/愛知)
  グループ展 「気更来会」(そごう横浜店/東京)
  グループ展 「機の会」(ギャラリー菊/⼤阪)
  豊⽥市⽂化振興財団 新⼈賞
  グループ展 「神⼭財団同期展」(松坂屋上野店/東京)
  グループ展 「Fascinate」(Gallery美の舎/東京)
  グループ展 「愛知県立芸術大学日本画学生きる展 -而今- 」(小津ギャラリー/東京)
  グループ展 「Vento 展」(香林坊大和/金沢)

「木漏れ日」 2023   和紙、岩絵具、水干  1450×700
 
Psyche 2023   和紙、岩絵具、水干、マーブリング  F4 (333×242 )

▍金佳辰 個展
「ママ、私の心臓の中には小さな象がいる」

2023年9月12日(火)〜17日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では912日(火)より金佳辰 個展「ママ、私の心臓の中には小さな象がいる」を開催いたします。
金は2022美の舎学生選抜展において準グランプリを受賞。今回はギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
GEISAI#22 Classic でもMADSAKI審査員賞、Holbein Art賞を受賞するなど、大きな注目を集めています。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

私の心臓の中には小さな象が住んでいます。
大切な人が星になったあの日、私は灰緑色の影を夢で見ました。
それ以来、毎日私は「ナクナル」という存在の形を想像し続けました。そのたびに、灰緑色の影が徐々に心臓の奥深くに染み込んでいくような気がしました。
気づいたときには、それはもはや小さな象に変わっており、私の心臓の内に駆け回っていました。
その象は時折、力強く心臓を踏みつけ、息苦しさを感じさせることもありました。そしてまた時には、静かで透明になり、その存在をほとんど忘れるほどの静穏さを醸し出していました。
今回の展示の作品は、私が心臓の中の小さな象に対する感情を描き出しています。
 

▍プロフィール

[プロフィール]
2015.06 天津師範大学 絵画学部 油画 卒業
2020.03 愛知県立芸術大学 研究生 油画版画 卒業
2022.03 愛知県立芸術大学 大学院 油画版画 卒業
2023.03 愛知県立芸術大学 研修生 油画版画 卒業
 
[展示・受賞歴] 
2020.10 「絵の回路」-設楽研究室の修了生、在学生による展示-
2021.10 3331 ART Fair 2021に愛知県立芸術大学ブースで出展
2022.08 古川美術館アワード~次世代につなぐ 入選展
2022.11 第7回星野珈琲絵画コンテスト 優秀賞 受賞
2022.11 個展「目の塩、耳の海」 Prime Studio 名古屋
2023.02 ART NAGOYA 2023 にARTE CASA(room1205)ブースで出展
2023.04 GEISAI#22 & Classic MADSAKI審査員賞、Holbein Art賞 受賞

「熱い雨を飲み込む」 2023 アクリル、パステル、綿布  652×530mm
 
「水溶性の眠り」2023 アクリル、パステル、綿布 1110×850 mm

▍山谷菜月 個展
- Amorous -

2023年8月29日(火)〜9月3日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では829日(火)から山谷菜月 個展- Amorous -を開催いたします。
山谷は現在、女子美術大学洋画専攻4年在籍。2022年美の舎学生選抜展で奨励賞を受賞。今回はギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
スイーツやジュエリーに意志を持たせるような熱量で描き上げる作品は、FACE展・上野の森美術館大賞展など多くの賞入選し注目を集めています。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より 個展によせて

 タイトルの「Amorous」とは艶かしい、色気がある、多情な、好色な、魅惑されたという意味の英語です。
 ベリーやジュエリーなどのモチーフは女性をイメージしています。
 女性は身体的な力が弱かったり、社会的に弱い立場になることがありますが、強かに女性の武器を使い、また実力で強い立場にもなりえます。
 ベリーの果肉は艶やかで柔らかく儚く甘い香りがし魅了されますが、果汁で赤く染めてしまったり酸味のある果肉や毒を持っている種類もあります。
 ジュエリーは権力やお金の象徴です。女性は煌びやかに着飾り、艶やかに魅了していきます。 
 現代の魅惑的な強い女性をテーマに油絵の制作しています。

《Amorous 2022  油彩、キャンバス 91×72.7cm
 
《Amorous》2022 油彩、キャンバス 162×130.3cm

▍プロフィール

[学歴]  
2022 女子美術大学 短期大学部造形学科 卒業
2023 女子美術大学 芸術学部美術学科洋画専攻 4年在籍
[展示歴]  
2021 個展「Intake」Liamgallery
  「3331 ART FAIR 2021」 3331 Arts Chiyoda
2022 「EPIC PAINTERS Vol.9」THE blank GALLERY
  「3331 ART FAIR 2022」 3331 Arts Chiyoda
[受賞歴]  
2021 「第17回世界絵画大賞展2021」 入選
2022 「アートオリンピア2022」 入選
  「第57回神奈川県美術展」 入選
  「ギャラリー美の舎学生選抜」 奨励賞
  「WATOWA ART AWARD2022」 入選
  「FACE展2023」 入選
  「第41回上野の森美術館大賞展」入選
   
2022 美術の窓8月号「国際公募アートオリンピア2022受賞者決定」 掲載

▍王家明 個展
- Empty room -

2023年8月22日(火)〜27日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では822日より王家明 個展- Empty room -を開催いたします。
王家明は日大芸術学部大学院修了。写真と絵画が現実世界を異なる視点から表現する方法を独自のスタイルで組み合わせ創作しています。
2022年Gallery美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。ギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

私の作品のほとんどは、部屋に関連している。現在の日常生活や人々の生活状況に焦点を当てている。その中には人と人との関わりや、人と部屋とのつながりが含まれている。
また、私は引き続き写真と絵画の境界について探求し、研究することに情熱を注いでいる。
両者の本質的な特徴に基づいて、制作方法や観察方法を変え、異なる媒体やキャンバスを活用し、写真と絵画が現実世界を異なる視点から表現する方法を、自分なりのスタイルで組み合わせて創作している。
 

▍プロフィール

1994 中国生まれ
2023 日本大学芸術学部 大学院造形芸術専攻 修了
[展示歴]  
2021.12 「第46回土日会展2021」 国立新美術館
2022.9 「第57回神奈川県美術展」入選 神奈川県民ホールギャラリー
2022.10 「Gallery美の舎 学生選抜展2022」一次審査通過展     
2022.11 「Empty room 」&「before nightfall」二人展 
2022.12 「過去の欠片」グループ展 熊谷守一美術館ギャラリー
2023.1 日本大学芸術学部美術学科 卒業·修了作品展 A&Dギャラリー
2023.3 日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻絵画分野修了選抜展  ギャラリー絵夢
2023.3 東京五美術大学 連合卒業·修了制作展 国立新美術館
2023.7 世界絵画大賞展 入選 東京都美術館
2023.8 個展 美の舎ギャラリー 
[受賞歴]  
2022.6 三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学金生
2022.10 Gallery美の舎2022学生選抜展 優秀賞受賞

Empty room  2023  油彩、キャンバス  41cm×31cm
 
《風景 》2019 油彩、砂、キャンバス、写真メディア 53cm×45cm

▍四宮スズカ 個展
- See Scene -

2023年8月8日(火)〜13日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では8月8日(火)より 四宮スズカ 個展「See Scene」を開催いたします。
四宮は2022年美の舎学生選抜展においてグランプリを受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より  個展によせて

死を前提として、自分の身近なことから歴史や社会を観察し、宇宙の始まりや世界の向かう先を独自に仮定している。
作品の制作・鑑賞を通して、世界の根源と接続する方法を探し、作品によってあらゆる枠組みや定義・言語・文化によって成り立つ世界を逸脱する方法を探している。
 

▍プロフィール

多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻2年在籍
[主催展示]  
2021.11 個展「CC(closed circuit)」
2022.8 三人展「≃直会」
2022.9 二人展「シ.エン」
2023.3 個展「うけい籠り」
[参加展示]  
2022.3 Future Artist Tokyo 2022
2022.6 五美術大学交流会「小作品展」
2022.10 3331ART FAIR 2022
[受賞歴]  
2022 Gallery美の舎学生選抜展 グランプリ

」2023年  F3(273×220mm)  アクリルガッシュ

▍櫻井あや乃 展
「山に至るまで」

2023年7月25日(火)〜30日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では725日より櫻井あや乃 個展「山に至るまで」を開催いたします。
櫻井は2022Gallery美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

2年前に家系図を作成してから、実家にある遺影の中の「ご先祖さま」は「私を構成している人」という認識に変わった。無数の先祖たちが確実に存在していたことを、今生きている人間の体が証明している。我々はどこにいて、どこへゆくのか、制作を通して考えている。山は私にとって遠い場所であり、我々がいずれ行き着くところの中間にあるイメージを持っている。

「ながい休憩」  2023 油彩、キャンバス H162㎝ ×W130.3

▍プロフィール 

櫻井 あや乃  Sakurai Ayano
   
1998 東京生まれ
2023 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
   
[Exhibitions]
2018 「サーモ」(グループ展/東京造形大学 mime)
  「ギャラリーへ行こう2019」入選(数寄和)
  「サーモ #2」(グループ展/YERROW HOUSE 日本橋)
  「残像に話しかける」 (武蔵野美術大学 芸術祭)
2021 「家系図を作成する」(グループ展/武蔵野美術大学 FAL)
  「Vague -存在の曖昧さ-」(グループ展/GALLERY ART POINT)
  「声が聞こえる」(グループ展/SUNABA GALLERY)
2022 「IAG AWARDS 2022」IAG大賞(東京芸術劇場)
  「答えのない質問」(グループ展/SUNABA GALLERY)
  「リビエラアートフェア」(リビエラ東京)
  「KENZAN2022」(東京芸術劇場)
  「Gallery美の舎 学生選抜展2022」優秀賞(Gallery美の舎)
  「『kotohajime』」(グループ展/立川アトリエ『』)
  「Idemitsu Art Award 2022」入選(国立新美術館)
  「長亭GALLERY 展2022」(長亭GALLERY)
2023 「我々のいるところ」(2022年度武蔵野美術大学 卒業制作展)
  「38 Artists New Year Group Show 2023 」(グループ展/Gallery FACE TO FACE)
  「Opening exhibition situations #3」(グループ展/DDD ART_凪)
  「15th Anniversary group exhibition」(グループ展/Gallery FACE TO FACE)

▍森なぎさ 個展
「シャッター」

2023年7月11日(火)〜16日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では711()より森なぎさ個展「シャッター」を開催いたします。
森は青山学院大学英文科卒業後、創形美術学校ファインアート科を卒業。
2021年Gallery美の舎 学生選抜展において特別賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

生活をしていると、時々、目が合うみたいに人だけじゃなく風景やそこにあるものが目に写ることがあります。別に、特別な日だからシャッターを切ろうと思うわけではなく、何でもない時、ふと視界が良好になります。
そういう感覚になれた時、筆が走るし、その一瞬の感覚を逃さずに筆を走らせることが大切だと思っています。
 

▍プロフィール

1995 愛知県生まれ
2018 青山学院大学 文学部 英米文学科 卒業
2020 創形美術学校 ファインアート科 絵画造形専攻 卒業
  月刊美術主催 美術新人賞 デビュー 2021 入選
2021 「ART FAIR~アートとの出会い~」 出品(西武池袋本店)
  ギャラリー美の舎 学生選抜展 特別賞 受賞
2022 グループ展「KACHIの会」出品(松坂屋上野店)
  個展「film the form」(銀座Oギャラリー)

rabbit」 803×652mm キャンバスに油彩 2023年
 
「girls」 727×606mm キャンバスに油彩 2023年

▍佐藤瞳 個展
魑魅魍魎(ちみもうりょう)

2023年7月4日(火)〜9日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では7月4日より佐藤瞳 個展「魑魅魍魎」を開催いたします。
佐藤は2022Gallery美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

「Get out」  2023  F50 (1167×910mm)  oil on canvas

▍作家より

人が狂気や嫌悪と感じることが私には喜びと感じる。それは私にとってとても刺激的で、そこには自分の核となるものがあるような気がする。そして、たびたび夢にでてくる不確かで不気味な生き物達。これは夢なのか現実なのかわからなくなるほどリアルである。それは私自身の精神の投影なのか。その不確かで不気味な物体を描いてみたいと思った。描けば描くほどに、それは存在が増し危険性を帯びていく。 
 

▍プロフィール

2001 神奈川県出身
2023 創形美術学校 ファインアート科絵画専攻卒業
   
[展示歴] 
2021 3人展〜3つの個性〜
  デザインフェスタvol.54
  リビエラアートフェア
2022 Gallary美の舎 学生選抜展 一次審査通過作品展
  NAAアートギャラリー 「在校生&卒業生 作品展」
   
[受賞歴] 
2022 Gallary美の舎 優秀賞受賞

▍及川美沙 日本画展
ー はじまりのキセキ ー

2023年6月20日(火)〜25日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallry美の舎では6月20日より及川美沙 日本画展 ー はじまりのキセキ ー を開催いたします。
私が初めて観た及川の作品は墨で描いたサンショウウオでした。丸みを帯びた頭に小さい手足をもつ奇跡のように美しい生き物。
あらゆる生物が生きている一瞬の尊さ・愛しさを今回の個展でも見せてくれると思います。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より 展示に寄せて

生命の「奇跡」と、私の制作の「軌跡」、2つの「キセキ」をテーマに展示をします。
生まれ、成長し、新しい生命を育み、老い、死してゆく。
いのちは、始まりがあり終わりがあるから、今、ここにある瞬間が輝くのだと思っています。
その一瞬を描きとめたくて、日々、絵を描いています。
その表現のため、日本画、墨、版画など、様々な画材や技法を研究しています。
版画は、日本画の岩絵具を用いて制作している木版で、岩絵具の粒子の違いで表情を変化させています。
 
この展示を通して、作家を含む、すべての生命、ひとつひとつの輝きを感じていただけると嬉しいです。

「生生」  2023 年 麻紙・岩絵具  140×180mm
 
「見返り猫」  2022 年 麻紙・墨  410×318mm

▍プロフィール 学歴、展示歴、受賞歴、など

1986 京都市に生まれる
2010 日展 入選(同’13、15、16、18、19、20、22)
2011 日春展 入選(同’12、14、15、18、19、21、22、23)
  京展 入選(同’13、14、15、16)
2012 松伯美術館花鳥画展 入選(同’14、15)
  京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程 修了
  全関西美術展 全関西美術展賞 第一席
  京都花鳥館賞 優秀賞
2013 贈展(同’14〜16)(ギャラリー恵風/京都)
2015 京都日本画家協会(同’18、22)(京都文化博物館/京都)
  ギャラリーへ行こう 入選(同’17、19、20、21)(数寄和/東京、滋賀)
  燦‐日本画4人展‐(京都府立文化芸術会館/京都)
  京都芸術祭 美術部門 国際交流総合展 京都府知事賞(’16〜20出品)
2016  表美展 招待出品(みやこめっせ/京都)
2018 個展(同’22)(生活あーと空間 ぱるあーと/京都)
  精華學藝祭(国際会館/京都)
2019 SUIT×及川美沙二人展(ポルタギャラリー華/京都)
2020 京都日本画新展(同’22)(美術館「えき」KYOTO/京都)
  アートに光と躍動を(ギャラリー胡々湾、パパジョンズ六角/京都)
2021 イマジナリー・アニマルズ(Gallery美の舎/東京)
  Madeleine Art Gallery瑪德蓮藝廊 出品(台湾)
  ビストロさて企画展 出品(ビストロさて/東京)
  漆×陶×画 三人展 -SUIT・井上路久・及川美沙-(ポルタギャラリー華)
2022 芸春 エト・アール展(同’23)(アートスペース柚YOU/京都)
  猫と鳥たち(Gallery美の舎/東京)
2023 企画グループ展 ANIMALS(Gallery美の舎/東京)
  個展(アートスペース柚YOU/京都)
  個展(Gallery美の舎/東京)
現在 日展 会友 / 新日春展 会友 / 京都日本画家協会 会員

▍佐藤寧音個展 
横の隅にある景色」

2023年6月13日(火)〜18日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では6月13日(火)より佐藤寧音個展「横の隅にある景色」を開催いたします。
佐藤は現在、札幌大谷大学芸術学部美術学科造形表現領域版画専攻4年。
2022年Gallery美の舎 学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

通りすがりに見るような、どこかでは見たことがあるような、関わりがあるわけではないけれど、記憶には残っているような景色や形、色を摺っています。
木版画でしか表現できないベタ面の温かさ、和紙の上に摺ることで表れるシルクスクリーンの凹凸感も含め、作品たちを見ていただければ幸いです。
 

横目の白昼」 2022年  240× 390mm 木版画・シルクスクリーン
 
 
「皆やるべきことがある」  2023年  360× 553mm 木版画・シルクスクリーン

▍略歴

佐藤寧音 Sato Nene

2001 札幌生まれ
2023 札幌大谷大学芸術学部美術学科造形表現領域版画専攻4年 在学中
   
【入選・受賞歴】
2021 図書館標語2021(札幌大谷大学) 優秀賞
2022 第95回記念 2022 第13回 道展U21(札幌市民ギャラリー) 奨励賞
2022 日本版画協会第89回版画展(東京都美術館) 賞候補入選
2022 学生選抜展2022(Gallery美の舎) 奨励賞
2023 CWAJ現代版画展 入選
2023 高知国際版画トリエンナーレ展 高知県立美術館賞
   
【展示・出品歴など】
2021 国際版画交換交流(IPE)
2021 おおたにの今。(大丸藤井セントラル・スカイホール)
2021  北斎ねこまつり 出展
2022 おおたにの今。(大丸藤井セントラル・スカイホール)
2022 札幌大谷大学芸術学部美術学科造形表現領域三年生展 Improve(地下歩行空間)(出展・DM、ポスター制作)
2022  Gallery美の舎  学生選抜展2022一次審査通過者展(Gallery美の舎)
2022 日本版画協会第89回版画展(東京都美術館)
2022 第47回全国大学版画展 出品販売(上田市立美術館)
2022 new sprout vol.1 札幌大谷大学芸術学部美術学科秀作展(MATEC PRODUCTS 2Fギャラリー)
2023 オープンスタジオ(札幌大谷大学)
2023 版画展セレクション(Galleryなつか)
2023 札幌大谷大学 芸術学部 美術学科 作品展(北海道銀行本店営業部1階ロビー)

▍Gallery美の舎 企画グループ展 - Fascinate - 

2023年5月30日(火)〜6月4日(日)   
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

 
 

▍開催に寄せて

本展は女性像を主なテーマとする企画グループ展です。
- Fascinate – は「心をとらえるもの」という意味があります。定型的な美人画の枠を超え、自身を魅了する存在をテーマに自由に描かれた作品を是非ご覧ください。。
多くの皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍参加作家  

奥川夏妃・菊池玲生・津絵太陽・原澤亨輔・マスコマユ・吉成浩昭

 
「知」
2023 日本画/和紙、岩絵具、水干、膠 F6

奥川 夏妃 

愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 日本画領域 2年
   
【展示歴・受賞歴】
2021 再興第106回院展 初⼊選
2022 愛知県立芸術大学美術学部日本画専攻卒業 卒業制作桑原賞
  第77回春の院展 初入選
  グループ展 「若手日本画グループ展JAPAN2022」(ギャラリーmos/三重)
  再興第107回院展 入選
  グループ展 「Vento 展」(香林坊ヤマト/石川)
  Gallery美の舎「学生選抜展」 優秀賞
2023 第78回春の院展 入選
  愛知県立芸術大学 優秀学生賞
  グループ展 「大岩弓未永・岡村苑子・奥川夏妃 3⼈展」(豊田画廊/愛知)
  豊田市文化振興財団 新人賞
 
Instagram : @okukawa_natsuki

 
美しさは内面であると考えています。
それぞれ違った女性の内面を表現しました。

 
picture and image
2023 530×410mm キャンバスに彩色

菊池 玲生

【略歴】
2014 東京芸術大学絵画科日本画専攻入学
2020 同大学院美術研究科日本画専攻修了、修了作品東京藝術大学買上
  平山郁夫奨学金 授与
2023 東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程卒業、学位取得
   
  現在 東京芸術大学 助手
   
【個展】  
 2022 日本画のシミュレーション/東京/Art space羅針盤
 2021 insert/東京/sta.
  菊池玲生 個展/福岡/福岡三越
   
【グループ展】
2022 MITHUKOSHI Art week/東京/日本橋三越
  Geisai#21/東京/東京ビッグサイト
2021 日本画第一研究室発表展/東京/東京芸大陳列館(18年、以降毎年)
  他多数
   
【所蔵】 東京芸術大学大学美術館

 
残香
2023 キャンバスに油彩 P6

津絵 太陽 

【略歴】
1996 宮崎県生まれ
2016 久米桂一郎賞
2018 上野芸友賞、第94回白日会展 白日賞
2019 第95回白日会展 会友奨励賞
2020 東京芸術大学卒業、卒業制作 台東区長賞
2023 東京芸術大学大学院修了、修了制作 Artの力賞
   
現在 東京芸術大学大学院博士後期課程(油画技法材料研究室)在籍、白日会会員

 
「見えている」”現在”より「見えていた」”記憶"の方が時間としては長く、それが美というものの魅力であると私は思う。画中の瓶は私が生まれる前から存在するデザインであり、当の瓶の使用者は現在では次の瓶を使っている。

 
茶殻
2023 紙本彩色 22×16cm(楕円形)

原澤 亨輔 

東京藝術大学絵画科日本画専攻修士2年在籍
   
【受賞歴】
2019 KENZAN 新生堂賞
2020 安宅賞
2021 美の舎学生選抜展 優秀賞
2022 サロン・ド・プランタン賞
  台東区長賞
  藝大アートフェス2022 アートルネッサンス賞
  月刊美術新人デビュー2023 準グランプリ
【展示】  
2021 個展『原澤亨輔展』 新生堂
2022 個展『記憶の風景』 美の舎
2023 個展『空』  九段燿画廊
 
instagram.com/kousuke_harasawa

 
少しだけ、砂糖が欲しい
2022 パネルに油彩 530×455mm

マスコマユ

2019  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2023 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程芸術学専攻美術解剖学研究室 修了
  同研究室 博士課程 在籍
   
【展示歴・受賞歴】
2019 第3回アートオリンピア学生部門 優秀賞入賞
  「アートオリンピア2019」展 東京都美術館
2020  個展「褪せていく血液と変わらない光」ギャラリー美の舎
  シェル美術賞2020 入選
  「シェル美術賞展2020」国立新美術館
2023 明日をひらく絵画 第41回上野の森美術館大賞展 入選(一次賞候補)
  「第41回上野の森美術館大賞展」上野の森美術館
  個展「その水が澱むころ」フリュウ・ギャラリー
  平山郁夫奨学金 受賞

 
Coffee and Lightgreen
2022 P10

吉成 浩昭

【略歴】
1981 栃木県生まれ
2005 東京芸術大学油画科卒業
2007  東京芸術大学院修士課程修了(坂田哲也研究室)
   
2009  かくかく展(ギャラリーミロ) 以降毎年
2017 個展(光画廊)  ‘19‘21
2022 個展(gallery ARK)
  7人のみかた7人のしせん7人の油画展。(あべのハルカス)
2023 吉成浩昭油彩展(松坂屋名古屋店)
   
現在、白日会会員
   
【賞歴】  
2001 久米桂一郎賞
2007 修了制作 帝京大学買上
2013 白日賞(第89回白日展)
2020 損保ジャパン日本美術興亜財団賞(第96回白日会展)
  昭和会展 入選(日動画廊)
2022 第九回日展 特選
 
HP https://hiroaki-yoshinari.official.jp/

 
制作について
オーソドックスな絵画制作を基本としておりますが、特にタッチの面白さと色彩の響きを大切にしています。
「何気なさ」という一言が、モチーフ・技法共に通ずるイメージなのかもしれません。

▍島村由希個展 

2023年5月16日(火)〜21日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月16日(火)より島村由希個展を開催いたします。
時に金箔を用い、繊細でいながらおおらかな優しさを感じさせる島村の抽象作品の数々をぜひごご覧ください。
美の舎では4回目の個展開催となります。皆様のご来廊をお待ちしています。
 
▍作家より
魅力的な人や物との出会いからたくさんのインスピレーションをもらい、それは作品にも良い影響・変化を与えてくれました。
この機会に、写真では伝えきれない実物の存在感を味わっていただけたらと思います。ぜひ様々な角度からご鑑賞いただき、絵具の凹凸や艶、箔のきらめきなど、ゆっくりとご堪能ください。
 

 
「ひとつの想像」 2023年  F10号 キャンバス・油彩・オイルパステル・箔

▍略歴

1990年生まれ
文星芸術大学油画専攻 卒業
近代日本美術協会 委員
島村由希絵画教室 主宰
2011年より個展開催・グループ展参加多数
 
PROFILE | 島村由希  https://shima-yuki.amebaownd.com/pages/2719456/page_201602191132

▍小林大悟 個展 「しずかなエコー」

2023年5月9日(火)〜14日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月9日(火)より小林大悟 個展「しずかなエコー」を開催いたします。
色鮮やかな岩絵具で描かれた現実と空想の狭間に生まれたような動物達を是非ご覧ください。
美の舎では3回目の個展となります。皆様のご来廊をお待ちしています。

 
「がらんどうの端っこ」 2022作 72.7×91cm 和紙に岩絵具、アルミ箔

▍作家より

自分の思い描くイメージを適度に乱してくれる画材、それが私にとっての日本画材だと感じています。
画材によって生じる不確定さや、意思とのズレを時に許容し、時に身を委ねる。描く中で変容を繰り返し、当初のイメージが忘却された果てに絵という姿に化けます。
作品には日本や東洋文化の影響が捻れた形で潜んでいます。例えば、絵の中には必ず「いきもの」が潜んでいますが、表現方法は日本画様式に必ずしも倣っていません。むしろ筆と絵の具だけで描く事を否定するように、画面を削り線を彫る工程が入ります。
私の関心は、初めに日本に輸入され翻訳された西洋文化に大きな刺激を受け、その後日本画材を扱う過程で日本・東洋文化への意識が向いたという経緯があります。制作の始点にある歪さを受け入れ、実感を持ちながら描き続けられているモチーフが妖怪や幻獣といった空想上の存在も含めた「いきもの」です。私の真の関心は描いている「いきもの」ではなく、「いきもの」という曖昧な器を通じて、静かに想像を広げ、反響させる、”人間”といえます。

▍プロフィール

1990 東京都生まれ
2014 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2017 アートコミュニケーター「とびらプロジェクト」三期修了
   
[個展]  
2015 「Wonder Attic Room」 日本茶喫茶 / ギャラリー楽風、埼玉
2017 「部屋を飾る、人前も飾る」 スターバックスコーヒー池袋明治通り店、東京
2018 「ハレとケのダンス」 ギャラリー美の舎、東京
  「あくびなみだでやけどする」 Japan Creative Arts Gallery、東京
2020 「あらもの にこもの の だくだく」 日本茶喫茶 / ギャラリー楽風、埼玉
  「かしこの真似び(と、穴ぼこ)」 ギャラリー美の舎、東京
2021 「 (伝わらなさの、困難と魅力)。」 Hertz Art Lab、東京
   
[主なグループ展]
2013 「ART MEETING」三越ギャラリー、東京
2014 「新世代の日本画六人」アートスペース羅針盤 、東京
  「えくらべ」 絵金祭り、高知
2015 「絵本とわたしと日本画」 アートスペース羅針盤、東京
2017 「HOT サンダルプロジェクト展 in 東京」銀座洋協ホール、東京
2022 「てしかが極寒アートフェスティバル」雪の杜美術館、北海道
  「たゆたまりに小石をひとつ」アキバタマビ21、東京

 

[主な受賞] 
2014 おおしま国際手づくり絵本コンクール 2014 最優秀賞・文部科学大臣賞
2020 萱アートコンペティション 2020 奨励賞
  RUBIK'S CUBE 40 AWARD 2020 最優秀賞
2021 本の日ブックカバー大賞 芸術新潮編集長賞
2022 アイヌの伝統・文化を題材にした絵本の原案 大賞
   
[主なワークショップ]
2016 「 BOOK×ART 0→1」CHICHI CAFE、東京
2018 「 絵本を読み解くワークショップ」Gallery fu、神奈川
2019 「日本美術と遊ぼう! 新春日本画ワークショップ」Gallery fu、神奈川
2020 「鳥獣戯画ワークショップ」江戸川区総合文化センター、東京
2021 「箱を作って飾ろう!お宝シールと交換!」「展覧会の名前をつけよう!」「こどももにかえって字のない手紙をおくろう!」Hertz Art Lab、東京
  「銀箔変色創作」チャームプレミア代々木初台、東京
2022 「墨ジェクションで鳥獣戯画を描こう! 」KIPP 中目黒、東京
  「プチプチの向こう側 鑑賞ワークショップ」東京都美術館、東京
  「観て、描いて、再発見 龍子を味わおう!」大田区立龍子記念館、東京
  「くるくるお絵描きワークショップ」お茶の水アートピクニック、東京

▍陳天逸 個展
「風景構築」

2023年4月18日(火)〜23日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では418日(火)より陳天逸 個展「風景構築」を開催いたします。
陳天逸は2022年美の舎学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典として、ギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。皆様のご来廊をお待ちしています。

 
「真夜のお暇」 2021   高知麻紙に胡粉、岩絵具、水干絵具   455×760mm

▍作家より

日本に来てから、できる限り行きたい場所を巡り、この穏やかな旅から得た感動を日本画で表現しようと考えた。

▍プロフィール

 
陳天逸 Chen Tianyi
 
1996 中国江蘇省生まれ
2014 中国中央美術学院学部プロダクトデザイン陶芸領域入学
2018 中国中央美術学院学部プロダクトデザイン陶芸領域修了
2020 多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻入学
2022 多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻修了
2022 東京藝術大学日本画大学院第一研究室入学 
   
[展示歴]  
2020 第47回創画展入選(東京都美術館/東京都)
2021 多摩美術大学日本画研究領域2年生展『光風霽月』(佐藤美術館/東京都)
2022 美術新人賞デビュー2022 奨励賞(銀座/東京都)
  『まほろば展』VOL.5(耀画廊/東京都)
  東京五美術大学連合卒業・修了制作展(国立新美術館/東京都)
  第37回上野の森美術館大賞展(上野の森美術館/東京都) 
  グループ展「Scene of life 日本画6人展」(OSETTAIギャラリー田中/小豆島)
  Gallery美の舎学生選抜展奨励賞(Gallery美の舎/東京都)
  第15回大学日本画展Beyond 多摩美術大学日本画専攻卒業生・修了生四人展(UNPEL GALLERY/東京都)
 2023 第49回春季創画展入選(西武ギャラリー/東京都)

▍片山香帆 個展
「境界線」

2023年4月11日(火)〜16日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では411日(火)より片山香帆 個展「記憶の風景」を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしています。

 
2022  落ちていく夢を見る

▍作家より

対極にあるとされているもの、また、その境界をテーマに制作した作品を展示します。
生と死、善と悪、自然と人工、社会と個人、内と外、男と女など、対極にあるとされているものの捉え方は、定義や視点、文化や価値観によって変わり、それについて分かり合えることもあれば、対立することもあります。私はそのことに面白さを感じています。
当日は、皆様が感じるままに作品を鑑賞していただけると幸いです。

▍プロフィール

2023 武蔵野美術大学通信教育過程油絵学科絵画コース 卒業
2015 東京農業大学大学院農学研究科醸造学専攻 修士課程修了
   
[展示歴]  
2023 第4回公募アートハウスおやべ現代造形展 (小矢部 アートハウスおやべ)
  ACTアート大賞展2023 (新宿 アートコンプレックスセンター)
  アトリエ展2023 (上野 上野の森美術館)
  語る抽象画展14 (新宿 アートコンプレックスセンター)
2022 Gallery美の舎 学生選抜展 2022 (根津 Gallery美の舎)
  第35回日本の自然を描く展 (上野 上野の森美術館)
  第18回世界絵画大賞展 (上野 東京都美術館)
2021 Gallery美の舎 学生選抜展 2021 (根津 Gallery美の舎)
   
[受賞歴]  
2022 第35回日本の自然を描く展自由部門 優秀賞
  第18回世界絵画大賞展 ラーソン・ジュール・ニッポン賞
2020 UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE 渡辺良隆賞

▍真鍋由伽子 個展
『目を瞑って踊る』

2023年4月4日(火)〜9日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

4月4日(火)より 弊廊では2回目となる 真鍋由伽子個展 『目を瞑って踊る』を開催いたします。
2021年の個展はドローイングと版画が中心でしたが、今回はSMサイズから80号まで、全て日本画の作品を展示いたします。
日常と空想の境目を垣間見るような真鍋由伽子の世界を是非ご覧ください。
 

▍作家より

言葉で言い表せないようなことを、どうにかして言葉に翻訳したとして、それは体験そのものではなく解釈になってしまう。
言葉が心を翻訳し得る精度は、どれほどのものだろうか?

 

▍プロフィール

1994 東京生まれ
2018 東京藝術大学美術学部 日本画専攻 卒業
2022 東京藝術大学美術学部 油画専攻版画第一研究室 修了
   
[個展]  
2017 「Volcano-火山とその麓をめぐるできこと」麦小舎、長野
2018 「たたずむあの人」新宿伊勢丹本店、東京
2019 「Take a night walk」New Boy Coffee、群馬
2021 「映画」美の舎、東京
  「寒い国の話」ギャラリーシュタイネ、長野
2022 「Draw to see」八犬堂ギャラリー、東京
  「火山で踊る夢」数寄和、東京
  「YUKAKO MANABE SOLO SHOW」ラフォーレ原宿、東京
  「夢々」ギャラリーシュタイネ、長野
   
[グループ展]
2015 「ジ・アートフェア:プリュスウルトラ」スライラルガーデン、東京
2016 「ART FAIR ASIA」ホテルオークラ福岡、福岡
2017 「次世代の主役たち」丸善丸の内本店、東京
2018 「ART FAIR TOKYO」東京国際フォーラム、東京
  「ART EXPO MALAYSIA」 MATRADE、マレーシア
2019 「Power of the Arts」伊勢丹新宿本店、東京
  「ERASMUS+ wystawa studentów semestru zimowego」ヴロツワフ大学、ポーランド
2020 「OME WORLD:TOGETHER AT HOME」ヴロツワフ大学、ポーランド
2022 「積水ハウスミーツアーティスト」SUMUFUMUテラス南青山、東京

[受賞歴]  
2015 八犬堂賞
2017 宮田亮平奨学賞
2022 「アートオリンピア2022」銅賞
  「Idemitsu Art Award2022」入選
   
[コレクション]
「壊れた道路を直しています」熱海山口美術館
「人々」神山財団

▍- 何処となく-  藝大日本画六人展

2023年3月21日(火)〜26日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 

▍参加作家    伊藤潮 今本章 岡田周也 近藤陽 内藤丈晴 Kaito Nakada

 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月21日(火)より -何処となく- 藝大日本画六人展 を開催いたします。
それぞれの個性が響き合うような作品たちを是非ご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております。

▍辻 明香里 個展
「0、三日月、スペード、クラブ」

2023年3月7日(火)〜12日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月7日(火)より辻 明香里 個展「0,三日月、スペード、クラブ」を開催いたします。
辻は2022年 Gallery美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

今回は、近代絵画に影響を受けつつ、①意識の網に引っかかったモチーフを起点とした連想ゲームを愉しむ ②かたちがもつ性格から人をとらえる ことを往復反復しながら制作していた時期の絵を展示する。
①と②は絵を描くスタンスとしてはかなり異なるものの、時折相互作用のようなものがあり、それが愉しいので、あえてひとつに絞ることは保留していた。
イメージと形(見た目)、虚実のシーソーゲームを愉しめるような展示になっていれば良い(と思います)。

 
「♥5」 2021年  キャンバス変形  キャンバスに油彩

▍プロフィール

2017 東京藝術大学 絵画学科油画専攻 入学
2021 東京藝術大学 絵画学科油画専攻 修了
2022 東京藝術大学大学院 美術研究科油画専攻入学
   
[受賞歴]  
2019 安宅賞
2021 アートアワードトーキョー丸の内 野口玲一賞
2022 Gallery美の舎 学生選抜展 2022  優秀賞
   
[展示歴]
2019 安宅賞展(東京藝術大学絵画棟 Yuga gallery)
2020 「辻明香里と内田早紀の眠れない的外れの昼休み」(根津 gallery美の舍)
2021 アートアワードトーキョー丸の内(丸ビル マルキューブ)
2022 「私東京」出版記念展(銀座 森岡書店)
  「SEKISUI HOUSE meets Artists」(外苑前 スムフムテラス)
  「 Gallery美の舎 学生選抜展 2022」(根津 Gallery美の舎)
  「YAUスタジオ 報告展」(有楽町 有楽町ビル YAUスタジオ)

ギャラリー美の舎 公募展「猫と鳥たち」

2023年2月21日(火)〜26日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

 

▍ご挨拶 

2023年最初の公募展は、「猫と鳥たち」です。
日本画、油画を中心に、個性的あふれる作品が集まります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍参加作家

中村吉郎・迷送香・山本恭子・須澤芽生・角田典子・小林大悟・最寄り・青木真奈美・DING JIANXIN・藤本桃子・原一菜・Mimori・大竹口瞳・御守未來・DONG HANSUN・根岸慧理子・森茂明・肉球書庫・伊藤倫香 他

▍Gallery美の舎   コレクション展

2023年2月7日(火)〜12日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

<展示作家> 
家田実香・市川茉友子・梅澤勝典・大内健太・木村有輝子・高橋大輔・チョン ダウン・中園孔二・中津川浩章・宝珠光寿

 
ギャラリーコレクションより 油画、アクリル、版画を中心にアールブリュットの作家の作品も展示いたします。
皆様のご来廊をお待ちしています。
※展示作家は変更になる場合があります

中園孔二 作品

▍市川茉友子 わたしという現象

2023年1月24日(火)〜29日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では2023年1月24日(火)より市川茉友子個展 -わたしという現象- を開催いたします。
市川は2018年Gallery美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。その後、シェル美術賞2018 、ART AWARD TOKYO 2021などを受賞。
市川の作品は最も純粋で混じり気のないARTであり彼女そのものだと感じます。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

私は絵を描くときに形や色をモチーフからドローイング的に捉え、線を引いて構成している。同じモチーフでも日によって引かれる線や色は変わる。ドローイングを平面作品や立体作品で表現している。私にとって絵を描くことは即興で筆を走らせて描くものであり、描くことで自分の中で記憶し、捉え直している。

「自画像」 2022年 606× 500(mm) キャンバスに油彩

▍プロフィール

1997 神奈川県生まれ
現在 多摩美術大学 大学院 油画 修士在学中
   
[個展]  
2019.3 Gallery美の舎 「市川茉友子個展」」/ 東京
2019.8 ギャラリー元町「bless」
2020.2 GALLELY b.TOKYO 「市川茉友子個展」
2022.2 GALLELY b.TOKYO「It is practiced the picture」
   
[グループ展]
2017.8 TAKAO599MUSEUM 「五美虫展inTAKAO599MUSEUM」
2017.9 ギャラリーGK 「COCO祭
2017.12 中央区銀座 3-5-7 松澤ビル B1 「銀座大晦日!」
2018.2 Gallery美の舎 「strange」二人展
2018.8 TAKAO599MUSEUM 「五美虫展2018」
2018.9 ギャラリーGK 「COCO祭」
2018.12 国立新美術館 「シェル美術賞展」
2019.7 f.e.i art gallery 「蟲使い展」
2019.9 銀座洋協ホール「NEW AGE 五美術大学交流展2019」
2019 ART POINT「Prologue X」
2020.2 Gallery美の舎「少女について」
2021.2 Gallery美の舎「イマジナリー・アニマルズ」
2021.7 多摩美東棟402 「縦」
2021.9 丸ビル3階回廊「ART AWARD TOKYO 2021」
   
[受賞歴]  
Gallery美の舎学生選抜展2018 優秀賞
シェル美術賞2018 入選
ART AWARD TOKYO 2021 入選

▍Gallery美の舎 企画グループ展 - ANIMALS - 

2023年1月11日(水)〜21日(土)   ※15日(日)・16(月)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

 
 

▍ご挨拶

Galleryb美の舎では2023年最初の展示として、動物をテーマとした企画グループ展 -ANIMALS-を開催いたします。
日本画、油画、アクリル、版画、漆芸、木彫・張り子の立体作品など、様々な手法で命を与えられた動物たちに、是非会いに来てください。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍参加作家  

岩澤慶典・井上大輔・及川美沙・大竹口瞳・大場咲子・神戸勝史・田島佳世・藤原宇希子・本間洋・松本亮平・矢吹多歌子

 
「sweet lion king」
2021  キャンバスに油彩  33.3cm×24.2cm

岩澤慶典 Yoshinori IWASAWA

1983 神奈川県生まれ
2007 京都造形芸術大学美術工芸学科洋画コース卒業
  京都造形芸術大学卒業制作展学長賞受賞(京都市美術館)
2009 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了
2011 東京藝術大学油画教育研究助手 ※‘13まで
2014 第95回記念日本パステル画会展(東京都美術館) ※‘14から連続出展
  董展-偏愛する絵画、六研派の美術-(東京藝術大学)
2017 アートメゾン・ビエンナーレ2017(シルクロ・デ・ベジャス・アルテス/スペイン)
2018 FUKUIサムホール美術展優秀賞受賞(福井カルチャーセンター)
2020 個展「食彩どうぶつ」(REIJINSHA GALLERY/東京)
他、個展、グループ展多数
現在、神奈川県にて制作
 
インスタグラム:r.swamp83
Webサイト:https://iwasawayoshinori.wixsite.com/oilpaint

 
野菜や果物自身が持つ形や色の鮮やかさ、また、外からは見えない中(断面)の美しさを、動物と共にブロックのように積み重ね、新たな生物、新たな世界を生み出すことがテーマになっています。その絵の中では動植物、食べる、食べられる関係を越えた命の連鎖があります。

 
「ANVXI(温泉)」
2022  oil on canvas  41×41×2cm

井上大輔

武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科 油絵専攻 2019年度卒業
   
2021 TRiCERA Gallery 企画グループ展「elaboration」
2022 THA blank GALLERY グループ展「ECHO」
  Gallery美の舎 企画グループ展「この世のほか」
  HASHIVA Gallery 企画グループ展「DOUBLE_ENTRY」
 
Twitter : https://twitter.com/gomi_kuzu_tarou
Instagram : https://www.instagram.com/inue_disk

 
北方ルネサンスを技術的標榜としつつ日本や中央アジア、コーカサスを中心にユーラシアの文化や世界観を混ぜ合わせて自己の表現としています。日本の代表的な動物でありながら漠然とした概念である"たぬき"を再解釈して"TANVXI"として描くシリーズを主に制作しています。

 
見返り猫
2021  麻紙、岩絵具、墨、胡粉  41.0×31.8㎝

及川美沙

2010 日展入選(以後7回入選)
2011 日春展入選(以後7回入選)
2012 全関西美術展 第1席
  京都花鳥館賞 優秀賞
2015 ギャラリーへ行こう入選(同'17.19.20.21/数寄和)
2018 個展(同'22/生活あーと空間ぱるあーと/京都)
2019 SUIT×及川美沙二人展(ポルタギャラリー華/京都)
2020 京都日本画新展(同'22/美術館「えき」KYOTO)
2021 イマジナリーアニマルズ(Gallery美の舎)
  常設展(Madeleine Art Gallery瑪德蓮藝廊/台湾)
  企画展(ビストロさて/東京)
  こころのけしき(Gallery美の舎)
  漆×陶×画 三人展(ポルタギャラリー華/京都)
2022 芸春エト·アール展「寅年」(アートスペース柚/京都)
  猫と鳥たち(Gallery美の舎)
  百うちわ作品展(アートギャラリー博宝堂/京都)
2023 個展予定(アートスペース柚/京都)
 
Instagram  https://www.instagram.com/misa225ans/

 
生き物の姿をかりて、普段感じる「人と人、モノとモノとの距離」を描いています。そこからそれぞれの持つ「いのち」の強さや心まで表現したいと思っています。

 
「Meちゃん ​」 
2020   有線七宝・ガラス   15×25㎝ 程度

大竹口瞳

2019 武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科 木工専攻 卒業
2022 東京藝術大学 大学院 美術研究科 デザイン学科 第9研究室 修了
 
主な展示歴
2019/06 「プライベートコレクション展」(生活工房ギャラリー)
2020/01 「14th藝大アートプラザ大賞展」(藝大アートプラザ)
2020/09 個展「 海とふね 」(ギャルリ朔 ついたち。)
  「藝大の猫展2020」(藝大アートプラザ)
2020/11 「DEPARTURE 2020」(代官山 蔦屋書店)
2021/02 「15th藝大アートプラザ大賞展」(藝大アートプラザ)
  「青に秘める展 その二」(The Artcomplex Center of Tokyo)
2021/03 「人魚展」つくりびと(The Artcomplex Center of Tokyo)
2021/04 「作家市」(ギャルリ朔 ついたち。)
2021/06 「同時代展 - 創造力との出逢い - 」(同時代ギャラリー)
2021/09 三人展「ある日の、小景」(ギャルリ朔)
2021/10 「図鑑展ワンダーランド!」(藝大アートプラザ)
2022/01 「第16回藝大アートプラザ大賞展」(藝大アートプラザ )
2022/02 「卒業・修了制作展」(東京藝術大学美術館)
  「猫と鳥たち」(ギャラリー美の舎)
2022/04 「作家市・つくりびと」(ギャルリ 朔 ついたち。)
2022/05  「第13回神戸アートマルシェ」(同時代ギャラリー、神戸メリケンパークホテル)
2022/06 公募企画展「花瓶のキャンバス展」(同時代ギャラリー)
2022/09 「食 飾 触 - 18人展」(ギャラリーおかりや)
2022/10 コラボ展「マルティプル キャット -変身-」(ギャルリ 朔 ついたち。)
  大丸D-art(同時代ギャラリー、大丸京都)
   
受賞歴  
2020/03 日本郵船株式会社主催イラストコンテスト 銅賞受賞
   
HP https://hitomiotakeguchi.studio.site/home
Instagram @h.otakeguchi ( https://www.instagram.com/h.otakeguchi/
Facebook @h.otakeguchi ( https://m.facebook.com/h.otakeguchi/ )

大場咲子

2014 東京造形大学卒業
2016 東京藝術大学大学院修了
 
主な展示歴
2018 the gift展(不忍画廊/東京)
  大場咲子展(日本橋三越本店/東京)
2020 大場咲子展〜妄想のテーブル〜(ギャラリーかわにし/愛媛)
  大場咲子展-pansy-(不忍画廊/東京)
2021 大場咲子展-adventure-(ギャラリーかわにし/愛媛)
  大場咲子展-adventure-巡回展(3ta2画廊/愛媛)
2022 大場咲子展 神秘の國 (ギャラリーかわにし/愛媛)
   
受賞歴  
アワガミ国際ミニプリント展「準大賞」受賞
第82回 版画協会展(東京都美術館) 「新人賞」受賞 他
 
HP https://sakikoooba.theblog.me
Twitter @Oosakiko

 
古道具からインスピレーションを受け、道具が記憶する物語、神話や昔話をモチーフに製作しています。現実と異世界を繋ぐ「窓」のような作品を、絵画、版画、オブジェなどで表現しています。

 
白象 −月と水面ー
2022  和紙、岩絵具、金属箔、 染料  60.0×20.0cm(変形パネル)

 
白象 −夜の森−
2022  和紙、岩絵具、金属箔、 染料  60.0×20.0cm(変形パネル)

神戸勝史

1985 神奈川県鎌倉市生まれ
2012 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2014 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画研究分野修了
2015 第41回東京春季創画展 入選(以後毎年入選)
  第42回創画展 入選(以後毎年入選)
2017 神戸勝史展(アートスペース羅針盤)(同’20)
2019 FACE 2019 損保ジャパン日本興亜美術賞 入選(同’21)
2021 第10回Artist Group―風―大作公募展 入選
2022 第9回 郷さくら美術館 桜花賞展 入選
  個展.神戸勝史展「はじまりの木」(美の起原)
 
Instagram https://www.instagram.com/masashi_kambe/

 
この作品では神獣の白鹿と白象を描いています。アジア諸国の神話やインドネシアの仏教遺跡の壁画に感化され、現在のシリーズに至りました。様々な物語を解釈・構成し、自分なりの楽園を表現出来ればと思っています。

 
「上野太郎」
2021  和紙、油彩、木材、粘土  26×20×14cm

田島佳世

1985~87 女子美大学短期大学絵画教室で油彩と版画を学ぶ
1989 創形美術学校版画実践コース修了
1989~92 女子美術大学版画科研究生
1994 大阪トリエンナーレ、版画協会展(山口源新人賞)
1995 神奈川県美術展(美術奨学会賞)
1996 高知国際版画トリエンナーレ(優秀賞)
  文化庁国内研修員インターンシップ
  東京都あきる野市アーティストレジデンス参加(9~11月)
1998 版画協会展(準会員優秀賞)
2000 国際現代美術展「波動1999-2000」(横浜・韓国)
2014 「CHILDHOOD ARTIFACTS」(フィリピン・Museo Pambata)
   
個展 ギャラリー21+葉(1993・1998)、ギャラリー伸(1994・1996) 、ギャラリー代々木(1996)、トミー画廊(1998)、ギャラリー蔵(1999) 

 
「居前」
2022  雲肌麻紙に岩絵具、箔  S0

藤原宇希子

女子美術大学大学院 博士後期課程日本画研究分野 満期退学
 
主な展示歴
2016 第2回石本正日本画大賞展 大賞(石正美術館)
  個展「藤原宇希子展」(GALLERY.b.TOKYO)
  「サンクスの会」(画廊宮坂 以降毎年)
2017 行動展 / 行動美術TOKYO展 奨励賞
  「第6回 座の会展」(O美術館 以降毎年)
2018 第44回東京春季創画展 初入選
  第45回創画展 初入選
  個展「藤原宇希子展」(Gallery風)
2020 個展「藤原宇希子展 -どこみているの-」(伊勢丹新宿店)
  個展「藤原宇希子展 -目眩の部屋-」(八犬堂ギャラリー)
2021 個展「藤原宇希子展 -淵、はざま-」(Gallery Field)
  個展「藤原宇希子展 -clepsydra-」(伊勢丹新宿店)
  「 ART!ART!大阪」(大丸梅田店)
  「ネオ・ジャポネスク・3」(渋谷ヒカリエ)
  「ART TAICHUNG 2021」(ミレニアムホテル台中)
2022 個展「藤原宇希子 日本画展」(大丸福岡天神店)
  個展「藤原宇希子展 -Spatial Memory-」(HASHIVA Art Gallery)
  「ファインアートコレクション」(松坂屋名古屋店)
  「大解剖 女子美術大学日本画展」(神戸阪急)
   
現在 女子美術大学日本画研究室専任助手 創画会会友
 
SNS
Twitter @uukikoo
instagram @ukiko.fujiwara

 
画面上に一つのビオトープ≒人工的な生物棲息空間をつくることをテーマに制作しています。

 
「ジョー」
2019  エッチング  85×75mm

本間 洋  Hiroshi Honma

1972 神奈川生まれ
1996 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
1998 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻生洋画コース修了
2018 美学校「特殊漫画-前衛の道〜商業漫画と特殊漫画-そのあいだ〜 根本敬」受講
  美学校「特殊漫画家-前衛の道~商業漫画と特殊漫画-そのあいだ~ 根本敬」受講
   
個展  
2002 ギャラリィK/東京
2004 ギャラリィK/東京
2006 知性の触覚2006 それぞれの他者 ギャラリィK/東京
2009 ギャラリィK/東京
2013 新世代への視点2013 画廊からの発言 ギャラリィK/東京
2019  ギャラリィK/東京
2022 Gallery美の舎/東京
 
グループ展他
1998 第16回伊豆美術祭絵画公募展 大賞受賞 伊東市観光会館/静岡
1999 ACRIL AWARD 1998 大賞受賞 ザ・グラウンド/東京
2001 第8回リキテックス・ビエンナーレ 奨励賞受賞 青山スパイラルガーデン
2007 平成17−18年度 文化庁買上優秀美術作品披露展 日本芸術院会館/東京
2008 第22回ホルベインスカラシップ奨学生
2013 スパーク 文化庁買上優秀美術作品展 高崎市タワー美術館/群馬
2019 2人展「根本敬×本間洋」(Roppongi Galleria/東京)
2020 FACE展2020損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
  FACE展選抜作家小品展2020(REIJINSHA GALLERY/東京)
2021 本のない表紙 part1 (ギャラリイK/東京)
  第8回山本鼎版画大賞展入選(サントリーミューゼ 上田市立美術館/長野)
2022 pickup2022(REIJINSHA GALLERY/東京)
  第42回カダケス国際ミニプリント展入選(カダケス/スペイン)
  第1回FEI PURO ART AWARD 入選 (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/横浜市)
   
instagram:https://www.instagram.com/you_honma
Twitter:https://twitter.com /you_honma
 Tumblr: https://honmahiroshi.tumblr.com/

 
そもそも以前飼っていた犬。彼女の順位では私は彼女の下であり、私の部屋は彼女の第二便所とされて毎朝糞をしていき、その香りで私は目覚めるという朝を迎えており、そんな彼女をモチーフとして現在に至っています。

 
「猫と桃花図」
2022  アクリル、板  SM(227×158cm)

松本亮平

略歴  
1988 神奈川生まれ
2011 早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科卒業
2013 早稲田大学大学院 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻修了
2016 第12回世界絵画大賞展 遠藤彰子賞受賞(東京都美術館)
2018 PLAS 2018 CONTEMPORARY ART SHOW(COEX/韓国)
  Art Expo Malaysia 2018(MATRADE Exhibition and Convention‘Centre/マレーシア)
  公募日本の絵画2018(永井画廊/東京)※‘14、‘16年入選
2019 第54回昭和会展 昭和会賞受賞(日動画廊/東京)
  Art Elysees 2019(Place de la Concorde/フランス)
2020 個展「生命の記憶」(SILVER SHELL/東京)※‘16、‘18、‘19年開催
  BAMA(BEXCO Exhibition Center/韓国)
2021 ART BUSAN 2021(BEXCO Exhibition Center/韓国)※’19年出展
2022 佐々木豊と8人展(飯田美術/東京)※‘16~‘21年出展
  3人展(Galerie Nichido Paris/フランス)
  個展「昭和会賞受賞記念 松本亮平展」(日動画廊/東京)
  「わたしたちの絵 時代の自画像」(平塚市美術館/神奈川)
  個展「温故知新」(REIJINSHA GALLERY/東京)
 
現在、神奈川県にて制作。
   
HP: https://rmatsumoto1.wixsite.com/matsumoto-ryohei/home
Twitter: https://twitter.com/Ryohei60
Instagram: https://www.instagram.com/r.matsumoto60/

 
2023年が明るい年になるように祈りながら制作しました。生き物たちの戯れ合い遊ぶ姿に皆様の楽しい時間を重ね合わせてご覧いただければと思います。

 
「自粛中」
2021  木質粘土に着彩  9×9×8.5 (cm)

矢吹多歌子 

1995 多摩美術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
   
個展  
2014 「矢吹多歌子展」(Gallery ARK、神奈川)'15, '16, '17, '18
2019 「矢吹多歌子〜私的目線〜展」(Gallery ARK、神奈川)
2020  「幸手駅改札口ギャラリー」(東武日光線幸手駅、埼玉)
2021 「矢吹多歌子展 −不自由内自由−」(Gallery ARK、神奈川)
  「矢吹多歌子」(SEIZAN GALLERY 凸、東京)
2022 「矢吹多歌子 −猫づてに−」(靖山画廊、東京)
 
グループ展 
2010 「アニマート〜はがきサイズの小宇宙〜展」(Gallery ARK、神奈川)以後毎年
2018 「幸手アートさんぽ」(幸手商店街 埼玉)’19
2019  「裏千代田 ねこ日和 猫づくし展」(SAN-AI GALLERY +contemporary art、東京)'20
  「猫と猫たち展」(Gallery 美の舍、東京)
2020 「創作和人形展」(ぎゃらりーぶんかとう、福岡)
  「2020東武絵画市」(東武百貨店船橋店、千葉)
2021 「ねこ・猫・作品展」(仙台三越、宮城)
  「イマジナリー・アニマルズ」 (Gallery 美の舎、東京)
  「アニマルパーク」(日本橋三越本店 特選美術画廊、東京)
  「妖しの猫展」(ギャラリー来舎、東京)
2022 「現代、近代に頼まう。」(靖山画廊、東京)
  「ARTになった動物たちーねこ・猫・NEKO作品特集」(仙台三越、宮城)
 
Website https://takakoyabuki.com
Instagram https://www.instagram.com/takakoyabuki/
Twitter https://twitter.com/takakoyabuki

▍ギャラリー美の舎 公募展
Merry christmas & Happy new year!

2022年12月20 日(火)〜25日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

今年最後の展示は賑やかな公募展で締めくくります。
油画・日本画・版画・立体作品・グッズなど、様々な作品が賑やかにギャラリーを彩ります。皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍参加作家

伊藤みどり・辻美保子・中村吉郎・根岸慧理子・CAI QIN・ジウノアメノ・島村由希・陳天逸・柴田彩都・田島佳世・長田桃奈・たかしろゆの・小林大悟・DONG HANSUN・asawo・木本千聡・川﨑千尋・柳井知子・青木裕美・野畑千絵美・マカラユカ・いいじままりえ・彩峯サユミ・西本真緒・白砂智紹・色本藍・岡田しほ・DING JIANXIN

▍西永和輝 個展 「巣食ゥ装飾」

企画:原田雄(SYP GALLERY)    キュレーション:飯盛希(TAV GALLERY)
2022年12月13 日(火)〜18日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では12月13日(火)より企画 原田雄、キュレーション 飯盛希による西永和輝 個展「巣食ゥ装飾」を開催いたします。皆様のご来廊をお待ちしています。

▍西永和輝 プロフィール

1993年東京生まれ。 2016年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。2019年ロンドン大学スレード校修士修了。 主な展示に「それは、つまり物を以って詩をつくることである」駒込倉庫(2022)、「Shortlist Exhibition/ The Ashurst Emerging Artist Prize 2020Ashurstʼs London HQ、ロンドン(2020)、「A Third Map Rochester Square、ロンドン(2019)、「Shortlist Exhibition/ The John Ruskin Prize 2019: AGENT OF CHANGEThe Holden Gallery、マンチェスター(2019)、「Asteroid'Workshop 53、ロンドン(2018)などがある。
 

▍巣食論 彫刻と装飾をめぐるいくつかの話

 いま、あらためて装飾について考える必要があると感じるのは、私たちの生活から乖離した近代的な芸術のありか たの無理が祟っているからだろうか。芸術が純粋なものであるために、ともすれば「本質的でないもの」あるいは「装 飾的なもの」は排除されがちだったが、今日でも作品を設置することを「飾る」とも言うように、暮らしのなかの作品 は他ならぬ装飾であるとも言える。作品の「内的な」本質としての「エルゴン」に対して、その「外」にある「付随的 なもの」ないし「装飾的なもの」を意味する「パレルゴン」という概念により、そもそも「内」とか「外」とかいう区 別を問い直そうとする脱構築的な議論が行われ、作品「それ自体」よりも、むしろ作品を成立させる「枠組」について意 識されるようになったが、そういう問題ではない。
 絵画における額縁が、その文字どおり周縁的であるのに対し、彫刻における台座は、文字どおり、それを支持するも のであるからというわけではないが、彫刻から装飾について考えることは、絵画から装飾について考えることとは違 う。この国における彫刻は、もともと装飾と結びついていた。いわゆる殖産興業の一環で内国勧業博覧会が開催された とき、「彫刻」は――表面を彫ったり刻んだりするという字義どおり――装飾的なものとして、立体造形を指す「彫 像」と区別されていたし、あるいは、高村光太郎が鯰の木彫作品を父の高村光雲に見せたとき「貝殻を彫つて添えると 面白い置物になる」とアドバイスされて呆れたというエピソードは、近代的な芸術の概念とは別に装飾的な彫刻の基 準が存在していたことを端的に物語っている。 西永和輝は、ひとつの論理のように、人がつくり出したものでありながら人の手を離れて独りでに機能する、ある 種、自律的なものとして装飾を捉えている。そもそも装飾というものが、地域や時代、宗教などによらず普遍的に行わ れてきた営為である一方、過度に発達して不合理なものになっていく傾向に着目した。規格化されたフレームに彫刻 的な細工がまとわりついたような作品は、合理的なモダニズムと前近代的な「添え物」のせめぎ合いのようであるの と同時に、人間と自然の交渉のようにも見える。そういう意味では、装飾としての彫刻――あるいは装飾「それ自体」 ――を、さまざまな生物がつくる「巣」の奇怪な造形になぞらえることができるように思われる。音読みすれば同じだからというわけではないが、装飾は私たちの生活に巣食っているのかもしれない。

飯盛 希

 

三上泉 個展 小さな幻視 -2022-

2022年12月6日(火)〜11日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は17:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では12月6日(火)より三上泉 個展 小さな幻視 -2022-を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

ここ「美の舎」での個展は二回目になります。前回は自分の描きたい表現を優先した作品展開をしましたが、今回はもう少し素材であるガラスでの表現の仕方を探究してみました。ガラスでの表現は絵画とは違って、窯に入れた後は自然の成り行きに任せるしかありません・・。様々な偶然が重なる事で仕上がります。期待以上の状態で窯から出て来ることもあれば、バランスが崩れた状態になって出て来る場合もあります。約一年という月日をかけて
作品が育ってくれました。何度も何度も試行錯誤を繰り返し、それでも必ず、最後には答えてくれる作品たちです。普通に生活をしている中でも未知な領域がたくさんあります。確かなものなどほんとうは何処にもないのではないでしょうか。ただあるのは幻視の集合体なのかもしれません・・。偶然が折り重なった小さな幻視の世界をお楽しみ頂ければ幸いです。
 

▍プロフィール

1963年 新潟生まれ、その後、幼少期から神奈川で育つ。
1995年 大磯でStudio JAME開設。
2020年 新たに鵠沼海岸にStudioを移設。
以後、グループ展を辞め、個展という形態でここ「美の舎」により第一回「翔葉の拍―2020」開催

『Embryo』…embryology/発生学

岡田しほ 個展 『忘却』

2022年11月29日(火)〜12月4日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では11月29日(火)より岡田しほ個展『忘却』を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

忘れているもの、忘れられないひと の中に
「ほんとのこと」がある気がする
文学や哲学から想起されたものに呼応した心象風景を描いています
名状し難い何かの切れ端に触れることを目指し、そして
一つの流動体として二項対立の外に行きたい。
 

▍展示歴

2021年9月 タナカホンヤ(古書店・東京)
2022年4月  Couzt Cafe(カフェレストラン・東京)
2022年10月  SPBS(書店・東京)

『忘却』  2022年  油彩、キャンバス  200×200mm

日本画有志六人 少年画展  -紅のかんばせ-

2022年11月15日(火)〜20日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 

▍参加作家 Kaito Nakada/菊池明璃/こむぎ/ちゃんまつ/羽生小桃/ヨシダサヤカ

 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では11月15日(火)より 日本画有志六人 少年画展  -紅のかんばせ- を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍展覧会に寄せて

一般に、少年とは年若い男子のことをさす。
人生のうち、子どもから大人へ移り変わるわずかな時期。
その一瞬の儚さや美しさに、魅力を感じます。
あなたは、少年にどんなイメージを抱きますか?
日本画科に在籍する学生6名が集まり、それぞれの想う「少年」を表現しました。
 

▍作家プロフィール

Kaito Nakada
1999年 東京都出身
東京藝術大学絵画科日本画専攻2年

菊池明璃
1999 埼玉県出身
武蔵野美術大学通信教育課程日本画科3年

こむぎ
1999 秋田県出身
武蔵野美術大学通信教育課程日本画科3年

ちゃんまつ
1999 埼玉県出身
武蔵野美術大学日本画科1年

羽生小桃
1999 鹿児島県出身
東京藝術大学日本画科2年

ヨシダサヤカ
1999 千葉県出身
武蔵野美術大学通信教育課程日本画科3年

▍硝子体×林宇欣 二人展 「 器に咲く 」

2022年11月8日(火)〜13日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では11月8日より硝子体と林宇欣による日本画二人展を開催いたします。
力強く瑞々しい二人の作品をぜひご覧ください。ご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

言葉で伝えられない感情はどんな形だろう。
打ち上げ花火のように散るか、海の底に沈んで腐るか、それとも花のように過去という養分を吸い取って誰も知らないところで咲くか......
人体組織と花をモチーフとして自分と向き合う時に感じた矛盾、孤独、苦しみを抽象的に描いています。痛みを感じられることこそ、生命そのものだと信じています。
 

▍プロフィール
硝子体 Shoshitai

1998 中国江蘇省鎮江市生まれ 
2021 武蔵野美術大学造型学部油絵学科版画専攻 卒業
2022 創形美術学校研究科絵画造型専攻 受講
[展示歴] 
2021 東京五美術大学連合卒業修了制作展
2022 第49回日本近代美術協会春季展

 

林宇欣 LinYuxin

1998 中国福建省生まれ
2019 西安美術学院環境デザイン専攻 卒業
2022 女子美術大学大学院 美術専攻洋画研究領域 博士前期2年在籍
[展示歴] 
2021 coil展「メリーゴーラウンド」
[受賞歴] 
2022 アートオリンピア2022 佳作

硝子体「着火」  2022年5月 1000x803mm  キャンバスに油絵具
 
林宇欣「流転」 2021年 530x410mm   岩絵具、銀箔、紙  

▍伊藤みどり 展  -光の差す方へ-

2022年11月1日(火)〜6日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

11月1日(火)より伊藤みどり個展 -光の差す方へ- を開催いたします。
伊藤は光によって様々な表情を映し出す風景や、心に留まる愛おしい物たちを描き、人気の高い若手作家のひとりです。
Gallery美の舎では今年で4回目の個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。

「光の記録」 2022年 F6 油彩

▍作家より

自身が描きたいものを描いています。
「描きたいものを好きなように」描くことは、簡単なようで、意外と難しいことなのかもしれません。
私が今、自分の思うように絵を描くことができているのは、そんな私の絵を好きだとおっしゃって下さる方たちがいるからです。
「誰かのための絵」を描くことはできませんが、自身のためだけではなく、応援してくださっている方たちのためにも、より良い絵を描けるように努力していきたいと思います。
 

▍プロフィール

2012 日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻卒業
   
[展示歴]  
2017 「伊藤みどり展」(Gallery ARK)
  「第81回 新制作展」入選(国立新美術館 以後 ’18、’19年入選)
2018 「ワンダーシード2018」入選(トーキョーアーツアンドスペース本郷)
  「第35回 FUKUIサムホール美術展」奨励賞(福井カルチャーセンター・ホール)
2019 「伊藤みどり個展」(Gallery美の舎 以後毎年)
2021   月刊美術6月号 特集「色彩と情熱の画家たち」掲載
2022 「第9回 現代作家美術展」(ギャラリー絵夢)
  「伊藤みどり個展」(Gallery子の星)

会津の風景 写真と日本画
佐瀬好久・角田典子二人展

2022年10月25日(火)〜30日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では10月25日(火)より「会津の風景 写真と日本画 佐瀬好久・角田典子 二人展」を開催いたします。
兄の写真と妹の日本画による美しい会津の風景をお楽しみください。
皆様のご来廊をお待ちしております。

佐瀬好久 作品  
 
角田典子 作品  

▍本間洋 銅版画展 「捏造動物園」

2022年10月18日(火)〜23日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では1025日(火)より本間洋 銅版画展「捏造動物園」を開催いたします。
高い技術と豊かな想像力から生み出される本間洋の銅版画の世界をどうぞご覧ください。
 

▍作家より

「こんな東の果てのこと適当に書いてもバレねーんじゃねーの?」
と思ったかどうか知りませんが、18世紀半ばイギリス人の学者崩れの商人が、香港やマカオあたりで集めた行ってもいない日本の噂話や与太話を集めて想像して書き出版した書籍の図像という設定で制作したのが今回の展示作となります。 
書籍の出版とは、商業的な成功は勿論のこと自身の承認欲求の充足、未知なものへの周知、考えの啓蒙等が目的であると思われますが、そこには対象への尊敬や敬意が不可欠であり、上記のような他の国や民族を侮った姿勢、目的に何か狂った思考が発生しますと完成作品に異常な個性が発動されることとなり、世界を支配する大多数の「常識」に吊し上げられ排除されることとなります。しかし中にはそれでも残り続ける作品も存在し、それは「偽書」「奇書」と呼ばれ好事家たちに珍重されることとなり、それこそアートと呼ぶに相応しいものとなります。
そのような、産業革命を経た国力と広大な植民地による収入によって高揚期にある大英帝国の学者もどきによるアジアに対する差別意識と歪んだ自己顕示欲が高度な創造力と結びついて煮凝りになったかのような作品。それを目指したのが今回の個展の作品の概念となっております。

「サガミガワアシナシアシアリサンショウウオ(県指定天然記念物)」
技法:エッチング  制作年: 2020年-2021年  サイズ: 270×180mm
 
「ヒキガエルの皮を被るアオキガハラオカモクズショイ(県指定天然記念物)」
技法:エッチング   制作年:2021年  サイズ:240×240mm

▍プロフィール

本間 洋 / Hiroshi Honma
   
1972 神奈川生まれ
1996 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
1998 東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻生洋画コース修了
2018 美学校「特殊漫画家-前衛の道〜商業漫画と特殊漫画-そのあいだ〜 根本敬」受講
   
[個展]  
2002 ギャラリィK/東京 
2004 ギャラリィK/東京
2006 知性の触覚2006 それぞれの他者   ギャラリィK/東京
2009 ギャラリィK/東京
2013 新世代への視点2013 画廊からの発言 ギャラリィK/東京

[グループ展他]
1998 第16回伊豆美術祭絵画公募展 大賞受賞 伊東市観光会館/静岡
1999 ACRIL AWARD 1998 大賞受賞 ザ・グラウンド/東京
2001 第8回リキテックス・ビエンナーレ 奨励賞受賞 青山スパイラルガーデン
2003 アートでZOO展 秋田県立近代美術館/秋田
2004 I’m here展 仙台メディアテーク/宮城
2006 新世代の小品展06 ギャラリーなつかb.p/東京
2007 平成17−18年度 文化庁買上優秀美術作品披露展 日本芸術院会館/東京
2008 新世代への視点2008 ギャラリーなつかb.p/東京
  第22回ホルベインスカラシップ奨学生
2013 第41回現代アーティストセンター展 東京都美術館/東京
  スパーク 文化庁買上優秀美術作品展 高崎市タワー美術館/群馬
2014 第42回現代アーチストセンター展(東京都美術館)
2017 銅版画5人展 ギャラリーアライ/西宮市
  版と図 展 ギャラリィK/東京
2018 雨天結構(決行)神保町ルーフトップ芸術まつり
2019 2人展「根本敬×本間洋」(Roppongi Galleria/東京)
2020 FACE展2020損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
  FACE展選抜作家小品展2020(REIJINSHA GALLERY/東京)
2021 本のない表紙 part1 (ギャラリイK/東京)
  第8回山本鼎版画大賞展 入選(サントリーミューゼ 上田市立美術館/長野)
2022 第1回FEI PURO ART AWARD 入選 (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/横浜市)

▍Gallery美の舎 学生選抜展2022 一次審査通過作品展

2021年10月4 日(火)〜9日(日) 
[日により開場時間が異なります]
4日(火)、5日(水)、6日(木)、7日(金)、8日(土) …12:00〜18:30
9日(日)…12:00〜14:00    ※9日(日)は関係者のみで審査を行うため、一般の方の入場は14:00までとなります。
 

▍ご挨拶 

10月4日(火)よりGallery美の舎 学生選抜展2022 一次審査通過作品展を開催いたします。
美の舎 学生選抜展は学生、又は30才までのプロの作家を目指す方を対象としています。
28名の一次審査通過者は以下の皆様です。

上村唯夏・四宮スズカ・劉露玙・カツレイイ・高野光・片山香帆・朱地源・櫻井あや乃・山谷菜月・佐藤瞳・米山祐生・李雨濃・川田愛子・項小君・王家明・何承霖・奥川夏妃・陳天逸・金佳辰・七篠奈津美・佐藤寧音・kalua・王甜甜・佐々木ナオト・章凱帆・里石真留美・辻明香里・齊藤優香(順不動)

受賞者には来年、ギャラリーのサポートで個展を開催していただきます。
最終日9日は審査の為、一般のお客様の入場は14時までとなります。
皆様のご来廊をお待ちしております。

▍鳴島充人×四宮スズカ 2人展「シ.エン」

2022年9月20日(火)〜25日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では9月20日(火)より鳴島充人・四宮スズカ 2人展「シ.エン」を開催いたします。
今後が期待される注目の作家です。多くの方のご来廊をお待ちしております。
 

四宮スズカ
▍展示に寄せて

 それをいつもごまかしている。あえてそれを見ないことが停滞を防ぐのであれば一体どこに向かおうというのか。それは知る必要がない。だからだれのことも見なくていいのかもしれない。だれのことも知らなくていいのかもしれない。
 全ての事柄をたった一言で片づけようとしている。自分のことも他人のこと、世界のことも。それが圧倒的に正しい。だから世に流布して、支持され、さも自分もその一員のようにしている。けれど腕章の中には誰もいない。狭い入口に入った時、はみ出た腕がそぎ落とされてどこかに消えた。
 だから、本当はだれのことも知らないし知り得ない。明かりもつけないで歩いている人のことを、私は知らない。

▍プロフィール

多摩美術大学油画科在籍(1年)
[展示歴]
2021.11 個展「CC(closed circuit)」 
2022.3 Future Artist Tokyo 2022
2022.6 五美術大学交流会「小作品展」
2022.7 ミニアチュールzero展 2022

 

鳴島充人
▍展示に寄せて

私の作品を情念とするならば、四宮スズカの作品は執念である。
どこまでも続く赤と青、この二人展が開催できることを光栄に思う。
互いの作家活動の大きな前進となるような展示に。

▍プロフィール

2017 長崎県立対馬高等学校普通科卒業 
  九州産業大学造形短期大学部 入学
2019 九州産業大学造形短期大学部 アーツ領域卒業
  九州産業大学芸術学部 洋画専攻編入学
2021 九州産業大学大学院 芸術研究科造形表現専攻入学 渡抜亮研究室所属 在学中
[展示歴]  
2020 鳴島充人/村上淳志 2人展「CONTRAST」主催/出展 福岡 galleryLUMO
  グループ展「光彩奪目」主催/出展  福岡 galleryタジェール
2021 4人展「魅黒寧白亜」主催/出展(福岡 冷泉荘ギャラリー)
  初個展「還ル場所」開催 3都市(福岡:九州産業大学アートギャラリー 東京:新宿眼科画廊 大阪:MAG南森町アートギャラリー)
2022 大阪芝田町画廊主催グループ展「梅田0号展2022」出展
  九州産業大学大学院有志グループ展「そこに咲いている花」出展
  個展「亡霊は右相貌より赤い夏を溢す」開催 東京 gallery TK2
[ 受賞歴]  
2019 九州産業大学造形短期大学部卒業制作展 アーツ部門 最優秀賞受賞
2020 福岡市美術展 入選
  タガワアートビエンナーレ「英展」佳作賞受賞
  九州青年美術展 藤田記念賞受賞
2021 九州産業大学芸術学部卒業制作展芸術表現学科洋画専攻 優秀賞受賞
  三菱商事アートゲートプログラム奨学生採用

四宮スズカ 「impurse.64」
2021年  P10号(530×410mm)
キャンバスにアクリルガッシュ、油性ペン、水性ペン、ボールペン、ミクストメディア (編集済)
 
鳴島充人「醜悪な自我を誰が為捧げ、羽ばたこうとするのか。」
2021年 F50    油彩画  

▍山﨑結以 個展 -infancy-

2022年9月13日(火)〜18日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では9月13日(火)より 山﨑結以 個展 -infancy- を開催いたします。
山﨑は2021年美の舎学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍展示に寄せて

幼少期は、現実と空想・自分と世界との境目が曖昧で、イメージの中でいつまでも遊ぶことができます。
身の周りにあるもの全て(無生物や自分の影など)あらゆるものに命が宿っていると信じる汎霊的な感覚も、幼少期の特徴のひとつです。
最近はそんなことが気になって絵を描いています。

 
「ライラ」  2022 727×910mm(F30号) 岩絵具、胡粉、墨、膠、絹

▍作家略歴

神奈川県出身
2021 東京藝術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2022 東京藝術大学 大学院美術研究科絵画専攻日本画 修士2年在籍

[展示歴]
2021 「東京藝術大学日本画第二研究室 研究発表展 素描展」東京藝術大学大学美術館 陳列館
    「東京藝術大学修士一年日本画展」Gallery TK2
    「Gallery美の舎 学生選抜展2021 一次審査通過作品展」Gallery 美の舎
2022 「猫と鳥たち展」Gallery 美の舎
    「ポラリス展」Gallery ARK
    「東京藝術大学日本画第二研究室 研究発表展 素描展」東京藝術大学大学美術館 陳列館

[受賞歴]
2021 「Gallery美の舎 学生選抜展2021」 優秀賞

▍井上りか子 個展
「やあ、どうしてる?
わたしはわたしの愛が木のあいだにいるのを描くなどしてるよ。」

2022年9月6日(火)〜11日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では96日(火)より井上りか子 個展
「やあ、どうしてる?
わたしはわたしの愛が木のあいだにいるのを描くなどしてるよ。」
を開催いたします。
井上は2021年美の舎学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍展示に寄せて

どんなに幸せで、満たされていて、必要なものが揃っていて、愛する人が隣にいても、
そういう生活が、
この混沌とした理不尽な世界の中に内包されているということ。
わたしたちの
何ひとつ、何ひとつの事柄に意味がないことに気づかないふりをし
あるいは気づく暇もなく
あるいは知らずに
意味あると思える人生を
信じているすがたが痛々しくて好きだ。
 

▍作家略歴

1997 東京都生まれ
2021 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業
展示】
2020 個展「悲しみにくちづけを」 /LOKO GALLERY(東京)
2021 ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021
2022 個展「魂は皮を剥いた桃のように」/biscuit gallery(東京)
受賞】
2019 第55回神奈川県美術展 大賞
2020 第9FACE2021 椿玲子審査員特別賞
2021 ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021

 
Love between trees 1 2022: 297x420mm: pencil on paper

▍堺 大輝 個展
「透過される不定形の自己」

2022年8月30日(火)〜9月4日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では830日(火)より堺大樹 個展 「透過される不定形の自己」を開催いたします。
堺は2021年美の舎学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍展示に寄せて

私は、私自身の実在や、自己がどのように存在しているのかを認識するために、自画像というモチーフを扱って絵画制作をしています。自己というものが存在すると仮定したとき、動かない確かな存在として捉えることが難しく、非常に流動的な存在であると私は感じています。自画像というものを描くことで、私はそういった霧散してしまうような自己という存在を暫定的に写し留めてくれるような、囲い込んでくれるような、そういった自己意識が私の制作では非常に重要な要素になっています。光のような、放射線ような、目に見えない様々な影響が私の身体の中で複雑に屈折し、内部で乱反射をしながら透過していく先に、絵というものの表面が立ち現れてくるのだと思います。
 

▍作家略歴

2022 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2022 多摩美術大学大学院博士前期課程油画研究領域入学
個展】
2021 Self-portrait(ranzan studio)
2021 しずめてこもる(新宿眼科画廊)
グループ展】
2019 archive you and me(ターナーギャラリー)
2020 シェル美術賞展(国立新美術館)
2021 ギャラリー美の舎学生選抜展(Gallery美の舎)
2021 川の流れの中に立っている(多摩美術大学絵画東棟402)
2022 多摩美術大学 卒業制作展(多摩美術大学)
【受賞、入選歴】
2020 上野の森美術館大賞展 入選
2020 シェル美術賞 鷲田めるろ審査員賞
2021 上野の森美術館大賞展 入選
2021 Gallery美の舎学生選抜展 奨励賞

 
Self-portrait  2022 273×220mm キャンバスに油彩(双方とも)

▍朝長弘人 個展 「つり合い」

2022年8月23日(火)〜28日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月23日(火)より朝長弘人 個展 「つり合い」 を開催いたします。
朝長は2021年美の舎学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍展示に寄せて

視界で、近いものがはっきり見えなかったり、遠いものがせり出してきたりする
そうして距離を失ったものを描いている
それらは画面上で押しつぶされることでその位置を不確かにし、色や線がより強く関係する
絵の中でつり合いながら、静かに振動している

▍作家略歴

【CV】
1997 佐賀県 出身
2020 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
2022 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース 修了
個展】
2021 「明滅する地点」 @GALLERY WATER(東京)
グループ展】
2020 「武蔵野美術大学卒業・修了制作展2019」 @武蔵野美術大学(東京)
2020 「galleryTOWEDドローイング展」 @gallery TOWED(東京)
2020 「YOUNG ARTIST EXHIBITION 2020」 @EUKARYOTE(東京)
2021 「gallery美の舎学生選抜展一次審査通過作品展」 @gallery美の舎(東京)
2021 「Expression」@長亭gallery(東京)
2022 「武蔵野美術大学 卒業・修了制作展2021」@武蔵野美術大学(東京)
2022 「長亭gallery展」@長亭gallery(東京)
2022 「FACE2022」@SOMPO美術館(東京)
2022 「CHANGTING GALLERY PRIZE 2022」@長亭gallery(東京)
2022 「うつつの暇」@galleryTOWED(東京)
【受賞】
2021 gallery美の舎学生選抜展 優秀賞
2021 FACE2022 入選
2022 長亭gallery展 奨励賞(諏訪敦 賞)

▍Gallery美の舎 企画グループ展 「この世のほか」 

2022年8月16日(火)〜21日(土)   ※22日(月)・23(日)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では2022年8月16日(火)より企画グループ展 「この世のほか」を開催いたします。
本展のテーマは「恐怖」です。タイトルは和泉式部の和歌「あらざらむ この世のほかの おもひでに 今ひとたびの 会ふこともがな」から取りました。
「この世」を現実とするならば、「この世のほか」は案外、居心地の良い場所かもしれません。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍参加作家  井上大輔・高 資婷・さくらわだ・宝珠光寿・吉野俊太郎

 
「アポローンとダプネー、或はアダムとエヴァ」
2018  キャンバスに油彩、油脂テンペラ   F100

井上大輔

 

武蔵野美術大学、造形学部、油絵学科、油絵専攻、2019年度卒業
 
主な展示歴
2021.11 TRiCERA galleryにてグループ展
2022.5 TH E__GALLERYにてグループ展
   
恐怖に魅力を感じ摂取し続ける事で自分の一部とし、作品に析出させる。段々怖いと思う事が少なくなり親しみを覚えてしまう。ただ自分の身体が生きたまま燃えていく感覚はそれらとは比較にならない「おそれ」だった。

Twitter @gomi_kuzu_tarou
Instagram Instagram.com/inue_disk

 
「鬼月」
2019  絹本著色、岩絵具、本朱、墨、彩墨  235.6x127.3cm

高 資婷(こう つてい) KAO TZU-TING

1992 台湾新北生まれ
2022 京都芸術大学芸術研究科芸術専攻 博士課程 卒業
現在 京都芸術大学日本画コース 非常勤講師
 
主な展示歴
2020 第29期奨学生美術展により作品買い上げ (佐藤美術館/東京)
  公益財団法人木下美術館により作品買い上げ(木下美術館/滋賀)
2021  月刊美術 美術新人賞「デビュー2021」入選 (ギャラリー和田/東京)
  「トリエンナーレ豊橋第8回星野眞吾賞展」入選 (豊橋市美術博物館)
2022 「アートフェア東京2022」 出展 (東京国際フォーラム/東京)
  初個展「高資婷 1st Solo exhibition」(梅軒画廊/京都府)
 
主な受賞歴
公益財団法人日本文化藝術奨学金 第24回奨学生
公益財団法人佐藤国際文化育英財団 第29期奨学生 
2020

「Kyoto Art of Tomorrow2020京都府新鋭選抜展」毎日新聞社賞(京都文化 博物館/京都府)
2021
 
「Kyoto Art of Tomorrow2022京都府新鋭選抜展」 ゲーテ‧インスティトゥート‧ヴィラ鴨川国際交流賞(京都文化博物館/京都府)

 
3分の1が起きている
 2022   キャンバスに油絵具   40×36cm

さくらわだ

 

東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域3年
 
個展
2021 「犬はレゲエでチルする(らしい)」 Gallery美の舎、東京
   
グループ展
2020 「Gallery美の舎学生選抜展2020」 Gallery美の舎、東京
2021 「美術新人賞デビュー2021入選展」泰明画廊、東京
  「現代カワイイ展-カワイイってなんだろう?-」River Coffee & Gallery、東京
2022 「宇宙的袜子」元映画館、東京
   
受賞歴  
2020 「Gallery美の舎学生選抜展2020」奨励賞
2021 「美術新人賞デビュー2021」グランプリ
   
今後の展示予定  
2022 8月22日~8月27日 個展 泰明画廊、東京
 
Instagram:https://www.instagram.com/__w.w.saku9
Twitter:https://twitter.com/saku_saku_wada9

暴力、虐待、トラウマ、性差別などをテーマに制作しています。本展示の作品はギリシャ神話を引用し、PTSDがもたらす恐怖を物語にして展開しました。

 
深夜のパレード」
2014  エッチング·ドライポイント·アクアチント
30×20cm

宝珠光寿

 

1966 大分県生まれ
1989 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業
2000

木版画で作品制作を始める。以後、銅版画·木版画·謄写版·シルクスクリーンなどの版画技法を使って、個展·グループ展·書籍の装画等で作品発表を行う。
2023.1 ウイリアムモリス(渋谷)個展予定
Instagram : mitsuhisa_hosu

今回は恐怖がテーマの展示です。自分では特に恐怖をテーマとして制作してきたつもりはないのですが、常々、作品をみた方々から「怖い」「ドロドロしてる」と言われ続けてきました。人間の持つ明るい面を表現したいと常々おもって制作しているつもりですが、どうしても切り離す事が出来ないものとして恐怖があるのかもしれません。

 
Devils in a Box」
2021  合板、壁紙、布、綿  125×30×30cm

吉野俊太郎

 

東京藝術大学大学院美術研究科 美術専攻彫刻研究領域 博士後期課程3年
 
主要展示歴
2020 グループ展「WALLAby / ワラビー」銀座蔦屋書店内 GINZA ATRIUM、東京
  グループ展「本のキリヌキ」瑞雲庵、京都
2021 グループ展「DOLLMAGE」TIERS GALLERY by Arakawagrip
  個展「Plinthess」Gallery 美の舎、東京
  個展「Peripeteia」駒込倉庫、東京
 
ウェブサイト:https://shntryshn.com  

▍岩本かおり 個展 「淡々と悶々、」

2022年8月2日(火)〜7日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月2日(火)より岩本かおり 個展「淡々と悶々、」を開催いたします。
岩本は昨年の美の舎学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

今日も1日が始まって終わっていきます。
私も私以外の人も
なんにもない1日を過ごします。
みんななんにもないふりをしているだけで
なんかあります。
きっと隠しているだけで
悶々と1日を過ごしています。
生きて(しまって)いるから
今日もなんにもないふりをして
悶々と過ごしています。

『荒波と抱擁』 2021年 アクリル絵具、キャンバス 200×400×40mm
 
『body painting』(部分) 2022年 鉛筆、ジェッソ、木製パネル 727×606mm

▍プロフィール 

1997年 奈良県生まれ
2020年 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻 卒業
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究分野 修了
【展示歴】
2022年  2月 グループ展「KOWAII展」新井画廊
2021年12月 インターアート7セレクション『「喜」「怒」「哀」「楽」』GalleryTK2
2021年11月 初個展「愛は肌色あなたの色」小杉画廊
2021年  9月 Gallery美の舎学生選抜展2021 一次審査通過作品展
2021年  9月 KENZAN2021 参加
2021年  8月 二人展「愛の途中」GALLERY33 SOUTH  高円寺
2021年  8月 インターアート7セレクション「真夏の夜の夢」GalleryTK2
2021年  7月 「その場合、わたしは何をする?~版画の引き出し~」藝大アートプラザ 上野
2020年12月 二人展「LOVE SEX DEATH」 GALLRY33 SOUTH 高円寺
2020年11月 グループ展「CoexistⅡ2020 - 共存Ⅱwith COVID-19 -」 GALLRY ART POINT 銀座
2020年  2月 二人展「生きるためのぶくぶく」gallery conceal Shibuya
【受賞歴】
2021年 第88回日本版画協会展 入選
2021年 Gallery美の舎学生選抜展2021 奨励賞
2018年 第86回日本版画協会展 入選
2017年 第13回浜松市美術館版画大賞展 入選

▍柏山芽衣 個展 『物語の庭で』

2022年7月26日(火)〜31日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では7月26日(火)より柏山芽衣個展「物語の庭で」を開催いたします。
柏山は昨年の美の舎学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

物語の庭で』 2022  F8  岩絵具、膠、高知麻紙

▍作家より

日々の中で物語と密接になるときがあります。誰かが語ったお話や小さな劇場で見た映画、親しい人の呟き、道端の落とし物、割れた白いカップなど。それらの姿形は多種多様で、出会った瞬間もあるときは瞼に火花が飛び散るように瞬いたり、またあるときはそれに触れたことで森を抜けたように視界が開けます。そういうときはじめて自身の空洞に気付き、そしてそこへずっと物語の欠片を埋めてきた感覚がありました。
それらはいくつも種のように埋められていき、咲いては枯れてを繰り返し、やがて密やかな庭園となりました。誰にも触れられない場所で、小さな欠片だったそれらは今また新たな物語として芽吹こうとしています。そうやって物語の輪は循環していくのでしょう。
本展示では、平面作品を通して物語が埋められた庭園や芽吹いた物語を描きました。開かれた庭園の扉をくぐり抜けて、今このときの庭を楽しんでいただければと思います。

▍プロフィール 

1998年 神奈川県生まれ

[学歴]
2019年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻に入学 学部4年生

[展示歴]
2021年 二人展「親しい道づれ」デザインフェスタギャラリー
    グループ展「信じた証」gallery hydrangea
    二人展「煌めく継ぎ目をなぞって」美の起原
    グループ展「埋もれ木に触れる」rusu
    グループ展「あしもとにゆらぐvol.3」京都府立植物園
2022年 グループ展「Hello 新人歓迎」SUNABAギャラリー
    グループ展「うたの心」耀画廊

[受賞歴]
2021年 上野の森美術館大賞展 入選
     Gallery美の舎 学生選抜展2021 優秀賞

▍木本千聡 個展 「すれ違ったかも」

2022年7月19日(火)〜24日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では7月19日(火)より木本千聡 個展「すれ違ったかも」を開催いたします。
木本は昨年の美の舎学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

満員電車の中のあの人と目があった。
もう二度と会わないかもしれない人。
ここにいる人とは、もう会えないのかもしれないなー
いや、いつか交わるかもしれないよね。
でも多分忘れちゃうわ、私。
そういう今日限りを繰り返して生きてる。
覚えてなくてもいんだよね。
たしかにそこにあなたがいて、私がそこにいたってだけで。
特別じゃない日常。
別にそれでいんだわな。
 

▍プロフィール 

2020年  女子美術大学入学
2021年  Gallery美の舎 学生選抜展2021 奨励賞

「僕らおなじ」2022年 F3 (273×220mm) 油彩、カンヴァス、陶土

▍肉山・ナル 二人展
   廻り廻って唄う亡霊 三途の川と災難の記録

2022年7月5日(火)〜10日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では7月10日より「肉山・ナル二人展 廻り廻って唄う亡霊 三途の川と災難の記録」を開催いたします。
皆様のご来廊をお待ちしております。

▍作家より

この展覧会は、三途の川の風景のイメージを中心に展開します。
展示作品は、白と黒のさまざまな画材を施し、死と生を分ける境界線がどのようなものかを表現しています。
厄災と彷徨える魂が空間にみちている、下は、大きなくらい川が流れていて、何年たっても、相変わらず世界……。

▍作家プロフィール

作家名:肉山 
本名:李 果馨 LI GUOXIN  リ カケイ

中国河南省出身
2020年 中国 中央美術学院 壁画学部卒業
2022年 日本 多摩美術⼤学 油絵⼤学院在籍

展示歴
2022年 Gallery美の舎公募展 猫と⿃たち

作家名:応 鳴 YING MING オウ メイ

中国浙江省出身
2019年 中国 浙江省科学と技術大学 アニメーション学部卒業
2022年 日本 武蔵野美術大学 油絵 大学院在籍

女子美術大学・女子美術大学短期大学部 女子美日本画六人展  ― 六叉路 ―

2022年6月28日(火)〜7月3日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 

▍参加作家 董 玉嬌・黄 靖茹・張 兆揚・馬 梓妍・根岸 慧理子・池谷 貴子

 

▍展示に寄せて

グループ展のタイトルを考えたとき、悩んでいるうちに、どういうわけか数字に敏感になってしまった。六月、六人、六……それから「三叉路」という言葉をもじった『六叉路』という造語が思い浮かんだ。
もし六叉路を出発点として見るならば、どこへ行くにも、私達は女子美を共通の始点とすることになる。それぞれの好みと芸術が、追求する異なる六つの方向へと駆り立てる。反対に六叉路を終点として見るならば、違う場所から来た私達も、同じ道を通って同じ終点―私達が感じた美しさにたどり着く。
始点終点を問わず、私達は常に道を進んでいる。道中で見聞きしたものは、同じ普通の小さな野花であっても、六つの異なる目を通して花以外のもっとかわいい物語を見ることができる。
世の形あるものは、所詮限りがあり、数え尽すことができる。しかし個人個人の精神の部分だけは、量詞で修飾することも数学でカバーすることもできない。
 
私達はずっと途中である。

当初给小组展命名的时候,一顿苦想之间不知怎么的数字就变得异常敏感了起来。六月、六个人、六……后来想起了“三叉路”,就杜撰了“六叉路”这个名字。
如果从起点来看,无论来自哪里,基于女子美这个起点我们是一样的,各自的喜好与对艺术追求的不同驱使我们走向六个方向;反之如果以终点结束,来自不同地方的我们,也终将会通过同一个指向的道路走向同一个终点——即我们所认为的美。
如果不论终点与起点,我们将时刻走在路上。路上的所见所闻,即使只是同一棵普通的小小的野花,通过六双不同的眼睛也能看到除了花以外更可爱的故事。
世上有形之物,它终究是有限的,是能被数尽的。但惟独个人个人精神的部分,是无法用量词去修饰、也无法用一个数字去涵盖的。

我们始终在路上。

▍作家プロフィール

董 玉嬌
女子美術大学大学院  美術専攻日本画研究領域 博士前期2年在籍
2022年5月  個展/東京/美の舎
《クリスマスツリーのそばの人》2022年  1800×1160mm 岩絵具 墨 水干顔料 麻紙 楮紙

黄 靖茹
女子美術大学大学院  美術専攻日本画研究領域 博士前期2年在籍
1998   中国・広東省に生まれる
2017   中国・全国書籍文化創造コンテスト 銀賞
2018   広東香港マカオ大湾区大学生優秀芸術作品聯合展覧会/入選
2020  広州美術学院中国画専攻学部卒業・修了制作/創作優秀賞
2021  第31回佐藤美術館奨学生
2022   「嶺南画学の道ーー教学文献展」 入選(広州美術学院美術館/中国)
《博物館前の正午》 2022年 410×317 mm 紙本着彩

張 兆揚
女子美術大学大学院  美術専攻日本画研究領域 博士前期2年在籍
中国 中央民族大学 美術学院 美術教育 学士学位取得
2021年6月 東京都美術館 Zen展
2021年12月 女子美校内1900 六人展
2022年3月 東京都美術館 JOSHIBISION
2022年4月 西武ギャラリー 創画展
《見下ろす》2022年 410×180mm 板、天然岩絵具、典具紙

馬 梓妍
女子美術大学大学院  美術専攻日本画研究領域 博士前期2年在籍
中国 天津商業大学 芸術学院 イラスト 学士学位取得
《旧居》2021年 652×500mm 岩絵具 水干絵具 雲肌麻紙

根岸 慧理子
女子美術大学大学院  美術専攻日本画研究領域 博士前期2年在籍
2017年 女子美術大学芸術学部日本画専攻入学
ジョビクブ展 《空腹》《忘れ物》出品
2018年 ジョビクブ展 《いろどりサラダボウル》《冷え冷え》出品
2019年 女子美術大学奨励賞受賞
2021年 女子美術大学日本画研究室特別賞受賞
女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻日本画研究領域入学
2021年 GALLERY AND LINKS81 オープン記念 KIZUNA 2021 出品
第19回さいたま市美術展覧会美術家協会賞受賞
2022年 GALLERY AND LINKS81Vigor2022推薦作家美大選抜展 出品
第49回近代日本美術協会春季展新人推賞受賞
《夏の終わり》2022年 257×364mm (B4)  紙本彩色

池谷 貴子
女子美術大学大学院  美術専攻日本画研究領域 博士前期2年在籍
1998年 静岡県生まれ
2017年 女子美術大学 芸術学部 美術学科 日本画専攻 入学
2019年 第3 回アートオリンピア 佳作
令和元年度 女子美術大学奨励賞
2021年 女子美術大学 芸術学部 美術学科 日本画専攻 卒業
卒業制作《歳の瀬》 加藤成之記念賞
女子美術大学大学院 美術研究科 美術専攻 日本画研究領域 入学
《予感》2022年 220×273mm(F3号) 紙本着彩

▍柴田彩都 個展 
「月が危ないと書いて脆いと読む」

2022年6月21日(火)〜26日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では621日(火)より柴田彩都 個展「月が危ないと書いて脆いと読む」を開催いたします。
柴田は文星芸術大学大学院日本画分野在籍の作家。今回が初めての個展です。
繊細で瑞々しい作品をぜひご覧ください。
 

▍作家より 

【脆い】 もろ・い
1 元の形や状態が崩れやすい。壊れやすい。
2 持ちこたえる力が弱い。はかない。
3 感情に動かされやすい
なお、「危」がもつ意味と「脆」の漢字は一切関係ない。
「脆」の音読みは元々「ぜい」なので「弱い」「不安定なこと」が語源である。
この世の全てのものが脆く儚く、不確実なものばかりだと感じながら制作しました。
 

▍プロフィール

[学歴]
2020 文星芸術大学美術学部アート専攻日本画分野卒業
2021 文星芸術大学大学院 芸術研究学部総合造形専攻日本画分野入学
[展示歴]
2019『第5回 石本正日本画大賞展』浜田市立石正美術館/島根
2021『花鳥風月展』企画グループ展/ギャラリー部屋の灯/栃木
2021『第6回 石本正日本画大賞展』公募展/浜田市立石正美術館/島根
2021『星屑-院生展-』グループ展/文星芸術大学ギャラリー/栃木
2022『ミニアート展2022 vol.3 PART1』企画グループ展/GALLERY2511/東京
[職歴]
2020 KILALA美術学院こども絵画造形教室講師就任(現在アトリエ主任)
2021 KILALA美術学院学生アートクラス水彩画クラス講師就任

「芯」 2021年  S50  日本画/門出和紙に岩絵具、水干絵具、金箔
 
「五月雨」 2021年 F20 日本画/雲肌和紙に岩絵具、水干絵具

▍CAI QIN 個展 - All the trees sing -

2022年5月31日(火)〜6月5日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月31日(火)よりCAI QIN 個展 - All the trees sing - を開催いたします。
CAI QINは現在、東京藝術大学 美術研究科 デザイン研究領域 博士後期課程在籍。昨年の美の舎学生選抜展で奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります、。
彼女が描く瑞々しい木々の唄声に耳を澄ませてください。皆様のご来廊をお待ちしております。

▍作家より

 日本での生活ももう4年が経ちました。異なる文化と見聞を体験して、各の歴史の流れを見渡し、異なる物事で内面的な共通点と微かな連結感が感じられました。その中で、小さい感動や好奇心が溢れていて何とも言えない感情を収集し、感性的なモノを捉え、感覚を研ぎ澄ませ、人と自然の内面的な繋がりを絵で克明に表現することを試みています。
 初めての個展で、在日の日常生活で感じた人と自然の繋がりをまとめて、木というモチーフを中心にして、光、風、空気と自分と呼応して、各段階の感性的な体験と繋がっています。 
 是非ご高覧下さいませ。

▍プロフィール 

2016 中国美術学院 卒業
2021 東京藝術大学 美術研究科 デザイン研究領域 第8研究室(ドロー)
         修了
2022 東京藝術大学 美術研究科 デザイン研究領域 博士後期課程  在籍
 
【受賞歴】
2020 世界絵画大賞展 協賛社賞 受賞
         第33回上野の森美術館日本の自然を描く展 入選
2021 第15回 藝大アートプラザ大賞展 入選
         東京藝大アートフェス2021  ゲスト審査員特別賞 受賞
    Gallery美の舎  学生選抜展2021 奨励賞 受賞
2022 第19回アートギャラリーホーム展  ミサワホーム賞 受賞

 

【展示歴】
2021 第69回東京藝術大学卒業修了作品展
           (東京藝術大学美術館・上野)
    Small Paintings(ギャラリーイロ・吉祥寺)
    第15回藝大アートプラザ大賞展(藝大アートプラザ・上野)  
    O+展(新生堂・南青山)
    東京藝大アートフェス2021(Online)
    描画図鑑「現vs幻」(佐藤美術館・大京町)
    描画図鑑 小作品展
           (ギャラリーアートもりもと,ギャラリー和田,林田画廊・銀座)
    IAG AWARDS 2021(東京芸術劇場・池袋)
    KENZAN2021(東京芸術劇場・池袋)
    Gallery美の舎 学生選抜展2021(Gallery美の舎・根津)
2022 いい芽ふくら芽 in TOKYO(松坂屋・上野)
    猫と鳥たち(Gallery美の舎・根津)
    東京藝大アートフェス2022(Online)
    日中青年美術交流展(中国文化センター・虎ノ門)
    第19回アートギャラリーホーム展
           (チャームスイート代田橋・杉並区)

▍原澤亨輔 個展 『記憶の風景』

2022年5月24日(火)〜29日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月24日(火)より原澤亨輔 個展 『記憶の風景』を開催いたします。
原澤は2021年美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典として、ギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

心の窓–昔訪れた場所、もう存在しない所など『記憶の風景』をテーマにする事が多い、もう存在しないのだが、私の記憶の中には存在していて景色から風景に変わる、そこに窓枠を掛けてあげることが私にとって作品を描く事なのだと思います。
1997年生まれの私は、SNS世代と称されることがあります。事実、私もSNSを使い作品発表をしています。現代はSNSの普及により個の情報が溢れかえり社会の価値、意味、軸が希薄になっています。このような希薄な社会は批判の対象になりがちで、私も前の作品ではこれらの事象に対して問題提起した作品を作っていました。
しかしながらその考えとは裏腹に希薄な社会を作品へ昇華すると、そこには感動を想起させる美しさがありました。それはまさに東京と言う都市そのものでした、生きる気力さえ希薄になった市民は無機質な都市に溶け合っていきます。
その感傷的なはかない美しさはわびさびや、無常の精神に通ずるものがあると考えます。
展示会ではその考察を軸に新たな展開として平面作品を発表したいと考えています。
 

▍プロフィール 

原澤亨輔 Kousuke Harasawa
東京藝術大学日本画科絵画専攻 修士1年在籍
1997 山形県生まれ
2018 東京藝術大学日本画専攻入学
2018 雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
2019 上野の森美術館大賞展 入選
2019 KENZAN 新生堂賞受賞
2019 ヤングアーティスト公募展 いい芽ふくら芽 入選
2019 WAKAZO パビリオン 出展
2020 安宅賞
2021 Gallery美の舎学生選抜展 優秀賞受賞
2022 サロン・ド・プランタン賞
2022 台東区長賞
2022 藝大アートフェス 2022 アートルネッサンス賞

Paradigm2022   410×318mm ( F6号)  紙本着彩

▍辻󠄀 美保子 作品展 「家のかげ」

2022年5月17日(火)〜22日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月17日より辻󠄀 美保子 作品展「家のかげ」を開催いたします。
美の舎では初めての個展となります。皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

私の日常は父と母の日常の続きであり、父と母の日常もまた、祖父と祖父母の日常の続きです。同じように、家のひとつひとつが、住民にとって代替できない、日常の続きを内包しています。しかし、他人はそれを知り得ず、窓の外から想像することしかできません。
私は、想像するというテーマで家や百葉箱、カフェの作品を作りました。百葉箱は、周りの気温や湿度を計り、人が百葉箱の扉を開けて数値を測ります。それは言葉を通じて相手の内側にある気持ちを知ることに似ていると私は感じます。相手の気持ちというのも、言葉を交わさなければ、想像することしかできません。
カフェという場所は公共の場でありながら、他人の会話やリラックスした表情など個人的な光景が垣間見え、その人の事を想像できる空間でもあります。
作品をご覧になって、「中に何があるのかは知っているけど、実態はわからないもの」を想像して楽しんでいただければと思います。
 

▍プロフィール 

2017 武蔵野美術大学大学院 造形研究科 美術専攻 油絵コース 修了

【近年の展示歴・受賞歴】
[個展]
2021「窓の中」Gallery TK2(東京)
2020「口は扉」Gallery TK2(東京)

[グループ展]
2022「Gallery美の舎 公募展 猫と鳥たち」 Gallery美の舎(東京)
2021「真夏の夜の夢」Gallery TK2(東京)
2020「つくるひと×つかうひと×みるひと展 2020」Gallery 子の星(東京)
他多数

2022 第40回上野の森美術館大賞展 入選
2022 第19回アートギャラリーホーム展 入選

「夜の家」 2021年/キャンバス・油彩/S0(18×18cm)
「扉を開く時」
2021年/石粉粘土・アルキド絵具・ポリエステル樹脂/6.0×6.0×5.6cm

▍董 玉嬌 個展 
-何が分化した心を凝縮できるのか-

2022年5月10日(火)〜15日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月10日(火)より董 玉嬌 個展 -何が分化した心を凝縮できるのか-を開催いたします。日本では初めての個展となります。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍プロフィール 

1993年 中国甘粛省生まれ
2022年 女子美術大学 美術研究家日本画専攻 修士課程在学中

「藍の人」2022 / 麻紙、楮紙、岩絵の具、銀箔、墨 / 168×130㎝

▍作家より 個展に寄せて

人間は生まれてから、潜在意識の中で人の群れから存在価値を探し、達成感と幸福感を得る。
科学の時代に入って、人は幸福ですか?
社会は発展したが、時間も断片化した。潮流の騒ぎの中で、私たちは独立すると同時に疎外感を持ち、そのため幸福はだんだん遠くなります。
現代人の様々な不安は、都市化の発展や一人一人の幸福の定義と密接に関係していると思います。
私の作品は日常生活の中の人と物、自然と都市の光の影を描くことを通じて、現代人の心の中の虚空の恍惚を際立たせます。(および新旧の事物の交替の対比が現れている) 
私は、分化された心が愛と善良に再び凝縮されることを望んでいます。※分化は分散の意味

人类自从诞生起,潜意识中便会从人群里找寻存在的价值,并以此获得成就感与幸福感。
踏入科学时代,人是否幸福依然?
社会发展了,时间却也碎片化了。潮流喧哗中,我们在独立的同时亦倍感疏离,幸福因此也日行渐远。
现代人的各种不安情绪,我认为与城市化进程以及每个人对幸福的定义息息相关。
我的作品通过描绘日常生活中的人与物,自然与城市的光影,来凸显现代人心里的虚空恍惚,(以及新旧事物交替的对比展现)。
我希望,被分化的心能够被(爱与善良)再次凝聚。

▍まるぼーず展  東京藝術大学デザイン科2年3人展

2022年4月26日(火)〜5月1日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 

▍参加作家 門脇日和/くろみやまるみ/中西瑠奈

 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では4月26日より東京藝大デザイン科の3人によるグループ展「まるぼーず展」を開催いたします。「普段は目に見えない世界を皆様が覗きやすいように、自らのけむくじゃらの頭を”まるぼーず”にしてみました。」というコンセプトからこのタイトルが付けられました。考え方・好きな事などバラバラの世界感を持つ、創作意欲にあふれた3人のイラストレーション・グラフィック・刺繍による造形作品・映像などの作品を是非お楽しみください。
 

▍作家より 展示に寄せて

はじめまして。私達は東京藝術大学デザイン科2年に所属しています。
今回の展示名を見て、“まるぼーず展”って何?と興味を持っていただければ幸いです。
端的にいうと頭の中を見ていただきたいのです。 私たちは日頃、料理をしている時、お散歩をしている時、興味のない話を聞いている時・・・意識はその場を離れどこか遠くの、自らが作り出した世界でくつろいでいます。 しかし、身の周りで生活する人々を見つめても、彼らの頭の中に広がる妄想の世界を覗き見ることはできません。 なぜなら、分厚くてもさもさの毛皮が頭を覆い邪魔をしているから。 そこで私たちは、皆様が覗きやすいように、自分たちのけむくじゃらの頭を“まるぼーず”にしてみました。ぜひ私たち3人の頭の中をご覧ください。

門脇日和 Kadowaki Hiyori
東京藝術大学デザイン科2年
instagram @madoromi_pi
twitter @hiyoyo_shark
 
くろみやなるみ Kuromiya Narumi
東京藝大デザイン科2年
[展示]
2021 TOKYO ART BOOK FAIR 2021(TABF) 
Instagram @kuromiyanaru
twitter/@n_nantoka
https://narunomise.stores.jp/

中西瑠奈 Runa Nakanishi
2002年 東京生まれ
2021年 都立総合芸術高校 卒業
2021年 東京藝術大学デザイン科 入学
[展示]
2021 2人展「シロイルカと浮き輪はなぜ似ていない?」 神楽坂セッションハウス
Instagram @ya_ki_so_ba_

コムラマイ個展  “ i ”

2022年4月19日(火)〜24日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

4月19日(火)よりコムラマイ個展 “ i ”を開催いたします。
コムラマイはヌードを撮る作家としてよく知られていますが、その作品は一般的なセクシュアルなヌード写真とは異なります。一瞬、どの部分を撮っているか戸惑うほどの画面いっぱいの肌のアップは果物や種子の表皮のようにあるがままの自然物の美しさと生きている事の瑞々しさを感じます。
多くの皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より  個展に寄せて  

その傷がどうしてそこにあるのか。時間を遡って理由を思い出す時、私が私であることを再確認している気がします。
年明けに点滅する青信号に向かって走るも足がもつれて擦り剥いた膝、何度もいじってしまうから2週間治らなかった指のささくれと切り傷、15年以上前の鬼ごっこで転んで手首に残った痕。傷と記憶を照らし合わせると、この体が生まれた日から今日までずっと続いている一つの存在なのだと実感できます。
傷は生きる過程で増えるものですが、肌の色や体毛、骨格といった制御しづらい部分も私である証拠なのかもしれません。それらは元を辿れば過去との繋がりを意味します。この皮膚の奥には大勢の時間が漂っています。過去はこちらをずっと見つめていて、私も折に触れて声がする方へ振り返ります。
この体は、私とこれまでに生きていた誰かの存在の履歴です。傷は肉体と記憶を紐づける印です。どうしてだか、私は私でいたいのです。時々その事実に酷く疲れてしまうのに。

▍プロフィール 

コムラマイ/comuramai
1993年 徳島県生まれ
2016年 関西学院大学文学部文化歴史学科美学芸術学専修 卒業

受賞
2017年 第53回神奈川県美術展 写真部門 準大賞
2018年 第54回神奈川県美術展 写真部門 大賞

写真集出版
2019年 『come closer』
2022年 『copy you』

ウェブサイト    https://www.comuramai.com/

野畑千絵美 個展
 「黙想」 ‘Contemplation’

2022年4月12日(火)〜17日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では412日より野畑千絵美個展 「黙想」
 ‘Contemplation’を開催いたします。
野畑は2021年ギャラリー美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より  個展に寄せて  

ここ数年、様々な情報が錯綜し、溢れかえっている、そのような印象を持ちながら日々を送っています。又、それに翻弄されかねない人々や場面を目にすることも多々あり、今展示の題である「黙想」、その必要性を強く感じています。私が探求しているインクの表情は、言葉や理屈では説明がつかないものです。そういった抽象画を「観る」という行為が、情報の霧から鑑賞者を解放させる手助けとなり、その人自身の在り方や世間の見方を俯瞰し、再考するきっかけになることを目指し制作しています。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

▍プロフィール 

1995年 神奈川県生まれ
2017年 渡英
2018年 Kings Education London、アートファンデーションコース修了、ロンドン イギリス
2019年 Arts University BournemouthFine Artsコース中途退学、ボーンマス イギリス
2020年 神奈川県在住
 
【展示歴】
2021年
「学生選抜展 2021 一次審査通過展」、Gallery 美の舎、東京都 日本 (優秀賞)
Flourescent Virtual ExhibitionCapital Culture House、マドリード スペイン
「引き込まれる力とインパクトを持つ作品」マールカフェ、京都 日本
「哲学するアート」Casie Gallery、京都 日本
 
2020年
個展「野畑千絵美展」epulor、東京都 日本
 
【受賞歴】
2021年「学生選抜展 2021 一次審査通過展」、Gallery 美の舎、東京都、日本 (優秀賞)

林銘君 個展 「カラダになり」 

2022年4月5日(火)〜10日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では4月5日より林銘君 個展「カラダになり」を開催いたします。
林銘君は2021Gallery美の舎 学生選抜展で最優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
受賞作のアトラース(Atlas)はそのコンセプト、構成力、描写力において大変優れており、今回初となる個展でも日本画とインスタレーションにより、独自の世界観を表現してくれる事と思います。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

プロフィール  

中国福建省生まれ
中国中央民族大学美術学卒業
多摩美術大学大学院在学
 
[展示・受賞歴 (2021年)]
無意識の『』(monna gallery/東京都)
Gallery 美の舎学生選抜展2021 最優秀賞 (Gallery 美の舎/東京都)
48回創画展入選 (東京都美術館/東京都 京都市京セラ美術館/京都市)

作家より 個展に寄せて

- カラダになり -
人間とは、肉体と精神を備えるものである。肉体と精神の議論をするとき、私たちは精神ばかりについて語り、肉体の話を等閑(なおざり)にする傾向がある。現実にも、私たちは体の感じるものを無視することも度々であり、はっきりと痛みがあるときばかり、体に目を向ける。私はこの「体に対する無視」というものを「身体的差別」と呼んでいる。この潜在意識の中にある「身体的差別」は、人々により一層、精神と肉体の分離を促す一方だと思う。
精神を感じるのと同じ感度で肉体に目を通して欲しい。肌、骨、内臓などひとつひとつを感じるように、再検討できることを望んでいる。一つの肉の塊やある物質としてだけではなく、いつものように、精神に向き合うのと同じレベルで肉体を感じてもらいたい。
 習慣的に肉体の事を忘れるのではなく、もっと厳粛に、真摯に、敏感に近寄って欲しい。そしてもっと親密に、忌避することなく、肉体に接触してもらいたい。
精神の類いのものについて議論する前に、まず肉体を感じ、理解し、これを用いらなければならないだろう。

- Being flesh -
As Human beings, We’d rather talk more about the soul than the flesh. We always seem to ignore the body. It seems that we only turn our attention to the body when real, concrete pain occurs.I think this kind of neglect of the body is a kind of "body discrimination", and the existence of this subconscious "body discrimination" will only make people more fragmented.
I want to be able to re-examine the body--the skin, the bones, and the internal organs--with the same sensitivity as we do soul, not as a piece of flesh or an animal body, but as we are accustomed to feeling the soul.
I wish to remind everyone not to habitually ignore the body, but to approach it solemnly, earnestly, and sensitively, even approach it intimately and without hindrance—before discussing the soul and many other things, we must first"being the flesh".

- 成为身体 -
作为「人 」,对于肉体和灵魂,我们的讨论的更多的往往是灵魂和精神,总是会忽略肉体和身体。甚至只有在现实的、具体的疼痛发生的时候,我们才会把目光投向身体。我觉得这种对身体的忽视,是一种“身体歧视”,而这种下意识的“身体歧视”的存在只会让人更为割裂。
我希望能够用感受灵魂一样的敏感去重新审视身体、感受皮肤、骨头、以及内脏。不是作为一块肉或动物性躯体那样的感受,而是以我们所习惯的、感受灵魂的姿态去感受它。
我希望提醒大家不要惯常地遗忘自己的身体,要严肃地、认真地、敏感地走近它,还要亲近地、无碍地走进它——在讨论灵魂及许多事物以前,我们先得“成为身体”。

▍佐藤佑 個展 

2022年3月22日(火)〜27日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月22日(火)より佐藤佑個展を開催いたします。
東京では初めての個展となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて  

過去と現在、自然と街、2つの時間を生きている自分の感じた色彩と感覚を岩絵具で表現しています。
現在は博物館内の展示物と風景画を主に日本画を描いています。
表現上のポイントは岩絵具の盛り上げによる物質として存在感のある絵肌と岩絵具が本来持つ天然の輝きを生かした画面です。

▍プロフィール 

佐藤佑 サトウユウ
1993年  12月21日 生まれ  岩手県盛岡市出身

2018年  東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2020年  東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻日本画領域修了
2021年  公益財団法人 日本美術院 院友
 
HP   https://uslesulto1221.wixsite.com/mysite
Twitter   @kijiyama    
Instagram    uslesulto1221

【受賞歴】
2016年  安宅賞 (平成28年度東京藝術大学安宅奨学基金)
2018年  東京藝術大学卒業制作作品帝京大学買い上げ
2018年  第四回石本正日本画大賞展 大賞
2019年  第23回 松伯美術館 花鳥画展 入賞
2020年  東京藝術大学修了制作作品優秀作品Artの力賞受賞
2020年  国宝「信貴山縁起絵巻」現状模写東京藝術大学買い上げ
2020年  有限会社ひまわりコラボ
             リノベーション・オブ・ザ・イヤー 審査員特別賞
2019,2020,2021年  春の院展(日本橋三越)、秋の院展(東京都美術館)

【展示活動】
2018年  9月  第四回石本正日本画大賞展(浜田市立石正美術)
2018年12月  干支展(新宿伊勢丹)
2019年  2月  第23回 花鳥画展 (松伯美術館)
2019年  3月  春の院展 (日本橋三越)
2019年  9月  秋の院展(東京都美術館)
2019年12月  彼方へ(京都ギャラリー洛)
2020年  3月  桜色、桃色、思ひ色(京都ギャラリー唯)
2020年  7月  有芽の会(西武池袋)
2020年  9月  秋の院展(東京都美術館)
2020年10月  鶏鳴の会(ホテル椿山荘)
2021年  3月  春の院展(日本橋三越)
2021年  7月  有芽の会(西武池袋)
2021年  7月  五節句の賦(九段耀画廊)
2021年  9月  秋の院展(東京都美術館)
2021年10月  6人展(京橋アートスペース羅針盤)
2021年11月  佐藤佑初個展〜遠くから見ていた〜(京都ギャラリー唯)
2021年11月  こころのけしき(ギャラリー美の舎)

▍OSADA momona 個展
 (UN)BALANCE

2022年3月1日(火)〜6日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月1日(火)より長田桃奈 個展   (UN)BALANCE を開催いたします。
長田は2019年 Gallery美の舎 学生選抜展特別賞を受賞。今回はその特典によりギャラリーのサポートを受けての展示となります。
皆様のご高覧をお待ちしています。
 

▍作家より 個展に寄せて  

歪(いびつ)であることを愛し、アンバランスの先の自由と調和を見つける。その実践を目的として、私は日々の制作を行なっています。
私は、人には誰でも歪な部分があると思っています。しかしそれはネガティブなものではありません。否定せず、そのままの形を保ったまま心地良く居られる、そんな環境や行為があるはずです。
より良い状態であろうとすることが"バランスをとる"ということで、今の私にとってはそれが絵を描いたり何かを作ったりすることのように感じています。

今回、私は初めて個展を開催させていただきます。
できるだけ"見る側と見られる側の距離感"をなくし、能動的な鑑賞ができるような展示をしたいと思っていますので、みなさまのご参加をお待ちしております。

 

▍プロフィール 

神奈川県生まれ
國學院大學経済学部 卒業

2020 Gallery美の舎 学生選抜展 特別賞受賞

instagram @bonymomonie

ギャラリー美の舎 公募展「猫と鳥たち」

2022年2月16日(水)〜26日(土)
※2/21(月)22(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

この度ギャラリー美の舎では猫と鳥をテーマとした公募展「猫と鳥たち」を開催いたします。
油画・日本画・アクリル・パステル・版画・ペン画・板絵・漆・陶器・鋳造作品・木彫など、個性豊かな猫と鳥が集まりました。
皆様のご高覧をお待ちしております。
 

出品作家

市川茉友子 岩坂聡子 江越里南 及川美沙 大竹口瞳
沖元かおる 小野川真理 オノユウコ 御守未來 草薙薫
倉内龍子 小泉恵一 小林大悟 CAI QIN 斉藤竜二
澤田重人 ジウノアメノ 杉浦太河 曽根美咲 迷迭香
鷹木彩乃 たかしろゆの 高山康平 田島佳世 辻美保子
角田典子 DONG HANSUN 中村吉郎 藤本桃子 三宅葵
森なぎさ 山口岳人 山﨑結以 湯浅泰将 米山祐生
リ カケイ
 


 

中西凜 個展 -Give me a star-

2022年1月25日(火)〜30日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では1月25日より中西凛個展 -Give me a star- を開催いたします。
中西は2019年美の舎学生選抜展で特別賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

 ▍作家より  

僕がいた小さな町はいつも甘い匂いがした。
甘い匂いは生まれ育ったケーキ屋さんから香る匂い。ここでは食べることや香りを楽しむことは日常の一部だった。
今思うと僕は甘いものでできているみたいだ。

当時見ていた光るショーケースに並べられていたあの子たちはどんな景色を見ていただろうか。
 

▍プロフィール 

1999年 静岡県生まれ
2019年 東京藝術大学美術学部彫刻科入学
2022年 同大学在籍
 
【展示】
2019年 hygge opening exhibition (hygge /静岡)
           ギャラリー美の舎 学生選抜展(ギャラリー美の舎/東京)
2021年 in the immature room (新宿眼科画廊/東京)

【受賞歴】
2019年 ギャラリー美の舎学生選抜展 特別賞

▍asawo 個展 ―ちょっと見ていく?―

2022年1月18日(火)〜23日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では1月18日よりasawo個展「ちょっと見ていく?」 を開催いたします。
美の舎では初めての個展となります。
映像・イラスト・漫画(アニメーションを導入させたデジタル漫画を含む)などによるasawoの世界をお楽しみください。
 

▍作家より 個展に寄せて  

私にとって線は綺麗で、思いつくまま描く抽象的な絵は、画数の多い文字のようにも思います。文字は記号であり、記号化された作品の伝達のしやすさや、媒体に合わせて変わりゆく読み物など、私は自分なりに考え、表現してきたつもりです。人の文字に癖がある様に絵にも癖があると思います。なかでも私はフキダシによる表現の可能性に興味をもっており、フキダシを使って遊ぶ試みを重ねてきました。これまであまり人前で作品を見せる事もなく、今回が初めての個展になります。この機会に多くの皆さまに私の表現を体感していただけたらいいな、と思います。個展のタイトルは、気軽に立ち寄ってくださればとの思いからのものです。ぜひちょっと見ていってください!
 

▍プロフィール 

東京造形大学卒業
作家HP https://its.just-size.net/

▍マサダナナエ 個展 − Fragment −

2022年1月4日(火)〜9日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
  

 

▍作家より 個展に寄せて  

私は物語を意識しながら制作をしています。
具体的な物語を形にするではなく、描かれていない出来事の前後に興味があり、形にしています。絵に描かれた出来事の前後に必ずこれという正解はありません。しかし、鑑賞者自身の想像に任せながら事の前後を結びつけ、十人十色の解釈が生じてきます。
つまり、ある物語が確定的にあるのではなく、多様な解釈で満ちあふれた未確定な状態こそが、物語を表現するにあたって重要なものと考えています。
この未確定な状態のことを私は「余白」と呼んでいます。
なお今回の展示タイトルである「Fragment」はで「破片、断片、断章」という意味があります。実際に見た光景と想像をおりまぜながらイメージを作っています。特に意識しているのが、イメージの世界にありえるかもしれない光景や出来事、モチーフを作ることにあります。その「ありえるかもしれない光景や出来事、モチーフ」が物語の「断片」にあたります。そして、鑑賞者が物語の「断片」を拾っていくことで、物語の未確定の部分である「余白」を各々解釈し、十人十色の物語が生まれるような試みをしています。是非ご高覧ください。

▍プロフィール

1997 静岡県 生まれ
2021 多摩美術大学大学院博士前期課程1年絵画学科版画専攻 在学

[展示歴]
2018 グループ展「oiai」展 クリエート浜松、静岡
2018 グループ展「rifurenat」展クリエート浜松、静岡
2021 個展「わだちの日」展 クリエート浜松、静岡
2021 グループ展「AWARE-風景が生まれる場所-」 多摩信用金庫ギャラリー1F、東京

[受賞歴」
2019 「令和元年度静岡県版画協会展 小作品の部」 最優秀賞
2021 「多摩美術大学卒業制作展優秀作品集」 選抜
2021 「山本鼎版画大賞展」 入選
2021 「FEI PRINT AWARD」 入選

▍色本藍 個展 「彼女を解読できるか」

2021年12月14日(火)〜19日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では12月14日より色本藍 個展 「彼女を解読できるか」を開催いたします。
色本は東京藝術大学油画在籍の作家です。油画、立体、写真、陶芸、ドローイングなど、様々なスタイルで構成された彼女の世界を是非、感じていただければと思います。
Gallery美の舎 2021年最後の展示となります。皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍作家より 個展に寄せて  

人と人とは分かり合えないということが私の作品の根底に流れている思想です。
自分が人なのかどうかよくわからなくなります。たまたま私はヒトの形をしている。だからとりあえず周りにいる"人"の真似をして、自分もその仲間ということにしている。
私たちは同じ種類の生き物で、同じ言語を話します。だからつい、通じ合える魂を持っていると信じてしまいます。しかしそれは間違っていると思うのです。いくら言葉を選んで伝えようとしても、心と心が繋がり合ったことなどほんの数えるほどでした。
私たちはいくら話し合っても分かり合えない、それぞれが違う世界の違う生き物なのです。
だけど、伝わらない言葉でお喋りしましょう。どれかひとつくらいは理解できるかもしれないので。

▍プロフィール 

1999 千葉生まれ
2019 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻入学
2020 東京藝術大学絵画科油画専攻入学、在籍中

[展示歴]
2019 光の森展 白矢アートスペース
2019 未成年展 多摩美術大学芸術祭
2020 深夜の美術展vol.20  くるくるGlobal Hub
2020 個展「猿だって性を売る」新宿眼科画廊 など

▍沖元かおる 個展 - Sacrifice / 犠牲 -

2021年11月30日(火)〜12月5日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では11月30日より沖元かおるの個展を開催いたします。
昨年に続き2回目の個展となります。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて  

人柱→犠牲
火と水命を生かし、また殺すもの
 
今、これを描かなければならない、と感じる時がある。
昨年戦争をテーマに描いたが、今回は今、自分のいる世界で起きている事に思いを巡らせた。
人柱とは生け贄としてこの世界を支える柱を意味する言葉だ。人は今、自分の意志に拘わらずこの人柱に選ばれ多くの生け贄として命を奪われている。悲しみの存在の上に偽りの繁栄が築かれ、この世が時間の上を走る。1つの空間にその世界を表現しようと試みた展示である。

▍プロフィール 

2021 つぎのカーブ 個展  「When loves you
2020 
ギャラリー檜 個展  「表と裏ー作為の不作為ー」
2020 ギャラリー美の舎 個展  「輝ける闇」
2020  |
2015 
国立新美術館  サロン・ドトーヌ日仏現代美術展 入選
2021 ギャラリーエッセンザ、フレイトホフシアター
2021 ベルギー、オランダ美術賞展 入選
2014 ギャラリーゴトウ  個展  Twilight and dawn
他、団体展、グループ展、個展など多数



多摩美術大学油画科中退。カルチャースクール講師を経て現在油絵教室を経営。2016~2020年ぺビーカレッジ絵画教室講師、2016~2018年 衆議院議員会館出店 美装企画代表を務める。

▍Gallery美の舎 企画グループ展 - こころのけしき - 

2021年11月17日(水)〜27日(土)   ※22日(月)・23(日)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 
 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では11月17日(水)より、企画グループ展「こころのけしき」開催いたします。
「作品は作家の心の景色 又はその一部なのでは」と昔から思うことがあり、このタイトルを付けました。
東京藝大出身・在籍の新進気鋭の作家8名を招待作家として迎え、日本画を中心に、油画、立体、写真作品など個性豊かな作品が並びます。ご高覧いただけますと幸いです。
 

[招待作家] 小田川史弥・菊池玲生・笹野井もも・佐藤祐・鈴木初音・張彬文・真鍋由伽子・安河内蘭

伊藤みどり・及川美沙・小河彩乃・御守未來・北澤知佳・呉逸萱・杉浦太河・添田萌夏・中西凜・西田あやめ・平井将貴・藤野七帆・望月咲貴・柳桃子・山下源輝・芳野春惠

小田川史弥

2020 東京藝術大学修士課程修了
 
2018 東京藝術大学卒業制作展 サロン・ド・プランタン賞 
  台東区長賞
  美の舎学生選抜展 最優秀賞
2019 小田川史弥 個展 美の舎
2020 小田川史弥 個展 数寄和
   
「黄色い夜」 2021 岩絵具・白麻紙 23.0×17.0㎝

菊池玲生

東京藝術大学大学院美術研究科 後期博士課程日本画領域 2年
創画会会友
 
2021 個展「insert」(渋谷・sta) 
  個展 (福岡三越)
  日本画第一研究室発表展(18’19'20'年)
  その他グループ展
   
修了作品東京藝術大学買上、平山郁夫奨学金授与
 
今回出品するのは「絵の素描」として制作している作品の系統になります。絵でないもので景色としての絵を作るような、私にとっての「絵」のドローイングです。
instagram@reo_kikuchi
 
 
「美しき日 (絵の素描)」 2019 ミクストメディア 30.0×30.0cm

笹野井もも

東京芸術大学大学院 美術研究科彫刻専攻 修士課程修了
 
個展
2020 「まだ、景色だった頃」galerieH、東京
  「手紙を出せずにいる」bar雨、東京
   
グループ展 
2020 「嘔吐学vol.1 ユー体、後ケイ」WALLA、東京
  「箱庭プロジェクト 活動報告展 vol.1「だれでもない庭」Sheep Studio、東京
2021 「旅展 / ここではないどこかへ」藝大アートプラザ、東京
 
ウェブサイト momosasanoi.com
 
 
「人景-waterfall」 2020 樟 75×60×100cm

佐藤佑 サトウユウ

2018 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2020 東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻日本画修了
   
展示・受賞他
2016 安宅賞 (平成28年度東京藝術大学安宅奨学基金)
2018 卒業制作作品帝京大学買い上げ
  第四回石本正日本画大賞展 大賞
2019 第23回 松伯美術館 花鳥画展 入賞
2019,2020,2021年 春の院展(日本橋三越)、秋の院展(東京都美術館)
 
岩手県盛岡市出身、日本画を描いています。日本美術院院友
 
Instagram → uslesulto1221
Twitter → @kijiyama
https://uslesulto1221.wixsite.com/mysite/gallery
 
 
「都会の月」 2021 日本画 岩絵具、墨、白麻紙、金箔 53×45.5cm

鈴木初音

東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程 壁画
   
展示歴
2020 個展 息をすると見える (ギャラリー美の舎)
  シブヤスタイルvol.14 (西武渋谷店)
2021 Future Artists Tokyo 2021 (東京国際フォーラム)
  「絵画の筑波賞」展2021 (スタジオ'S/つくば市、西部池袋本店)
   
受賞歴  
2021 絵画の筑波賞 優秀賞
 
田畑や身の回りの自然とのかかわりの中にものづくりが生じると仮定し、絵を描くことを続けています。
 
 
「火をふいていわう」 2021 フレスコ(グラッフィート)/パネル、川砂、石灰、土、顔料、セメント 60×61cm

張 彬文

2017 中国美術学院 大学院 絵画研究科 壁画専攻 修了
2020  東京藝術大学 大学院 美術研究科 日本画専攻 修了
2021 東京藝術大学 大学院 博士後期 保存修復日本画専攻 在籍
   
展示歴等  
2021 「第七十五回春の院展」入選(三越日本橋本店)
  「東京藝大アートフェス2021」入選
  「有芽の会」(西武池袋本店)
   個展 「光の表情」(ギャラリー美の舎)
  「再興第106回院展」入選(東京都美術館)
 
Instagram:chohinbun
 
 
「白桔梗」 2021 土佐麻紙、岩絵具、金箔、金泥 16cm x 27.3cm

真鍋由伽子

東京藝術大学版画第一研究室 在籍
   
展示歴等  
2018 ART FAIR TOKYO出品(東京国際フォーラム)
  ART EXPO MALAYSIA出品(マレーシア MATRADE)
  個展 たたずむあの人(新宿伊勢丹本店)
2019 個展 火山とその麓をめぐる出来事(本とコーヒー麦小舎)
  ERASMUS+奨学生としてポーランドへ留学
2021 個展 "映画”(美の舎)
 
生活の中にある名付けようのない感情を描こうとしています。
 
 
「庭」 2021 紙本彩色 18×14cm

安河内 蘭

2018  東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2020 東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程 修了
   
受賞歴  
2017 第38期瀧冨士国際美術賞特別賞 受賞
2018  第4回平成芸術賞 受賞
  一般財団法人守谷育英会修学奨励賞受賞
2021 吉野石膏美術振興財団「若手日本画家に対する展覧会助成」採択
   
展示歴  
2021 日本画2人展 (アートスペース羅針盤)
  レスポワール展 個展 (銀座スルガ台画廊)
  五節句の賦 (九段用画廊)
  絢の会(アートスペース羅針盤)
 
植物や風景が織りなす小宇宙を、その時々に見せる複雑な形により構成される永遠の空間として画面に記していきます。
 
 
「空中庭園」 2021 絹本彩色 41×31.8㎝

伊藤みどり

2011 日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻 卒業
   
受賞歴等  
2017 伊藤みどり展」(Gallery ARK)
  「第81回新制作展」入選(以後 ’18、’19年入選 国立新美術館)
2018  ワンダーシード2018」入選(トーキョーアーツアンドスペース本郷)
  第35回 FUKUIサムホール美術展」奨励賞(福井カルチャーセンター・ホール)
2021 月刊美術6月号 特集「色彩と情熱の画家たち」掲載
2019.2020,2021年 Gallery美の舎にて個展
 
心地よい色彩の作品を描きたいと思っています。
ホームページ http://midori0821.web.fc2.com
Twitter @itou34
 
 
「星のねぐら」 2021 カンヴァスに油彩 15.8×22.7cm

及川美沙

京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程 修了(2012年度)
   
展示歴・受賞歴
2010 日展入選(以後6回入選)
2012 全関西美術展 第1席
2015 ギャラリーへ行こう入選(同'17.19.20.21/数寄和)
2021 イマジナリーアニマルズ(Gallery美の舎)
2022 個展予定(生活あーと空間ぱるあーと/京都)
2019.2020,2021年 Gallery美の舎にて個展
 
生き物の姿をかりて、日常生活で感じる「人と人、モノとモノとの距離」や、そこから感じる「生命の美しさ」を描いています。今回はいつもよりも俯瞰した視点で、水辺の風景を描きました。
 
 
「景」 2021 麻紙、墨、胡粉    22.7×15.8㎝

小河彩乃

武蔵野美術大学造形学部日本画学科3年
   
展示歴等
2020 夏のかをり(寺町美術館/東京)
2021 日本画7人展 雨上がり(寺町美術館/東京)
  第39回上野の森美術館大賞展 入選(上野の森美術館/東京)
  夏のきざし (Gallery美の舎/東京)
  光の森公募展(白矢アートスペース/東京)
 
岩絵具と和紙の質感の対比や絵具の白と紙の白の違い等を活かしながら制作しています。
(Instagram)https://instagram.com/udonya8?utm_medium=copy_link
 
「軽い風景」 2021 紙本彩色・和紙、岩絵具 33.3×22cm

御守未來

東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻日本画領域 修士1年
   
展示歴
2021.3 文房堂ギャラリー「うたをみる展vol.1」
2021.7 アートスペース羅針盤「羅針盤selection hope2021」
  東京九段耀画廊「五節句の賦」
2021.8  INTERART7 GalleryTK2「インターアート7セレクション 真夏の夜の夢」
 
主に風景画を描いています。身近の風景を自分の中のフィルターを通して感じた色に再構築して、画面の中に表現しています。
 
「夕の音(ゆうのね)」 2020 土佐麻紙、膠、水干、岩絵具   33.3×19㎝

北澤知佳

2021  東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻日本画領域修士課程 修了
   
展示歴
2020 「少女について-Gallery美の舎企画グループ展-」(Gallery美の舎/東京)
  『「真夏の美の夢」展vol.7-山形で繋がる美‐』(東京九段耀画廊/東京)
  「dadacha展-東北芸術工科大学大学院日本画領域6人展-」(銀座スルガ台画廊/東京)
2021 「東北芸術工科大学 卒業修了制作展」(東北芸術工科大学/山形)
  「アマダレ2021北澤知佳・佐々木菜摘・琢磨香織」(画廊翠巒/群馬)
 
私達の周りに取り巻くモノ達は、一見どれも同じモノです。日常の風景が何か別モノに見えてくる瞬間と出会う度に、実は意思を持って生きているのではないかと私は思います。そんな、モノが語る風景を描いています。
HP:tomokakipiiiii.wixsite.com/kita
 
「雨アメ」 2021 綿布・水干絵具・ピグメント・水彩色鉛筆    変形 20×20cm

呉逸萱

2019  多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻⽇本画研究領域 修了
   
展示歴
2019 「呉逸萱個展」(Gallery美の舎/東京都/日本)
  「第46回創画展」初入選(東京都美術館/東京都/日本)
2020 「浮光留影―呉逸萱個展」(Neptune Gallery/台北市/台湾)
  「都美セレクション グループ展2020―東アジア絵画のなかへ―トランスする「日本画」の可能性」(東京都美術館/東京都/日本)
2021  「ART TAIPE 台北国際芸術博覧会」(台北世界貿易中心/台北市/台湾)
   
受賞歴  
2018 美の舎学生選抜展奨励賞受賞
 
Facebook: https://www.facebook.com/yishuanwuart
Instagram: wuyi113113
 
「暮色」 2021 岩絵具、純金箔、純銀箔、雲肌麻紙    16x35cm

杉浦太河

2018  多摩美術大学 絵画学部 日本画科卒
   
 
「Sekibe」 2021 パネル、画用紙、墨、鉛筆、アクリル    24.2×33.3cm

添田萌夏

武蔵野美術大学、日本画学科2年在
   
展示歴
2021.5 グループ展「よすがの会 夏のきざし」@ギャラリー美の舎
2021.8 グループ展「サンダルを履いておいで」@銀座中央ギャラリー
 
温度を感じるような作品づくりを心がけています。
twitter@emon_hi
 
「息を止めて、滲んでゆけ」 2021 紙本彩色・雲肌麻紙、岩絵具、水干絵の具    P25号(80.3×60.6cm)

中西凜

1999  静岡生まれ
2019 東京藝術大学美術学部彫刻科 入学
現在 東京藝術大学美術学部 彫刻科3年
   
展示歴
2019 「hygge opening exhibition」 hyyge(静岡)
  「ギャラリー美の舎 学生選抜展」 ギャラリー美の舎(東京)
2021 「in the immature room」新宿眼科画廊(東京)
2022 個展開催予定 ギャラリー美の舎(東京)
   
受賞歴  
2019 「ギャラリー美の舎 学生選抜展」特別賞
 
星の存在「食べる」というアプローチによって表現するシリーズ《Eat a star》を様々な素材を用いて制作しています。
Twitter https://twitter.com/oroiono
Instagram https://instagram.com/rin_1247
 
「Eat a star」 2021 インクジェットプリント    42.0×29.7cmm

平井将貴

東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻4年 在籍
   
受賞歴
2020 第38回上野の森美術館大賞展 入選
  ギャラリー美の舍学生選抜展2020 入選
2021 第28回飛騨高山臥龍桜日本画大賞展 入選
   
展示歴  
2021 まほろば展(東京九段耀画廊/東京)
  羅針盤selection hope(アートスペース羅針盤/東京)
 
素朴な場面に自身の抽象概念を交え、制作しています。
mstk.ga45sce@gmail.com
https://twitter.com/mstk326y2
http://Instagram.com/masataka_hr
 
「夜風」 2021 和紙,岩絵具,墨,胡粉,染料,金泥,銀箔    22.0×27.3cm(F3号)

西田あやめ

京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)美術工芸学科日本画コース 2016年卒業
   
展示歴
2019 東京馬喰町 SAN-AI GALLERY :個展「この街の花」
  東京根津 ギャラリー美の舎:個展「無音の時」
2020 東京馬喰町 SAN-AI GALLERY:グループ展「猫づくし展」出展 
  京都ギャラリー北野:グループ展「アクリルアイス」出展
2021 東京馬喰町 SAN-AI GALLERY:
   グループ展「SUMI PEN PENCIL 福々エキシビジョン!」出展 
 
日本画の画材を用いて、筆の動きを意識しながら制作を行っています。目には見えないものの形が写し取れるように精進しております。
 
 
「塞」 2020 銀箔、和紙、墨、胡粉、コチニール、水干絵具    53×45,5㎝

藤野七帆

東京藝術大学 美術学部 絵画科日本画専攻 学部4年
   
展示歴・受賞歴
2020 Gallery美の舎学生選抜展2020 優秀賞
2021 第22回雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
  Gallery美の舎 個展「いつかの旅」
  九段下耀画廊 グループ展「葉月の会」
  藝祭 日本画学部4年展示(オンライン開催)
 
日々制作する中で、どこに惹かれたのか、どう表現すれば想いが伝わるのかを探求する時間はとてもワクワクします。
観て下さった方にも、似た景色や、こんな気持ちになったことがあるな、と懐かしさを引き起こせたら嬉しいです。
 
 
「祈りの間」 2021 紙本彩色 麻紙、岩絵具    27.3×22.0㎝

望月咲貴

東北芸術工科大学 芸術文化専攻 日本画領域 修了
   
展示歴
2018 第18回 福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選
2019 第69回 埼玉県美術展覧会 入賞(FMNACK5賞)
  「第5回石本正日本画大賞展」 島根県浜田市石立美術館
2020 「真夏の美の夢展」~山形で繋がる美~ 東京九段耀画廊
  「dadacha」 銀座スルガ台画廊
 
不安な心持ちから現実を離脱し心地よい静寂な空間に遊離していく、言葉では表すことのできない、人間の複雑な心の情景を水の生き物を通し制作をしています。
Twitter:@Mo_ch_o
Instagram:@mochi_s000
 
 
「夜凪」 2021 高知麻紙 岩絵の具 水干絵具 パール粉 箔    H31.3㎝×W41.0㎝

柳桃子

東京藝術大学・美術学部絵画科 日本画専攻・4年
   
展示歴
2020 藝大の猫展2020(藝大アートプラザ)
  WORKS!vol.1(Gallery美の舎)
2021 個展「fragrant」(Gallery TK2)
  藝大日本画いきもの展(銀座中央ギャラリー)
  葉月の会(東京九段耀画廊)
 
魅力的なモチーフに出会えた瞬間の感動を大切にしています。
 
 
「気まぐれ」 2021 和紙に岩絵具    18×14cm

山下源輝

多摩美術大学絵画学部油画専攻4年在籍
   
展示歴
2021 個展「monkey's birthday」大崎THTギャラリー
  個展 pool 美の舎
  曖昧なうねり 銀座ミーツギャラリー
2020 フラット三階建て プライベイト
  Owari/ DOGO
など  
   
受賞歴  
2020 美の舎学生選抜展奨励賞受賞
 
今を見て経験や内を覗くことは出来ないがその事実を受け止めることは容易だ。
雨や星は予想外の動きこそすれど嘘はつかない。ただの現象だから疑ったりしない。から。
覗きえない他に内包された過去や経験を自らの手で実感に変えようと、動物、植物、事象などを色面と線を用いてその時間を探る。
 
 
「look for stars in dust」 2021 綿布に油彩    30×20cm

芳野春惠

1993 神奈川県生まれ
2012 神奈川県立霧が丘高等学校 卒業
2017 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
2021 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
  東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻 入学
現在修士一年在籍
   
展示  
2021 日本画第一研究室発表展 一研展 東京芸術大学陳列館
 
Instagram @yoshimover_88
 
 
「花冠」 2020 紙本彩色 岩絵具、高知麻紙   45.5×33.3cm(P8パネルサイズ)

▍東京藝大四人展 – tetrapoda –

2021年11月9日(火)〜14日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

 

▍参加作家 田口 静来   堀田 胡桃   宮宇地 梨奈   高森 勇佑

 
展示に寄せて
言語が人にとっての一般的な表現媒体である事に対して、私たちの作品は極めて個人的な言語を表現媒体としています。
この特殊な言語に名前をつける事が難しく思えたので、言語の使用者を抽象化させたく思い、tetrapoda(四つ足の生き物)という展示タイトルにしました。
tetrapodaには犬も含まれますが、彼らの遠吠えの本意を人は理解し難いでしょう。しかし、気高さや孤独を見出す事もあります。この様な構造が本展示で再現できれば幸いです。

田口静来
2019  東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
2020  藝大の猫展2020 入選(藝大アートプラザ)
2021  六花展 (寺町美術館ギャラリー)
夢を見る時の、知らない場所へ連れて行かれる感覚を逃避と捉え、制作のテーマにしています。醒めれば強制的にベッドへ連れ戻されてしまいますが、そんな理不尽な儚さも魅力の一つだと思います。
 
堀田胡桃
2019  東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
子どもの頃から好きだったものに立ち返りながら制作しています。

宮宇地梨奈
2019  東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
扉を開ければどうにかなる、という考え方が軸になっているように思います。
 
高森勇佑
2019 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
2021 25面体展(東京藝術大学)
誰かの知覚を誰かの様に知覚する事は難しいので、自身特有の知覚過程を再現し客観的に観測するための作品を制作しています。

▍永山 個展 - Eyes Wide Shut -

2021年11月2日(火)〜7日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では11月2日(火)より永山健吾 個展 「 Eyes Wide Shut 」を開催いたします。
永山は2020年のGallery美の舎 学生選抜展で優秀賞を受賞。今回はその特典として、ギャラリーのサポートを受けての個展となります
ご高覧いただけますようお願いいたします。
 

▍個展に寄せて  

大きく目を閉じるというのは、決して現実から目を逸らすわけでも、盲目的に何かをするわけでもない。
今踏みしめている大地に意識を集中し、自分の存在、立ち位置、生きているという実感、現実を再認識する行為だ。
私たちは常にイメージが頭の中で最適な高さへと設置されていて、気がつけば地面の存在を忘れている。それを忘れれば何もかもがバラバラになり、5感は跳ね返らず四方へ飛んでいき、時間を忘れ、生と死すら意識しなくなるのだ。
大地から始まった何かはやがて、自然になり人になり、そして絵になる。
大きく目を閉じ、ゆっくり開けて対峙してほしい。

《Eyes Wide Shut》 2021年 Oil on panel 50×60cm

▍プロフィール 

1994 東京生まれ
2021 東京藝術大学美術学部絵画油画専攻3年在籍

[展示歴]
2019  『東京藝大在学生による朋芽展』 松坂屋上野、東京
2019  『Art Fair-Ongoing Matsuri』Art Center Ongoing、東京
2020  2人展『Dear』 TOBARIER Gallery、東京
2020  7人展 『WASANBON』TURNER GALLERY、東京
2020  『Gallery美の舎 学生選抜展2020』 Gallery美の舎、東京
2020  『Gallery美の舎 WORKS! Vol.1』 Gallery美の舎、東京
2021  『東京藝大在学生による朋芽展』 松坂屋上野、東京
2021  『On the river』 二子玉川、多摩川河川敷、東京

 
[受賞歴] 
2020  『Gallery美の舎 学生選抜展2020』 優秀賞

[メディア掲載]
2021 月間アートコレクターズ 『新世代の到来 若き才能を見よ!』 8月号掲載

▍伊藤みどり 個展 「ひかりを一粒」

2021年10月26日(火)〜31日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では10月26日(火)より伊藤みどり個展「ひかりを一粒」を開催いたします。
美の舎では3回目の個展となり、毎年多くの方の目を楽しませてくれています。皆様のご来廊をお待ちしています。

《春響く》 2021年 F4号(24.2×33.3cm) カンヴァスに油彩

▍個展に寄せて

 きらきらと美しく、あいまいで夢のような世界に憧れます。
 作品のモチーフは、近所や出かけた先で見つけた景色、花などの実在するものがほとんどですが、そのようなものを通して、自身が理想とするような世界を描きたいのかもしれません。
 

 ▍プロフィール 

1989年生まれ
2012  日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻卒業
2013 「第16回 アニマート展 -ハガキサイズの小宇宙-」(Gallery ARK)(以後毎年)
2017 「伊藤みどり展」(Gallery ARK)
2017 「第81回新制作展」入選(国立新美術館)(以後 ’18、’19年入選)
2018 「ワンダーシード2018」入選(トーキョーアーツアンドスペース本郷)
2018 「第39回 神奈川東京新制作絵画展」奨励賞(横浜市民ギャラリーあざみ野)
2018 「第35回 FUKUIサムホール美術展」奨励賞(福井カルチャーセンター・ホール)
2018 「2018 美の起原展」入選(美の起原)
2019 「伊藤みどり個展 」(Gallery美の舎)(以後 ’20、’21)
2020 「つくるひと×つかうひと×みるひと展 2020’」(Gallery 子の星)
2021  月刊美術6月号 特集「色彩と情熱の画家たち」掲載
 

▍キクチアミ 個展
  「まだ呼吸をやめない」

2021年10月19日(火)〜24日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では10月19日よりキクチアミ 個展 「まだ呼吸をやめない」を開催いたします。
キクチアミは2020年 美の舎学生選抜展において最優秀賞を受賞。今回はその特典としての個展開催となります。SMサイズからM100号の大作まで。専門学生時代に制作したものから本年制作のものまでの平面作品を中心に20点ほどを展示予定です。油、アクリル、ペン、岩絵具など様々な画材を用いて制作された絵画をお楽しみください。皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて 

私は日々生きている(=呼吸を続けている)ことが当たり前ではないと思っています。
ある時は飲んだ水が変なところに入って咽せて死にそうになったり、ある時は絶対間違ってはいけない場面で失敗して死にたくなったり。死ぬ原因は常に驚くほど身近にあります。
私は、自己の生きる理由が曖昧になり苦しむことがあります。こうなった時に私はいつも自分の思いやアイデアを画面いっぱいにぶちまけることで昇華します。更に、今回の様に展示ができるということは、誰かにこの思いを届けられるという貴重な機会まであるということです。
これらの時間がある限り、私はまだ生きていける、という思いをテーマにしました。
 

▍プロフィール 

2021 東京デザイン専門学校 クリエイティブアート科 2020年卒
 
【受賞歴】
2020  Gallery美の舎 学生選抜展2020/最優秀賞
2020 
第72回中美展2020/入選
2021  銀座中央ギャラリー夏祭り公募展/佳作

【展示歴】
2020 SEBIT2020 東京都専門学校アート&デザイン展

WorkLifeUnbalance
2021  1,167× 803mm  パネルに紙、アクリル、ペン

▍Gallery美の舎 学生選抜展2021 一次審査通過作品展

2021年10月5 日(火)〜10日(日) 
[日により会場時間が異なります]
5日(火)、6日(水)、7日(木)…12:00〜18:30
8日(水)、9日(木)…12:00〜19:00
10日(日)…12:00〜14:00
※10日(日)は関係者のみで審査を行うため、一般の方の入場は14:00までとなります。
 

 ▍ご挨拶 

10月5日(火)よりGallery美の舎 学生選抜展2021 一次審査通過作品展を開催いたします。
美の舎 学生選抜展は学生、又は30才までのプロの作家を目指す方を対象としています。
4回目となる今年は昨年を大きく上回る応募があり,全体のレベルも高く、大変難しい審査となりました。
33名の一次審査通過者は以下の皆様です。
 
木原幸志郎・ファン スビン・安部祐生・片山香帆・村上ルミ・松宮うらら・東泉美穂・野畑千絵美・佐藤稜二・米山祐生・松澤薫・CAI QIN・木本千聡・望月咲貴・林銘君・井上りか子・河本理絵・通木菜々絵・原澤亨輔・桾本紫月・山口岳人・笹山由香理・三平浩太・朝長弘人・炭屋もも・柏山芽衣・山﨑結以・岩本かおり・石川硝・森なぎさ・藤澤咲里・堺大輝・宮宇地梨奈   (敬称略 順不同)

受賞者には来年、ギャラリーのサポートで個展を開催していただきます。
最終日10日は審査の為、一般のお客様の入場は14時までとなります。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍たかしろゆの 個展  「現実逃避」

2021年9月14日(火)〜19日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では9月14日より たかしろゆの個展「現実逃避」を開催いたします。
たかしろは2020年 Gallery美の舎学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展となります。
女子美術大学の卒業制作展でも注目を集め、今、最も期待される作家の一人です。
ぜひご高覧いただけますようお願いいたします。
 

▍個展に寄せて 

私は4年間美術大学に通い、卒業しました。
美術について話したり制作をしたりするにつれ、何が正解で何が合理的なのか、何が流行だとか、何をするべきだとかがわからなくなったため、何も考えたくなくなり、妄想に走りました。
そんな現実逃避的な絵を描いて、展示します。
油絵は平面であり、立体であると思います。ですから、私の頭の中の妄想を現実にしてくれます。
油絵を通して、私の現実逃避的妄想が、現実になり、鑑賞者にとっても居心地のいい現実逃避になれば幸いです。
 

▍プロフィール

[学歴]
2021年 女子美術大学芸術学部美術学科 卒業
[展示歴]
2018年 『学生選抜展一次審査通過作品展』 Gallery 美の舎
2019年 『3人展』 グループ展 原宿デザインフェスタギャラリー
    『5人展』 グループ展 銀座中央ギャラリー
2020年 『少女について』 企画グループ展 Gallery 美の舎
    『死出の旅』 個展 Gallery b. Tokyo
2021年 『学生選抜展2020一次審査通過作品展』 Gallery 美の舎
    『PORTRAIT』 企画グループ展 Gallery 美の舎
 


花      53.0×33.3㎝   キャンバスに油彩   2021年

▍涼映し 藝大日本画四人展

2021年9月7日(火)〜12日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 


 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では2021年9月7日より東京藝術大学日本画専攻の学生によるグループ展涼映し 藝大日本画四人展を開催いたします。皆様のご来廊をお待ちしております。

▍参加作家 伊藤 茜・鹿内日向子・鈴木巌青・中川瑞紀

[作家より]
今展示では、新涼をテーマにそれぞれの思いを絵に映しこみました。
大変な状況ではありますが、自分達の表現を信じて日々制作に励んでおります。
試行錯誤の中で生まれた個性あふれる日本画の作品の数々を、是非ご覧ください。

伊藤茜
残暑の季節に少しでも「涼」を感じていただき、束の間、日常のせわしさを忘れていただけましたらこの上ない喜びです。
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻学部3年在籍 
2020,2021 グループ展 「かぜの会」 アートスペース羅針盤 東京
 
鹿内日向子
目に見えるものと同じくらい、目に見えないものが好きです。
2020 東京芸術大学芸術学部絵画科日本画専攻 入学
 
中川瑞紀
内側と外側の境界を探しながら制作しています。最近は特に、家や家族について考えることが多いです。
1997 茨城県生まれ
2020 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
2021 グループ展「かぜの会」アートスペース羅針盤, 東京
 

 鈴木 巌青
ありきたりなモチーフかもしれませんが、魅力を再確認しようと自分なりに描きました。
涼しさを感じて頂けたら嬉しいです。
東京藝術大学 絵画科 日本画専攻在学中
2020年
「第一回日本画恐竜展 福井勝山市展」花月楼(福井)
「第二回日本画恐竜展」ギャラリー路草(東京)
「干支展」九段下耀画廊(東京)

2021年
「羅針盤セレクション hope2021」アートスペース羅針盤(東京)

 

▍井上玲央真 個展  ー preconceived notions -

2021年8月31日(火)〜9月5日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月31日より、井上玲央真 個展 ー preconceived notions - を開催いたします。
井上は2020年Gallery美の舎 学生選抜展で優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての展示となります。
皆様のご高覧をお待ちしております。


ecognition [no.3]  2020年 キャンバスに油彩 410×318mm

▍作家より

 主に見えるもの、見えないものや認識すること、できないことをテーマに制作をしています。画像や写真、そういった媒体の中には様々な情報が入っており、それら視覚化することができません。しかしそういった何かを線に置き換えることで見えなかったものも見えてきます。また、鑑賞者によっては異なる認識があることも作品にしています。今回の展示、「preconceived notions」は日本語に訳すと「既成概念」、既にあるもの、世間に浸透し「そういうものである」と認識されている枠組み、考え方という意味です。既に出来上がったシステムを何気なく利用していますが、改めてそれらを認識することで見えなかったことや認識のズレを作品にしました。是非ご高覧ください。

 プロフィール

東京在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻 2年在籍
【展示歴 グループ展】
2020 Gallery 美の舎学生公募展 WORKS! vo.1/Gallery 美の舎
2021 CROSS OVER Vol.30 In Thailand
2021 IDENTITY/Room_412
【Awards】
2020 Gallery美の舎学生選抜展 優秀賞

守月ひかり 個展  「ワそひ」

2021年8月24日(火)〜29日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月24日より守月ひかり個展「ワ そ ひ」を開催いたします。
守月は現在、多摩美術大学油画専攻2年在学。2020年 ギャラリー美の舎 学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典として、ギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご高覧をお待ちしております。

左:「無題」410×318mm、キャンバスに油彩、2021年
右:「無題」220×273mm、キャンバスに油彩、2021年

▍作家より

「ワケの分からない哀しさに堪えかねて、蠢いているのだ
その空間に(または、を)
ひしめき合い、どよめいて、満ち満ちている」
──iPhoneメモアプリ、ファイル「思考」より抜粋

世界というものを見るとき、それを見ている私というものを意識せずにはいられません。私というものを見るとき、その外側から俯瞰することと、その内側へ深く潜行することとは、等しく同時であると思います。
外とは内でもあり、私とは私以外の全てでもあると思うのです。
初めての個展です。自分というものであると同時に、自分ではないものであるということについて考えながら制作しました。大変な時期かとは思いますが、体調にお気を付けて、お越しくだされば幸いです。どうぞ宜しくお願いします。

 プロフィール

1999年  千葉県千葉市生まれ
2020年  多摩美術大学油画専攻入学
2020年  美の舎学生選抜展奨励賞受賞
2020年  公募展「WORKS!vol.1」

羽藤ゆうゆ 個展 「祈る場所」

2021年8月17日(火)〜22日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月17日(火)より羽藤ゆうゆ個展「祈る場所」を開催いたします。
和紙に墨などで描いた人物画をはじめ、油画、アクリル、写真、立体など様々な作品が並びます。
「絵を描く事は祈る行為」という羽藤が、心から安らげるひとつの場所(空間)を構築していくための実験的な展示となる予定です。
藝大卒業後、初めての個展となります。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より 個展によせて

10年前人生に絶望したとき、私の生きる道を示してくれたのは美術の世界でした。
どんなに辛くて苦しいときでも絵を描くことで救われてきました。
私が腐ることなく今まで生きてこれたのは美術の世界があったからと言っても過言ではありません。
言語化できない大きな存在をこの世界に感じました。
敢えて言葉にするならそれが"神様"の様な存在なんだと思います。
絵を描くとき、何かを作るとき、私は心の中でひっそりと手を合わせ祈るような気持ちで作品を作ります。私にとって絵を描くことは祈る行為と同然でした。
短い一生ですが作品を作ることで私の中の神様にそのとき救われた気持ちを返そうと思いました。
心が弱ったとき人は何かに縋り、祈りたくなります。
救われるために祈る場所が必要なのです。
私は自分が心から安らげるひとつの場所(空間)を作りたいのです。
そんな場所を構築していくために実験的にこの展示でも試みてみようと思います。

 

untitled 560×485㎜ 和紙、墨、胡粉、チャコールペンシル 2021
 
 

▍プロフィール

2019 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
1989 東京都出身

張 彬文   個展  ー光の表情ー

2021年8月10日(火)〜15日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月10日(火)よりCHO Hinbun Solo Exhibition -Moods of Light- 張 彬文 個展  ー光の表情ー を開催いたします。
張は中国福建省出身。現在、東京藝術大学大学院博士後期 保存修復日本画専攻在籍の期待の作家です。皆様のご来廊をお待ちしております。

忘れ物 (2020年) サイズ:727mm x 500mm  材料:岩絵具、高知麻紙

▍作家より

花火の様に刹那、落日のグラデーション、星明りの流れる雫、月光の霞み、ガラスの屈折…いずれも光の表情を示します。
その表情には単純な喜怒哀楽ではなく、複雑で繊細な感情の変化が交じり合っており、光を通して心の中に埋もれた心情や記憶を思い出させてくれます。
常に身近な光の変化に瞳を凝らす。
その光と様を画面に記録して再現しました。
知らず知らずのうちに日本で過ごした日々が四年目を迎え、今回の個展ではこの四年間の各段階の作品を纏めております。様々な光の表現を楽しんで頂きたいと思います。

 張 彬文(チョウ ヒンブン)プロフィール

1990 中国福建省生まれ
【学歴】
2017 中国美術学院 大学院 絵画研究科 壁画専攻 修了
2020 東京藝術大学 大学院 美術研究科 日本画専攻 修了
2021 東京藝術大学 大学院 博士後期 保存修復日本画専攻 在籍
【活動歴】
2018 「アートネクストジェネレーション在日本中国遊学者作品展」(虎ノ門 中国文化センター)
2018 「第十三回 藝大アートプラザ大賞展」入選(東京藝術大学アートプラザ)
2019 「藝大猫の展」猫アートプラザ賞(東京藝術大学アートプラザ)
2019 「再興第104回院展」入選(東京都美術館)
2020 「第十四回 藝大アートプラザ大賞展」入選(東京藝術大学アートプラザ)
2020 「第六十八回 東京藝術大学 卒業·修了制作展」(東京藝術大学美術館)
2020 「第七十四回春の院展」初入選(三越日本橋本店)
2020 「有芽の会」(西武池袋本店)
2020 「再興第105回院展」入選(東京都美術館)
2020 「藝大猫の展」入選(東京藝術大学アートプラザ)
2020 東大寺法華堂 執金剛神像立像完全復元プロジェクト(彩色チーム 彩色担当)
2021 グループ展「まほろば」展(東京九段耀画廊)
2021 グループ展「UTAKATAー泡沫ー」展(ギャラリーART POINT)
2020 「第七十五回春の院展」入選(三越日本橋本店)
2021 「東京藝大アートフェス2021」入選
2021 「旅展/ここではないどこかへ」出品(東京藝術大学アートプラザ)

▍粟野大樹 展 - Bad Lumières - 

2021年8月3日(火)〜8日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では8月3日(火)より粟野大樹 個展 -Bad Lumières-を開催いたします。
粟野は2020年Gallery美の舎学生選抜展において特別賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。

For given    2021
25.7×36.4㎝ パネルにジェッソ、モデリングペースト、アルミ板、油彩

▍作家より 個展によせて

東京生まれ東京育ちの私は「都市」があまり好きではありません。
その理由の1つが「光」にあります。
私たちに情報を教えてくれる電光掲示板やネオンは色は華やかなれど私にはよどんだ色にみえ、過度に光りすぎなように思えます。
栄えていることの象徴ともいえる光は私にとっては眩しく、鬱陶しいと感じてしまうのです。
そんな光に集まるように人々は都市へ向かいます。それはなぜなのか
私はこの都市へ向かうことを東京特有の啓蒙と捉えました。
タイトルのLumièresというフランス語には光という意味と啓蒙思想の意味もあります。
誰に照らされ、誰に導かれてなぜ私たちは都市へと向かうのかその考えをご覧いただけたら幸いです。

 ▍プロフィール

1999 東京都 小平市に生まれる
2021 創形美術学校 卒業
【Exhibition】
2017 片倉高校造形美術コース 卒業制作展(八王子東急スクエア/東京)
2019 「うちゅう人は誰だ展」(Curry&Bar jin/東京)
2020 考えないを考える(創形美術学校ガレリアプント/東京)
2020 YOU DON’T KNOW ME(Gallery Conceal Shibuya/東京)
2020 SOKEI ACADEMY OF FINE ART & DESIGN “WORKS” EXHIBITION(ギャラリーLE DÉCO/東京)
2020 学生選抜展一次審査通過作品展(Gallery 美の舎/東京)
2020 CASA YANGO 個展(CASA YANGO/東京)展示期限なし
2020 学生公募展 WORKS!vol.1(Gallery 美の舎/東京)
2021 卒業・修了制作選抜展(成増アートギャラリー/東京)
2021 創形美術学校 卒業・修了制作展(創形美術学校 / 東京)
【Awards】
2020 Gallery 美の舎 学生選抜展 特別賞
2021 創形美術学校 パリ賞

鮫島一美 林 玲 二人展

2021年7月13日(火)〜25日(日) 
※19日(月祝)・20日(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では7月13日(火)より鮫島 一美・林 玲 二人展を開催いたします。
鮫島一美と林玲、二人の作家による平面作品の展示です。
鮫島は、対象から距離を保ち、離れた視点から見た風景を描きます。登場する人物に自分を重ねて世界を彷徨いたい一方で、その状況を静かに眺めていたい、そんな思いから絵ができています。
一方 林は、対象の一部に近づき、切り取るようにして絵を描きます。人の顔や、髪の毛、衣服を主な対象とし、切り取られた一部から、描かれていない別の部分を想起できるような絵を描こうと試みています。
人やもの、それらのたたずまいを見つめる作家の視点を自由に感じ、ご高覧いただければ幸いです。
 

▍略歴

鮫島一美
1990年 神奈川県生まれ
2014年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
2017年 個展(ガレリア・グラフィカbis
 
林玲
1991年 神奈川県生まれ
2014年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
2016年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程芸術学専攻修了
2015年 個展(ギャラリー子の星)


鮫島一美《ある夜半》 257×364 ㎜ 和紙に岩絵具
 

林玲《ニット》297×210㎜ 和紙にアクリル絵の具

▍安島 茜 展 「みどりのゆび」

2021年7月6日(火)〜11日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

ギャラリー美の舎では7月6日より安島茜 個展「みどりのゆび」を開催いたします。
安島は2020年ギャラリー美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。
今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍作家より

じっとりとした重い空気が漂う人間の社会の傍らで、草花は静かに正しく葉を広げ花を咲かせていることに救われる日々を過ごしています。弱々しい私に、植物は彼らの言語で沢山の言葉をかけてくれました。
草花のように生きれたらと願い描いた作品たち、皆様の日常に小さな光を届けられたらと願っています。
 

▍略歴

1995年 茨城県生まれ
2018年 日本大学藝術学部美術学科絵画コース卒業
2020年 東京藝術大学大学院芸術学専攻修了

▍山下源輝 展 「pool」

 
2021年6月15日(火)〜20日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では6月8日(火)より山下源輝 個展「pool」を開催いたします。
山下は2021年美の舎 学生選抜展において奨励賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご高覧をお待ちしています。

▍作家より 個展によせて

雨の日、無数に落ちてくる雫の行先について考えることがある。
初めに思いつくのは下水になるべく、マンホールや排水溝へ流れ落ちることだ。
あらゆる過程を経て再び雨となるのだろうと思いを馳せる。
本展の題である「pool」は水溜まり等の意味がある。
気がついたら生まれていて、やがて消えてを繰り返すそれは、私たち含むあらゆることと、とてもよく似ている。ただの布に油を使用すること、布を切り裂くことで、拡がる染みや、朽ちることを受け入れる。生まれ。消えて。をより眼前に晒すために。
今回、2回目となる山下源輝の個展はgallery美の舎様で開催させていただく運びとなりました。
油彩による平面作品を中心に新作を出展します。
是非、脚を運んでいただけますと幸いです。

 ▍プロフィール

1998年 神奈川県出身
2018年 多摩美術大学 油画専攻 入学
2021年 多摩美術大学 油画専攻 在籍
 

【主な展覧会】
2021年 グループ展 「曖昧なうねり」 銀座Meets Gallery
2020年 個展 「Owari/」 DOGO
2020年 グループ展 「フラット三階建て」 プライベイ
など

さくらわだ 個展 
犬はレゲェでチルする(らしい)」

 
2021年6月8日(火)〜13日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では6月8日(火)よりさくら わだ 個展「犬はレゲェでチルする(らしい)」を開催いたします。
さくら わだ は昨年のGallery美の舎 学生選抜展において奨励賞を受賞しました。今回はその特典としての個展となります。
皆様のご高覧をお待ちしております。

「犬はレゲェでチルする(らしい)」 
縦455×横530mm  キャンバスに油絵具  2021

▍作者より

 ここ数年若い人たちは「チル」というスラングを使うらしいのですが、皆さんはご存知でしたか?私はまだ22歳ですがこの言葉を知ったのは最近です。意味は「くつろぐ」「のんびり」など心身がリラックスした状態を表すそうです。
 マティスの言葉で「人々を癒す肘掛け椅子のような絵を描きたい」というものがあります。私もこの言葉に共感して、人がリラックスできるような絵を描きたいと思っています。
 「チル」と「人々を癒す肘掛け椅子」、少し似ていると思いませんか?「人々がチルできる絵を描きたい」と言い換えてみてもいいかもしれません。というか私の絵はそれくらい脱力した言い方の方がしっくりきます。
 そんな訳で今回の展示は、みに来てくださった人たちがチルできるような作品を集めてみました。是非体験してみてください。

 ▍プロフィール

1999 神奈川生まれ
2019 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域入学
2021 同大学在籍
 
【受賞歴】
2020 Gallery美の舎学生選抜展2020」奨励賞
2021 「美術新人賞デビュー2021」グランプリ
2021 ACTアート大賞展2021」佳作
 
【個展】
2020 I love you switch box あけ/たて、神奈川  【グループ展】
2020 Gallery美の舎学生選抜展2020」 Gallery美の舎、東京
2020 Gallery美の舎学生公募展WORKS!」 Gallery美の舎、東京
2021 「美術新人賞デビュー2021入選展」泰明画廊、東京
2021 ACTアート大賞展2021The Artcomplex Center of Tokyo、東京

▍吉野俊太郎 展 “Plinthess”

2021年5月18日(火)〜29日(土) ※24 日(月)、25 日(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 
ギャラリー美の舎は、2021 年5 月18 日(火)より吉野俊太郎展 “Plinthess”を開催致します。

1993年 新潟県生まれ
2017年 東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業
2019年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了
2021年現在 東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程 在籍中

台座に関する研究を行なっている吉野俊太郎にとって、展示台座とは「上に載るあらゆるオブジェクトに〈彫刻〉を投射することができる、幻灯機のような演出装置」であるといいます。
「消滅した後の彫刻」をコンセプトとした2018 年の作品《消えたオーミエール》にて、上に何も載らない展示台座を作品として発表して以降、吉野は展示台座に作品と同等の価値を見出すようになりました。
吉野は展示台座には二つのタイプがあると考えます。 一つは四天王像が踏みつける邪鬼を一例とする、展示台座と同一の性質を持つが、その状況から「踏みつけられる」という外見的性格を持つもの。もう一つは例えば興福寺所蔵の龍灯鬼・天灯鬼、あるいはカリアティードやアトラスと呼ばれるような人像柱などで、こちらは「支える」という関係性を有するものです。前者の踏みつける/踏みつけられるいうヒエラルキックな関係性に相対して、後者では上に位置する灯籠や建築は支えられることでそのかたちを保つことができており、この二つのタイプそれぞれは外見的には同じ状況であるにもかかわらず主体性の在処とその役割が大きく異なります。この二種の展示台座のあり方から吉野は、展示台座が道化的両義性を持っているのではないかと推察します。踏みつけられるような姿を見せて、自身の無力さを見せつけたと思えば、実は陰で作品を支え、あるいは作品の内容を掌握し、見え方をコントロールしている。展示台座は作品をできるだけ高い位置に持ち上げ、そうして作品にある種の特権を与える効果を有しています。
本展のタイトルである“Plinthess”(プリンセス)とは、“台座”を意味するPlinth(プリンス)を女性名詞化した、吉野による造語です。権力誇示のための道具として都合よく扱われてきた展示台座が実は男性的顕示性だけではなく、本質的に両義的性質を抱えているのではないかという問いから始まる本展では、まず展示台座の上などといった外面ではなく内面に目を向け、両義性の対極を意識するところから始めます。展示台座自体がその性質からどのような人格を内に秘めているのか、吉野の展示台座にまつわる考察をぜひこの機会にご高覧いただければ幸いです。
 
企画:SYP GALLERY ディレクター 原田雄

グループ展 夏のきざし

2021年5月4日(火)〜9日(日) 
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで

▍ご挨拶

Gallery美の舎では5月4日より金沢美術工芸大学・多摩美術大学・東京芸術大学・武蔵野美術大学で日本画を学ぶ学生たちによるグループ展「夏のきざし」を開催いたします。皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍参加作家 伊藤沙恵・小河彩乃・添田萌夏・高橋健人・平井将貴・宮坂理紗・安田紗良・山口岳人

[作家より]
日本画専攻の学生を中心に「よすがの会」というグループを結成しました。
第一回目となる今展示では、清々しく心地よい季節になぞらえ「夏のきざし」をテーマとしています。
日本画をはじめとした個性豊かな作品の数々を是非ご覧ください。

伊藤沙恵(いとうさえ)
2019年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
自分はどんな絵が好きでどんな絵が描けるのか色々寄り道しながら探しています。なんだかよく分からないことが多いです。
 
小河彩乃(おがわあやの)
2019年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 入学
2021年 第39回上野の森美術館大賞展 入選
最近は、岩絵具と和紙の質感の対比、絵具の白と紙の白の違いなどを活かしながら描きたいと思っています。
 
添田萌夏(そえだもえか)
2020年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 入学
近頃は風景に興味があり、自転車に乗ったり散歩をしながらモチーフを見つけるのが楽しいです。温度を感じるような作品づくりを心がけています。
 
高橋健人(たかはしけんと
2019年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
岩絵具の粒子の良さを活かせるように描きたいです。散歩をよくするのでその道中がモチーフになることが多いです。

平井将貴(ひらいまさたか)
2018年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 入学
2020年 第38回上野の森美術館大賞展 入選
     ギャラリー美の舎学生選抜展2020 入選
素朴な場面や自然を題材とし、そこに自身の抽象概念を交えることで魅力を引き出せればと思い制作しています。
 
宮坂理紗(みやさかりさ)
2020年 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科日本画専攻 入学
画面の上で具体的なモチーフと曖昧なモチーフとの表現の変換を繰り返しながら、現れた図像を自身の記憶と重ね合わせて日々の制作の手がかりにしています。
 
安田紗良(やすださら)
2017年 東北芸術工科大学日本画コース 入学
日々見逃しがちな何気ないことやものにときめく心を大切に制作しています。
 
山口岳人(やまぐちがくと)
2019年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 入学
穿った性格なので、穿った絵を描きます。自分でも何が本心か分かりませんが、案外そこが魅力なような気がしてきました。

储靓雯(チョ セイブン) 個展 
 There is another me.

 
2021年4月6日(火)〜11日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では4月6日(火)より储 靓雯 個展 There is another me. を開催いたします。
储靓雯は2020年 Gallery美の舎 学生選抜展で奨励賞を受賞。今回はその特典として、ギャラリーのサポートを受けての個展となります。
皆様のご高覧をお待ちしております。

「分裂」 2021  18.0×14.0㎝ キャンバスにアクリル絵具

▍作者より  個展によせて

今回展示している作品は、私の心の内と外から見たものや感じたことをモチーフにして作品としました。
  日本へ来て空を見ることが一番好きになりました。空の向こうには誰かいるのかな?何かあるのかな?星は、亡くなったおばあちゃんかな?そして、その星の先には私の心にあるたくさんの記憶達が存在しているかのように空と対話しています。
  そんな私の空との対話を、皆さまにも感じていただきたくて絵と作品にいたしました。
  私達はみな内と外を持っています。そして、心には自分自身の世界つまり空を持ち合わせていると考えます。ありのままの姿の自分でいてください。
  今回は、初めての個展です。数多くの作品を発表しますので是非会場に足をお運びいただけると嬉しいです。

 ▍プロフィール

中国浙江省寧波市生まれ
東京在住
東京藝術大学絵画科油画専攻  修士課程在学中
 
【受賞歴】
2020 学生選抜展2020/奨励賞
 
【展示歴】
2020.1    ポコラート全国公募展 vol.9/アーツ千代田3331
2020.10  学生選抜展2020/Gallery美の舎
2020.11  中美展/東京都美術館
2020.12  WORKS! vol.1/Gallery美の舎
2021.1    第15回藝大アートプラザ大賞展/藝大アートプラザ
2021.3    あそびば展/Gallery 33 SOUTH
2021.4 個展/ギャラリー美の舎
2021.6    絵画の筑波賞展 /スタジオ’S
2021.6    絵画の筑波賞展/西武池袋本店

▍藤野七帆 個展 「いつかの旅」

2021年3月30日(火)〜4月4日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月30日より藤野七帆個展「いつかの旅」を開催いたします。藤野は2020年の美の舎 学生選抜展において、優秀賞を受賞。今回はその特典としてギャラリーのサポートを受けての個展となります。皆様のご高覧をお待ちしております。

「遠い日」  2020 97.0㎝×116.7㎝ (F50号)
紙本着彩 (日本画)、 麻紙、岩絵の具

▍作者より個展によせて

今回、美の舎様のご厚意で初個展を開催させて頂くことになりました。普段よく描いている建物の風景を中心に『旅』をテーマにしました。身近な日常から、以前訪れた異国の景色を思い浮かべながら制作しています。
今では外国はもとより国内の旅行でさえ思うようには行けなくなり、気持ちも塞ぎがちな日々が続いています。この展示で心だけでも「いつか行った、いつか行く旅」をしているような気持ちになって頂けたら幸いです。私の絵で内側に籠りがちな皆様の気持ちを、少しでも外へ広げられることが出来ればと祈っております。

 ▍プロフィール

1997年 横浜市生まれ 
 
2018年 東京藝術大学日本画専攻 入学
2021年 同大学 在籍
 
【受賞歴】
2020年 第22回雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
2020年 gallery美の舎 学生選抜展   優秀賞
2020年 第20回福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選

▍阿部泉 個展 「少し遠くへ行かせて」

2021年3月23日(火)〜28日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では3月23日より阿部泉 個展「少し遠くへ行かせて」を開催いたします。皆様のご高覧をお待ちしております。
 

▍作者より個展によせて

去年の3月からずっと部屋にいた。
ニュースやSNSではstayhomeの呼びかけをしている為、無意味に外に出ることが躊躇われる。部屋には画材と、自分で選んで買った家具たち。絵のモチーフは部屋にある花やシーツの模様、鏡の中の光景などで、何度も繰り返し描いた。変わり映えのない空間、モチーフに飽き飽きしたし、嫌でも自身と向き合わされているような気がして息苦しく感じた。部屋から出て、自分を全く感じさせない場所へ行きたくなった。 
上手くいくかはわからないが、知らない場所で瞬間的に感じたことをメモするように作品に留めたいと思う。今回開催する個展では、そういった作品を展示する。 
こんな世の中ではあるが、少し遠出をすることを許して欲しい。

「植物園」  2020 S60号キャンバス、油彩

▍プロフィール

2018年  多摩美術大学絵画学科油画専攻入学 
【受賞歴】
2019 「二十歳の輪郭」コンクール入賞
【主な展示】
2018年  グループ展「予感」八王子ギャラリー芙蓉
2019年  受賞展「二十歳の輪郭」北の大地美術館
2019年 「選抜展」多摩美術大学芸術祭 絵画東棟B1
2020年 グループ展「はじめてのてんじ」吉祥寺ギャラリーマジェルカ

Gallery美の舎 企画グループ展 PORTRAIT

2021年3月10日(火)〜20日(土祝) ※15(月)、16(火)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶

Gallery美の舎では310日より、企画グループ展-PORTRAIT-を開催いたします。
眩しい程の強い個性を放つ作品、静かな美しさを湛える横顔、瑞々しい自画像、愛らしい幼子など、10名の作家による様々なPORTRAITをお楽しみください。
 

▍参加作家 

阿部泉・伊藤みどり・沖元かおる・北本晶子・木村有輝子・ たかしろゆの・野尻恵梨華・羽藤ゆうゆ・藤野七帆・柳澤夏花

阿部 泉

2018 多摩美術大学絵画学科油画専攻4年
現在 同大学3年在学中
[受賞歴] 
2019 「二十歳の輪郭」コンクール入賞
[主な展示] 
2018 グループ展「予感」八王子ギャラリー芙蓉
2019 受賞展「二十歳の輪郭」北の大地美術館
  「選抜展」多摩美術大学芸術祭 絵画東棟B1
2020 グループ展「はじめてのてんじ」吉祥寺ギャラリーマジェルカ
2021 3月23日よりGallery美の舎にて個展「少し遠くへ行かせて」開催予定

伊藤みどり

2012 日本大学芸術学部美術学科絵画コース絵画専攻卒業
[主なグループ展] 
2013 「第16回 アニマート展 -ハガキサイズの小宇宙-」(Gallery ARK/横浜)(以後毎年)
2020 「つくるひと×つかうひと×みるひと展」(Gallery 子の星/代官山)
  「アグライア展」「アドニス展」(Gallery ARK)
[個展] 
2017 「伊藤みどり展」(Gallery ARK)
2019 「伊藤みどり個展 -光の音-」(Gallery 美の舎)
2021 Gallery 美の舎にて個展を開催予定(10月)
[入選・入賞歴]
2017 「第81回新制作展」入選(国立新美術館/六本木)(以後 ’18、’19年入選)
2018 「ワンダーシード2018」入選(トーキョーアーツアンドスペース本郷/本郷)
  「第39回 神奈川東京新制作絵画展」奨励賞(横浜市民ギャラリーあざみ野/横浜)
  「第35回 FUKUIサムホール美術展」奨励賞(福井カルチャーセンター・ホール/福井)
  「2018 美の起原展」入選(美の起原/銀座)

沖元かおる

多摩美術大学油画科中退
 
2015 ベルギー・オランダ美術賞展入選
  サロンドトーヌ日仏世界展入選
2020.6 ギャラリー美の舎 個展「輝ける闇」
他、個展、グループ展多数
 
2016-18 衆議院議員会館出店、美装企画代表を務める。
2021.11 Gallery美の舎にて個展開催予定

北本晶子

1993 大阪府生まれ、北海道育ち
多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻 修了
[受賞歴] 
2018 東京ミニプリントトリエンナーレ入選(多摩美術大学美術館/多摩)
[展示歴] 
2020 グループ展示 KOWAII展vol.Ⅹ (新井画廊/銀座)
  2人展 北本晶子×佐藤T 2人展 (galleryカノン/銀座)
  大美術展 KENZAN2020(web展示)
  2人展 迷宮の悪夢川口絵里衣×北本晶子 (gallery fu/石川町)
  グループ展示 たんざく展(伊勢丹/新宿)
2021 グループ展示 Fantasy Art Show(金魚空間/台湾)
  グループ展示 SUMI PEN PENCIL展(SAN-AI gallery/日本橋)
  PORTRAIT展(gallery美の舎/谷中)
[個展開催予定] 
タイトル未定(gallery fu/石川町)、タイトル未定(Café LUMP/池袋)
[グループ展示参加予定] 
PORTRAIT展(gallery美の舎/谷中)、ポラリス展 (Galler ARK/石川町)
[2人展参加予定] 
迷宮の悪夢川口絵里衣×北本晶子 (gallery fu/石川町)
[インフォメーション]
2019 公益財団法人クマ財団 第2期奨学生採択
  TV番組 ヒルナンデス! コーナー番組に出演
2020 UMEILO 2nd シングル「春火鉢」ジャケットイラスト採用

木村有輝子

2013 多摩美術大学 造形学科 造形表現学部 油画 入学
2014.1.13-19 さよなら大津英敏先生-多摩美上野毛の教え子たちと-  銀座ギャラリームサシ/東京 銀座ギャラリームサシ
2014.11.2-3 三大TAMA ART COMPETITION 2014 準大賞受賞
2014.1.23-2.1 TURNER AWARD 2014 優秀賞受賞
2015 多摩美術大学 美術学科 絵画学科 油画 転学
2016.1.9-31 Emerging Artists 2016/Bambinart Gallery/東京
2016.8.6-21 汐留ストリートフェスティバル2016summer グランプリ
2017.10.31-11.5 第4回 CAF賞展 入選
2019.6.18-23 進華 Room_412/東京
2019.12.4-15 企画グループ展moment/ギャラリー美の舎
2019.12.17-22 個展「愛の巣にて幻を掴む」/ギャラリー美の舎
2020.9.1-13 個展「Identity Crisis」/Room_412

たかしろゆの

女子美術大学芸術学部美術学科4年 在学
[展示歴] 
2018 『学生選抜展一次審査通過作品展』 gallery 美の舎
2019 『3人展』 グループ展 原宿デザインフェスタギャラリー
  『5人展』 グループ展 銀座中央ギャラリー
2020 『少女について』 企画グループ展 gallery 美の舎
  『死出の旅』 個展 Gallery b. Tokyo
  『学生選抜展2020一次審査通過作品展』 gallery 美の舎
 
2021.9 Gallery美の舎にて個展開催予定

野尻恵梨華

1993 富山県生まれ
2015 「第26回美浜美術展」入選
2016 「 アートフェア富山2016」 協賛賞 五万石賞受賞
2018 富山大学大学院芸術文化学研究科 修了
2019 「月刊美術デビュー2019」 入選
  初個展「おどろおどろ」ギャラリー美の舎(東京)
  「アートソムリエ山本冬彦とギャラリーmuséeとGALLERY枝香庵 推薦作家による装幀画展2019」ギャラリーmusée(石川)・ギャラリー枝香庵(東京)
2020 「月刊美術デビュー2020」 入選
  「日本コラージュ・2020」Gallery K(東京)

羽藤ゆうゆ

2019 東京藝術大学 美術学部油画科卒業
   
1989 東京生まれ
2016 久米奨展 / 東京藝術大学 上野校地
2017 藝大アソート / デザインフェスタギャラリー原宿
  藝祭2017 / 東京藝術大学 上野校地
  個展「ひとり遊ぶ時間」/ 銀座画廊るたん
2018 東京藝術大学卒業制作学内展「Scale」/ 東京藝術大学 上野校地
  藝祭2018 / 東京藝術大学 上野校地
2019 東京藝術大学卒業・修了作品展 / 東京都美術館
[受賞歴]
2017 久米桂一郎奨学金 受賞

藤野七帆

1997 横浜市生まれ
2018 東京藝術大学日本画専攻 入学
2021 同大学 在学
[受賞歴]
2020 第22回雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
  Gallery美の舎 学生選抜展 優秀賞
  第20回福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選
   
2021.3.30よりGallery美の舎にて個展「いつかの旅」開催予定

柳澤夏花

1997 群馬県生まれ
2017 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 入学
 
現在 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 四年在学

淵之上明日香 展  「発光」

2021年3月2日(火)〜7日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では32日より淵之上明日香展「発光」を開催いたします。皆様のご高覧をお待ちしております。

▍作者より

日常を見つめ、空間を切り取り、敷き詰める。
たよりない感情に支えられて、私が旅立っていく。
溶け合ったものから好きなものを見つけ出し、 名前をつけて、たくさんのものを閉じ込めてきた。
繰り返し繰り返し、いろんな人へと旅立った。
これからもきっとやっていける。
世界は決して暗くはない。いつでもどこでも光り輝く。

「動機」  2020 東京都板橋区撮影 インクジェットプリント

▍プロフィール

1989年  静岡県生まれ
2012   東京家政大学 家政学部 造形表現学科卒業 
2014   東京家政大学大学院 造形学専攻 修了 
2016年~ 東京家政大学 映像メディア研究室 期限付助教 
【個展】
2013 「はるいちばん」千駄木空間(千駄木) 
2013 「逆転」NNAアートギャラリー(成田国際空港)
2017 「パラダイム・シフト」弘重ギャラリー(恵比寿) 
2018 「ハートビート」Gallery美の舎(谷中)
2019 RoundaboutGallery美の舎(谷中)
2020年 「スロウ」Gallery美の舎(谷中)

 
【グループ展等】 
2018 middle union」文房堂ギャラリー(神田) 
2018 「東京家政大学版画分野研究制作展 pressing + printingGallery58(銀座)
2019  参加型企画展「DFG BOOK MARKET」デザインフェスタギャラリー(原宿)
ZINE
2019年 「conversation.
2020年 「いつかきっとうまくいく」

Gallery美の舎 企画グループ展 イマジナリー・アニマルズ

2021年2月17日(水)〜27日(土) ※22(月)、23(火祝)は休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶

動物をテーマに制作する幅広い年代の作家7名によるグループ展です。タイトルのイマジナリー・アニマルズは「想像により育まれた動物たち」という意味合いで名付けました。
彼らは、作家の分身かもしれないし、心の友かもしれない。
幸福の兆しかもしれないし、人間の運命を弄ぶトリックスターかもしれません。
油画・日本画・木彩画・木質粘土による立体作品などがギャラリーをにぎやかに彩ります。
多くの皆様のご高覧をお待ちしています。
 

▍参加作家 市川茉友子・及川美沙・長雪恵・小林大悟・澤田重人・柴田貴史・矢吹多歌子

市川茉友子

多摩美術大学絵画学科油画専攻4年
[個展]
2020.2 GALLERY b. TOKYO
2019.8 ギャラリー元町「bless」
2019.3 Gallery美の舎 「市川茉友子個展」
[個展]  
シェル美術賞2018 入選
Gallery美の舎学生選抜展2018 優秀賞

及川美沙

2012 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程 修了
   
2010 日展入選(以後6回入選)
2011 日春展入選(以後5回入選)
2012 全関西美術展 第1席
2015 ギャラリーへ行こう入選(同'17.19.20/数寄和/東京)
  国際交流総合展 京都府知事賞(以後毎年出品) 
2018 個展(生活あーと空間ぱるあーと/京都)
2019 SUIT×及川美沙二人展(ポルタギャラリー華/京都)
  京ちいさな宇宙展(同'20/ポルタギャラリー華/京都)
2020 京都日本画新展(美術館「えき」KYOTO/京都)

長  雪恵

多摩美術大学造形表現学部造形学科油画専攻卒業
[受賞歴]
2005 第20回国民文化祭・ふくい2005 文部科学大臣奨励賞
  世界堂「もうひとつのせかい YES展」 遠藤彰子賞
2006 第10回「新生展」 新生賞
2009 第12回岡本太郎現代芸術賞展 岡本敏子賞
  前橋アートコンペライブ2009 ミヤケマイ賞
2017 2017松濤美術館公募展 優秀賞
  SICF 18 石田尚志賞
2020 ギャラリーハウスMAYA【装画コンペvol.20】
  準・佐藤亜沙美賞
2020 萱アートコンペ2020 優秀賞
[入選]  
2014 ゲンビどこでも企画公募2014(広島市現代美術館) 入選
2015 コニカミノルタソーシャルデザインアワード2015 入選
  2015NIIGATAオフィスアートストリート 入選
2016 シェル美術賞2016 入選
2020 第217回ザ・チョイス(鈴木千佳子選) 入選 など
[展示]  
2010 岡本太郎の「いきもの」展に作品展示(岡本太郎記念館/東京)
2018 SICF受賞者展(スパイラル/東京) 
その他個展・グループ展など多数

小林大悟

1990 東京都生まれ
2014 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2017  アートコミュニケーター「とびらプロジェクト」三期修了
[個展]  
2020 「あらもの にこもの の だくだく」 日本茶喫茶/ギャラリー楽風(浦和,埼玉)
  「かしこの真似び(と、穴ぼこ)」 ギャラリー美の舎(根津,東京)
2018 「ハレとケのダンス」ギャラリー美の舎(根津,東京)
  「あくびなみだでやけどする」Japan Creative Arts Gallery(日本橋,東京)
2017 「部屋を飾る、人前も飾る」スターバックスコーヒー池袋明治通り店(池袋,東京)
2015 「Wonder Attic Room」日本茶喫茶・ギャラリー楽風(浦和,埼玉)
他、グループ展多数 
[主な受賞]
RUBIK'S CUBE 40 AWARD 最優秀賞
星野リゾート×AVEX CREATORS WALL 入選
萱アートコンペティション2020 奨励賞
数寄和ギャラリー主催 ギャラリーへ行こう2019,2020 入選
ポコラート全国公募vol.5,7,9 入選

澤田重人

1959 東京生まれ
武蔵野美術学園7年間 終了
講談社フェーマーズスクール 卒業
無所属 絵画、陶芸を主として活動中
 
1989 個展 紀伊国屋画廊(東京・新宿)
2003 個展 千駄木画廊(東京・千駄ヶ谷)
2004 個展 千駄木画廊(東京・千駄ヶ谷)
その他 展覧会多数出品

柴田貴史

1984 栃木県生まれ
2007 桜美林大学 国際学部 国際学科卒
[個展]
2013 柴田貴史 展( GALERIE SOL ,銀座 )
2015 柴田貴史 展( GALERIE SOL ,銀座 )
2017 柴田貴史 展(GALLERY ART POINT,銀座)
2018 柴田貴史 展(GALLERY ART POINT bis,銀座)
[受賞歴] 
2011 第75回 新制作展 入選(以後毎年)
2017 第81回 新制作展 絵画部賞 受賞
2018 第72回 栃木芸術祭美術展 奨励賞 受賞
2019 第83回 新制作展 損保ジャパン美術財団賞 受賞

矢吹多歌子

1995 多摩美術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
[個展]
1997 Oギャラリー(東京)
1998 Gallery jin (東京)2003、2004も同じ
2004 アートガーデン ギャラリーⅡ(岡山)
2014 Gallery ARK(神奈川)以後毎年
[グループ展・イベント] 
2010 「アニマート〜はがきサイズの小宇宙〜展」Gallery ARK(神奈川)以後毎年
2018 「第2回幸手アートさんぽ」幸手商店街で展示(埼玉)2019(第3回)も参加
2019 「裏千代田 ねこ日和 猫づくし展」
    SAN-AI GALLERY +contemporary art(東京)2020も参加
  「猫と猫たち展」 Gallery 美の舍 (東京)
2020 「創作和人形展」 ぎゃらりーぶんかとう(福岡)
  「2020東武絵画市」 東武百貨店 船橋店(千葉)
  「幸手駅改札口ギャラリー」 幸手駅改札口前に2ヶ月間展示(埼玉)
他多数  

▍真鍋由伽子 個展  「映画」

2021年2月2日(火)〜7日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では2月2日(火)より真鍋由伽子 個展「映画」を開催いたします。2020年ポーランド留学より帰国して初めての東京での個展です。映画をテーマとしたドローングと版画作品を展示いたします。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

 

”Pieles(Skins) / Eduardo Casanova” 映画のドローイング 麻紙に水彩

▍略歴

1994 年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒、同大学院版画研究室在籍。
歩いている、立ち止まっている、走っている、考えごとをしている、お喋りをしている、退屈している、悩んでいる、誰かと笑っている、生活のなかにあるそういった一つずつの瞬間と、そこにある名付けようのない感情を描く。
2016 年八犬堂賞受賞、2018 年宮田亮平奨学生、2019 年ERASMUS+ 奨学生。
EU の奨学金を受け、2019 年~2020 年Akademia Sztuk Pięknych im. Eugeniusza Gepperta 大学(ポーランド)へ留学。
 
2015 アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
2015 見参2015(伊藤忠青山アートスクエア)(八犬堂賞受賞)
2015 ジ・アートフェア+プリュス―ウルトラ(表参道スパイラル)
2016 アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
2016 アートアートアート(名古屋松坂屋)
2016 ART FAIR ASIA 福岡(ホテルオークラ福岡)
2016 見参2016(二子玉川アレーナホール)
2016 二人展LITTLE TALKS(八犬堂ギャラリー)
2017 アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
2017 個展 二月の展示(ぽえむ狛江南口店)
2017 二人展LITTLE TALKS Ⅱ(要町 藤香想)
2017 アートアートアート(名古屋松坂屋)
2017 次世代の主役たち(丸善・丸の内本店)
2018 アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
2018 アートフェア東京(東京国際フォーラム)
2018 個展 たたずむあの人(伊勢丹新宿店)
2018 Art Expo Malaysia(MATRADE クアラルンプール)
2018 個展 VOLCANO~火山とその麓をめぐるできごと~(麦小舎,北軽井沢)
2019 アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
2019 個展 Take a night walk(New Boy Coffee高崎)
2020 ERASMUS+ wystawa studentów semestru zimowego (ヴロツワフ,ポーランド)
2020 ONE WORLD:TOGETHER AT HOME(ヴロツワフ,ポーランド)
2020 個展 寒い国の話(ギャラリーシュタイネ長野)

▍波能かなみ 個展

2021年1月13日(水)〜23日(土)
※18日(月)、19日(火)休廊
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では2021年最初の展示として、弊廊では2度目となる波能かなみの個展を開催いたします。皆様のご来廊をお待ちしております。
 

▍個展に寄せて

波能かなみはモノタイプ・木版画をメインに作品を発表している作家です。和紙と水性絵の具がもたらす、柔らかな色彩と、有機的な面やアウトラインで描かれた女性像は波能の代表的な作品のひとつと言えるでしょう。
今回は“Time flies”と題して、過去のパーツ(過ぎた記憶や想像、妄想)、あるいは今も続いている思考を平らな面に描き収めます。
また、副題に“January Journey”を添え、従来の女性像をメインとした版画作品に加え、新しく日常の中で想起する妄想と現実から感じ入る風景、人物のドローイングも併せて発表いたします。平らな面に描かれるいくつものストーリーを、ぜひご高覧下さい。
 

”Clay girls_01”   2020   八切額320x260   洋紙にパステル

 ▍略歴

東京在住 武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業
東京芸術大学油絵学科版画研究室 修士課程 修了
 
【受賞歴】
2017 鹿沼市川上澄生美術館木版画大賞/奨励賞
2017 高知国際版画トリエンナーレ展/高知県立美術館賞
2017 アワガミ国際ミニプリント展/藤森 實賞
 
【個展】
2016 こころのす。/ 楽風ギャラリー
2018 まざると、ゆらぐ。ふれるとうつろう。/GALLERY美の舎
2019 5days/表参道画廊
2020 Girls in the paper./そうめい堂ギャラリー
 
【収蔵】
町田市立国際版画美術館 、鹿沼市川上澄生美術館
高知県立美術館、ユバスキュラ美術館
以上