▍辻󠄀 美保子 作品展 「家のかげ」

2022年5月17日(火)〜22日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月17日より辻󠄀 美保子 作品展「家のかげ」を開催いたします。
美の舎では初めての個展となります。皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

私の日常は父と母の日常の続きであり、父と母の日常もまた、祖父と祖父母の日常の続きです。同じように、家のひとつひとつが、住民にとって代替できない、日常の続きを内包しています。しかし、他人はそれを知り得ず、窓の外から想像することしかできません。
私は、想像するというテーマで家や百葉箱、カフェの作品を作りました。百葉箱は、周りの気温や湿度を計り、人が百葉箱の扉を開けて数値を測ります。それは言葉を通じて相手の内側にある気持ちを知ることに似ていると私は感じます。相手の気持ちというのも、言葉を交わさなければ、想像することしかできません。
カフェという場所は公共の場でありながら、他人の会話やリラックスした表情など個人的な光景が垣間見え、その人の事を想像できる空間でもあります。
作品をご覧になって、「中に何があるのかは知っているけど、実態はわからないもの」を想像して楽しんでいただければと思います。
 

▍プロフィール 

2017 武蔵野美術大学大学院 造形研究科 美術専攻 油絵コース 修了

【近年の展示歴・受賞歴】
[個展]
2021「窓の中」Gallery TK2(東京)
2020「口は扉」Gallery TK2(東京)

[グループ展]
2022「Gallery美の舎 公募展 猫と鳥たち」 Gallery美の舎(東京)
2021「真夏の夜の夢」Gallery TK2(東京)
2020「つくるひと×つかうひと×みるひと展 2020」Gallery 子の星(東京)
他多数

2022 第40回上野の森美術館大賞展 入選
2022 第19回アートギャラリーホーム展 入選

「夜の家」 2021年/キャンバス・油彩/S0(18×18cm)
「扉を開く時」
2021年/石粉粘土・アルキド絵具・ポリエステル樹脂/6.0×6.0×5.6cm

▍原澤亨輔 個展 『記憶の風景』

2022年5月24日(火)〜29日(日)
12:00~18:30 初日は13:00より。最終日は16:00まで
 

▍ご挨拶 

Gallery美の舎では5月24日(火)より原澤亨輔 個展 『記憶の風景』を開催いたします。
原澤は2021年美の舎 学生選抜展において優秀賞を受賞。今回はその特典として、ギャラリーのサポートを受けての個展開催となります。
皆様のご来廊をお待ちしています。
 

▍作家より

心の窓–昔訪れた場所、もう存在しない所など『記憶の風景』をテーマにする事が多い、もう存在しないのだが、私の記憶の中には存在していて景色から風景に変わる、そこに窓枠を掛けてあげることが私にとって作品を描く事なのだと思います。
1997年生まれの私は、SNS世代と称されることがあります。事実、私もSNSを使い作品発表をしています。現代はSNSの普及により個の情報が溢れかえり社会の価値、意味、軸が希薄になっています。このような希薄な社会は批判の対象になりがちで、私も前の作品ではこれらの事象に対して問題提起した作品を作っていました。
しかしながらその考えとは裏腹に希薄な社会を作品へ昇華すると、そこには感動を想起させる美しさがありました。それはまさに東京と言う都市そのものでした、生きる気力さえ希薄になった市民は無機質な都市に溶け合っていきます。
その感傷的なはかない美しさはわびさびや、無常の精神に通ずるものがあると考えます。
展示会ではその考察を軸に新たな展開として平面作品を発表したいと考えています。
 

▍プロフィール 

原澤亨輔 Kousuke Harasawa
東京藝術大学日本画科絵画専攻 修士1年在籍
1997 山形県生まれ
2018 東京藝術大学日本画専攻入学
2018 雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
2019 上野の森美術館大賞展 入選
2019 KENZAN 新生堂賞受賞
2019 ヤングアーティスト公募展 いい芽ふくら芽 入選
2019 WAKAZO パビリオン 出展
2020 安宅賞
2021 Gallery美の舎学生選抜展 優秀賞受賞
2022 サロン・ド・プランタン賞
2022 台東区長賞
2022 藝大アートフェス 2022 アートルネッサンス賞

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